ばあばの手習い

優雅に2人暮らしのはずが、中々世知がない生活。
それでも孫たちの訪問を喜び、日記代わりの雑記帳。

好天が続きます。

2015-04-27 | 日記

お日様はありがたいです

昔から「お天道様」と様付けでよばれますが、紫外線だけ除外すれば恩恵ばかりでは?

週末の2日間も、この恩恵にあずかりました。

が、どこかにお出かけって訳にも行かず、粛々と(今流行?)と用事をこなしました。

近くの農産直販所に出かけ、仏壇用のお花と分葱を買って来ました。

その直販所「とうもんの里」には、こんな物がありました。

毎年、藁を葺き替えています。

大根を干したりして、漬物用にしたりしていました。

子どもたちが、中に入ったりして遊んでいました。

 こんなきれいな花もありました・・・

 

私の実家もずっと藁屋根でしたが、小学生の頃に藁屋根にトタンが被りました。

外から見ますと、キラキラして綺麗になったな~と思った物でした。

でも中は全然変わらず、土間や上はすすけた柱や梁がむき出し、まだ覚えている物ですね~

末っ子の私が高校を卒業した年、やっと瓦の載った家を新築しました。

私だけその新しい家から、お嫁に行きました。

姉たちと良く言いますが、嫁に行って辛い事も、貧乏も我慢できたのは、実家が貧乏だったからだね~~と・・・・

子供の頃の生活からみれば、この生活は上等・・・

でも、育ちってやっぱり大人になっても出る物で、貧乏性とかは直らないですね。

友人と話していて「同じ貧乏でも、あなたと私の尺度がちがうわ~」と良く言いましたっけ

でも、忙しくても貧しくても、あの時代が1番良かったと、母は言います。

母は年とって、少し生活にゆとりが出ても、余暇の使い方を知らないんですよね。

昔の農家の人って、皆そうでしたものね。

そんな反面教師を見て、色~~なものに手を出して、遊び狂って居る私ですが

イマイチ、乗り切れない自分です

 

日曜日は、畑に行き夏野菜の下準備で、元肥を入れ畝だけ作って置きました。

家庭菜田園用の耕運機を、知り合いからお古を頂き使っていましたが

それが昨年壊れて直らず、新しく購入するのももったいない

我が家の畑は、国の重要文化財内にあるため、今まで売ることも家を立てることも出来ず

現状維持の規制がありました。

確かに固定資産税は免除でしたが、田舎の安い土地の固定資産税なんて微々たるもの。

それよりも、高齢者ばかりで管理していくのが大変になって来て、市での買い上げ要望が

沢山あったってことで、今土地の評価額が底値の時やっと腰を上げて、10年以内に買い上げが決まりました。

家庭菜園の小さな畑ですが、退職したらのんびり家庭菜園をやるには丁度良い広さ。

でも、年をとれば管理も大変だから、丁度いいといえばちょうど良かったか・・・・・

まっ、そんな訳で設備投資は出来ず、鍬と言う原始的な道具で耕しました。

父ちゃんは、腰を痛めたばかりで、手伝ってもらうには怖いし・・・・

白魚のような手?で鍬を持ち、頑張ってやってみましたが・・・・・所詮は素人、まあこんなもん

「どうせ、ハクビシン・いのしし・タヌキに食べられるから、作らなくていい」と、

父ちゃんは言いますが、それも、きゅうり・ナス・トマトくらいはやろうかと・・・・

まあ、食べるだけ採れればいいやって気持ちで、無理しない様にやります。

 

夕方、ご近所さんがわたしが好きだからと「蕗」を持って来てくれました。

綺麗な蕗です。夕食後に湯がいておきました。

土曜日の夜から、恒例の「金山寺納豆」をつくりましたので、お返しにおすそ分けしました。

毎年、待っていてくれる方がいますので、日曜日に届けて来ました。

 

結構沢山出来ますので、何件かにおすそ分けが出来ます。

今まだ野菜が高いですが、これから度々登場します。

あったかい白ご飯の上に載せて頂くと、素朴な味で美味しいでよ~~(手前味噌ですが・・)

ちょっぴり、ゆったりとした時間が流れた土日でした~~~

 

コメント (18)
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