S.Boy blog

いかに生きるか いかに撮るか

口下手

2009-07-10 | アマチュア写真家論
写真家がコメンテーターになったらダメだ。
淺井慎平氏を見ているとそう思う。
正統派コメンテーターなんて、だいたい嘘くさい。

昔の氏の写真、カリブ海とかを撮っていた頃の写真は良かった。
日曜の朝8時のワイドショーでコメントなんか言うようになったのが原因か
わからないが、氏の近作は全然つまらない。
(というか、ほんとに最近写真撮ってるのだろうか?)
下手に頭がよくて一流の学歴を持っていると、
こうなっちゃうのかなあ。
コメントするなら、もっと毒のある言葉がほしい。

写真は、頭で考えて撮ってもつまらない。
理屈っぽい写真、啓発的な写真は、
それはそれで役割があるのだけれど、
理論的なことはすっ飛ばして、
もっと直感的に表現したものが見たいのだけど。
だいたい、口が上手いアーティストなんて信用できないし。
私は口下手、だと思う。たぶん。

PHOTO:大阪・舞洲 Nikon D90