S.Boy blog

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キヤノンプリンタ・Pro9000の感想

2007-01-31 | 機材関係の話
ピクサスPro9000を購入して約2ヶ月になります。A4サイズで約60枚はプリントしたでしょうか。さらに年賀状も印刷したので稼働率はかなり高い状態でした。
ip9910からの移行でしたが、カラーに関しては特に違いを感じませんでした。というか、カラープリントはip9910でかなり高いレベルのプリントを出してくれていました。とくにフルオートでの出力に感心していました。私ごときがマニュアルで調整するより、暗めの写真も明るめの写真も、ほぼ狙いどおりに出てくれていました。その高い性能は当然引き継いでいるようです。

いちばんの注目はなんといってもモノクロ。以前、このPro9000で出力したモノクロが素晴らしいと報告しましたが、その感想は変わっていません。A4を1枚プリントするのに15分かかるのはちょっと難なのですが、今までの色転びが解消されたと思えば苦になりません。速くても青みがかって出力されたりすると意味ないですし。

そのモノクロ印刷ですが、紙によって仕上がりが変わるようです。やはり純正がいちばんと思われます。私はコストと仕上がりのバランスがよい理由でスーパーフォトペーパーをメインで使っていますが、先日フジの画彩・写真仕上げでは少し黄味がかりました。ピクトリコのベルベティでも黄味が出ました。純正のプロフォトペーパーはまだ試していませんが、今度購入して試そうと思っています。これは紙が、白度の低い設定、つまり少し黄味がかっているので興味津々です。


photo:南海・今宮戎駅 PENTAX K100D DA21mmF3.2AL