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S.Boy blog

いかに生きるか いかに撮るか

ささやかな表現活動

2011-03-04 | アマチュア写真家論
ギャラリーで写真を見ていると、自分もこんなふうに作品を創り発表したい衝動にかられる。
自分の足下を見れば、力量も含めいろんな条件が不足していることに気づく。
大きなことは難しいとしても、サラリーマンの傍らで、ささやかな表現活動は続けていこう。



GXRのススメ

2011-02-25 | アマチュア写真家論
香里園の巨匠、Aさんから
「イノウエさーん、GXRの28mmいいよ-。アナタ絶対気に入るよ。買いなさいよ-」
なんて勧められたら、欲しくなってしまいますよ。ただでさえ気になっていたのに。
街中スナップシューターにとってリコーカメラは特別だ。
いや、他のメーカーがスナップ表現にたいして怠慢なのかも。


森村氏のことば

2011-02-06 | アマチュア写真家論
森村泰昌氏の「なにものかへのレクイエム」展の紹介も兼ねて、産経新聞夕刊に氏のミニコラムが連載されている。先週ある日のテーマ「芸術は人を救えるか」についての印象的なことば。

「イデオロギー」は社会を変える事ができても、人は救えないと私は思った。ならば、芸術は人を救えるのか。結果は後生に委ねよう。芸術家はひたすら作品を作る他ないだろう。


この一文を読んだだけで、この展示がある兵庫県立美術館へ行かなければと思った。


iPadアプリ断念

2011-02-03 | アマチュア写真家論
iPadのアプリ、写真をベースにした簡単なものだが、自分で作ってみたいと思った。iアプリなら数百円という安価でミニ写真集が作れるのではないかというアイデア。調べてみると、どうやらMacのパソコンがないと作成できないらしい。うーん、残念。それと、本屋でもいろいろ読んでみたのだが、売れるアプリはiPHONEベースで、iPad専用ではそれほど売れないような気がした。しかし、表現の写真をあの小さい端末で見られるとしても、作る側としてイマイチ気合いが入らない。ケータイでは写真を送り出す側の意志とコンテンツが一致しない。まだまだ研究しなければ。

写真の新しい可能性

2011-02-01 | アマチュア写真家論
BLOGOSのサイトで、ネットで話題の方々が「ネットメディアでメシは食えるのか」をテーマに対談されている。
やはりというか、こういう著名な方がされても、ネットメディアはかなり苦しいことがわかる。ネットではコンテンツがタダというイメージが先行していて、ここで既存メディアをひっくり返す新しいパワーについては未知の領域のようだ。ただ、ニュースメインのメディアとは異なり、写真コンテンツ、とくに表現領域においては新しいことができるようなヒントがちりばめられているように感じた。具体的には、既存の紙媒体による写真集は大衆から少し離れていて高価だ。これを、もうちょっと身近なものにして価格も思い切った数字に設定すれば市場は開けそうな気がする。ただ、ブログ延長に私的日記の延長にあるような写真では難しいだろう。このあたりのターゲット設定や実現性を研究してみたいと思う。

とにかく撮る

2011-01-31 | アマチュア写真家論
最近、いくつかの写真展での作品や写真集を見て思ったこと。
あるテーマを徹底的に撮ること。誰がなんと言おうと、自分はコレだと思ったらとにかく撮るしかないんじゃないか。撮って撮って、それでもまだ撮ろうと思えば、そのテーマは少し望みがあるのかもしれない。
ここ数日で見た作品は、作家のメッセージがしっかり写し込まれているものだった。自分がその域に達するには、そうするしかないのだろう。

PHOTO:D7000

スナップの衝動

2011-01-23 | アマチュア写真家論
昨日のフォト合戦終了後、フォトコン誌の藤森編集長さんと写団くろねこの一部のメンバーとで、スナップ写真について座談会があり参加させてもらった。この話についてもどこかでフォトコンの記事になるかもしれないので楽しみである。
話ながらいろいろ考えていたのだけれど、スナップショットをもっともっと極めたいという強い思いが湧き上がってきた。スナップは決定的瞬間とか組み合わせの妙とか、社会性の反映と「型」を要求しないとか、とにかく写真のおもしろい要素が詰まっている。スナップは元来自由であり、表現の広がりは無限に違いない。自分と相性のよいカメラを持って、できるだけピュアな気持ちでシャッターを切りたい。器用にまとめようと思わず、失敗してもいいから新しい表現に貪欲に取り組んでいきたい。18階の窓越しに広がる梅田の街を見ながら、この街を24時間森羅万象撮りたいと思った。

PHOTO : D7000 & DX18-105mm

写真と社会性

2010-12-20 | アマチュア写真家論
毎月第3土曜日は写真クラブの例会の日。夜9時に終わってからは希望者だけで喫茶店に行き写真談義に花を咲かせる。毎回ほとんどのメンバーがそのまま茶店へなだれ込む。

さて先週末では写真に社会性を盛り込むことについて意見交換の会となった。写真表現としてそれは大切な要素であるのだけれど、あまりそれを意識しすぎると写真としておもしろくないものになってしまう。表現なので説明的であったり理屈っぽいことは評価を下げることになる。きれいなものをきれいに撮っただけでもつまらないし、そのあたりに写真家の力量が問われるのだ。

いまの日本の状況をどう写真に表現するか。テーマは遠大すぎて掴みにくいところもあるが、身近なところに素材は転がっていると思う。あとは、楽しみながら料理すればいいじゃないだろうか。

類友

2010-12-05 | アマチュア写真家論
本日もたくさんの方に写真展へ来ていただきました。どうもありがとうございました。


写真に捧げる熱意に感嘆した夜。
さらに、二足のわらじ生活にケリをつけたという知らせ。

類は友を呼ぶ。
情熱を持てば、同じ思いの人間が集まるんだと、
あらためて知らされた夜道は寒くても心地よかった。