ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

祝・トーゴ共和国独立記念日2016

2016-04-27 06:30:55 | アフリカ情勢
きょうは西アフリカ、トーゴ共和国の第56回目の建国記念日だ。トーゴ人の友人、そしてトーゴにゆかりのある友人たちに祝意を述べたいと思う。

トーゴ・・・笑顔の国を自称する国。太陽と海に溢れた国。のんびりしていて、降り立つとホッとする国。ンボテのトーゴのイメージだ。



ちょうど今、日本では半ば年中行事となった、トーゴ文化月間の最中。そして音楽界の大御所、キング・メンサーのコンサートツアーが行われているところだと思う。

トーゴ音楽で言えば、若い世代からはToofanが支持を得ている。ちょうどコートジボワールで開催されているアビジャン・マヌアバボ音楽祭(FEMUA)にも出場している。




リンと綿花以外、これといった産品のないトーゴ。しかし水深の深いロメ自治港を中心に、運輸交通のハブとして開発をかける。また地域の翼、Asky(アスカイ)航空はロメを本拠とする。

DJ機長~西アフリカ航空便のちょっとおもしろいMC

アフリカの航空事情・筋書きのないドラマ
前編
後編

さらにアフリカオリジンの大銀行へと飛躍しつつあるECOBANKもロメが本社だ。



政治面では、先代エヤデマ大統領から現職フォールまで、ニャシンベ一家が国の当地に就く。歴史において、人権や民主主義に関するこの国の姿勢に対して、国際社会はいつも寛容なわけではなかった。2015年の大統領選挙もモヤモヤの中、過ぎていったのいうのが実際のところ。野党幹部の逮捕や地方選挙の遅れなども懸念材料だ。野党指導者のジャン・ピエール・ファーブルは、今年の独立記念日の式典には出席しないとの意向を口にしている。

祝・トーゴ独立記念日!2015~大統領選挙に揺れる笑顔の国
【開票速報】トーゴ大統領選挙2015
【まとめ】トーゴ大統領選挙のその後

そしてこの選挙をめぐる一つの嫌疑。
ボロレ疑惑~仏系巨大ロジスティック企業にかかる嫌疑


雨季を迎えつつあるトーゴ。湿り気のある話題もあるが、人々の笑顔と太陽があふれる、カラッとした国であって欲しい。

(おわり)

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