先週は重たい話題が続いたので、そういうときはまたまた小噺、アフリカグッズねた。
大事にしていたパスポートカバー、なんと二つに裂けてしまったという話をこちらのブログで紹介した。
ンボテのアフリカコレクション(1)~あー!!大切にしていたパスポートカバーが!
♪とっても大事にしてたのに~
壊れて二つに裂けちゃった~
ど~しよ、パッパラパオ~
・・となってしまったのだ。「ぜひテープで補修して使い . . . 本文を読む
先般、コートジボワールのアビジャンを訪問した。ンボテはこの国とは深く因縁がある。コンゴ、セネガルに続く第三のアフリカのふるさとと思えるくらいだ。
※コートジボワールにまつわる記事はこちらからどうぞ。
特に2011年の「選挙後危機」。そしてそこからの安定化に至る道筋において、多くのコートジボワール人に情報、人脈などの面で支えてもらった。
その一人がコートジボワール有力紙、Fraternité . . . 本文を読む
奇しくもロングシリーズになった「パリを歩けば」。これまたある時のお話。
何かのキャンペーンでいいものをもらった。
'Buy Paris' Coupon de Remise 15€ !'
パリのシャルル・ド・ゴール空港で使える15ユーロクーポン。もう買うもの買っちゃったし、別に買いたいものもないし、どうしよっかなぁ、、、
そこで目に入ったのが
'Be Relax'
の文字 . . . 本文を読む
アフリカの犯罪をアフリカできちんと裁けるのか?アフリカの法治と不処罰についてこれまで4回にわたり考えてきた。そして前回は開廷とともにスタックしたイセーン・アブレ元チャド大統領のセネガル特別法廷 についてご紹介した。
第一話 不処罰とアフリカ
第二話 あすはわが身?
第三話 イセーヌ・アブレ元チャド大統領特別法廷(前編)
第四話 イセーヌ・アブレ元チャド大統領特別法廷(後編)
紛争や政争により蛮 . . . 本文を読む
これまで、アフリカと不処罰について外観した上で、ダカールに設けられた「アフリカ特別法廷」について述べてきた。
第一話 不処罰とアフリカ
第二話 あすはわが身?
第三話 イセーヌ・アブレ元チャド大統領特別法廷(前編)
これまで、カンボジア、レバノン、ユーゴスラビア、ルワンダ、シエラレオネなどで特別法廷が設置されてきた例があるが、いずれも国連の決議に基づくもの。これに対し、今回の公判はアフリカ連合 . . . 本文を読む
アフリカの犯罪をアフリカできちんと裁けるのか?なぜアフリカで裁かれないのか?不処罰と正義について考えている。
第一話 不処罰とアフリカ
第二話 あすはわが身?
そういった中、前回、アフリカにおける特別法廷、裁判がようやく日の目を見ようとしている、と結んだ。それは何か?・・・「アフリカ特別法廷」('Chambre africaine extraordinaire')。被告人、イセーヌ・アブレ元チ . . . 本文を読む
前回からスタートした新シリーズ、不処罰(impunité)の問題。アフリカの犯罪が、どうしてアフリカで裁かれないのか。アフリカで裁くことはできないのか?
アフリカにもこれまでアフリカ特別法廷の取り組みの事例がある。例えばルワンダ刑事特別法廷(TPIR)。国連安全保障理事会の決議によって1994年、タンザニアのアルーシャに開廷した。しかしこのようなケースはまだ多くはない。
前回の記事のとおり、2 . . . 本文を読む
希望の大陸、未来の大陸。アフリカのイメージや捉え方も少しづつ変わりつつあるが、残念ながらアフリカにはまだまだ多くの問題が残存しているのも現実だ。紛争を抱える国や地域。不法取引や暴力の横行。「暴力的過激主義」の伸長。脆弱性の中で、いまだ法による保護が届かない、悪が幅を利かせる地域もある。
アフリカにおいて暴力や悪が横行を続ける根源的要因。その原因の一つは、’impuinité’。日本語でいえば「処 . . . 本文を読む
昨日から連載シリーズ、パリ・カルチェ財団美術館で開催中のコンゴ現代美術展'Beauté Congo'のご紹介。
前回は70年代ザイールアートに鼻血するところまでご紹介した。
前編はこちら!
さて順路をもう少し進んでみよう。
◆キンシャサ未来予想図
◆フィルムスペースでは懐かしの70年代をトリビュート。萌える。
◆現代キンシャサアート。ウェラソンのサウンドが似合う。
◆ . . . 本文を読む
先日のパリ立ち寄り時。用務を済ませ、空港に向かうまで少しだけ時間があった。そうだ、パリに来たら、いまどうしても行きたい、いや、行かねばならぬところがあった。
いったいどこかといえば、、、ツウな諸氏はすでにピーン、とお気づきだと思うが、もちろんここだ。
'Beauté Congo 1926-2015~Kongo Kitoko' コンゴ現代美術展1926-2015
副題のKitokoは、リンガ . . . 本文を読む
独立記念日ラッシュのオオトリを務めるのはガボンだ。中部アフリカを語るのには外せない国だ。
でもマジメな話は過去記事に譲ってしまおう。
祝・ガボン独立記念日2013
で、きょうはかる~く、ガボントークを。実は独立記念日を前に、ガボン・ラブな人たちを集めて座談会ランチを開催した。パネラーは、元隊員OG、Rちゃん。現地滞在3年のYちゃん。そしてガボン取扱い勉強中のMくんとンボテの4人。名付けて、 . . . 本文を読む
きょう8月15日、日本では70年目の終戦記念日。中部アフリカ・コンゴ共和国では55回目の独立記念日だ。週末に臨時増刊でお届けしたい。
アフリカにはコンゴと名のつく国が二つほどある。このコンゴ共和国と、対岸に位置するコンゴ民主共和国。それぞれの首都、ブラザビルとキンシャサは、大河コンゴ川が分け隔てる。世界で最も近接する首都だ。そしてこの川が両国の歴史と運命を隔ててきた。
政治や歴史についてもこれ . . . 本文を読む
一昨日の前夜祭から始めた中央アフリカ祭り。本日は三回シリーズの完結編。
まだの方、こちらたかどうぞ!
前編 薄幸の独立55年史
中編 危機の進行
◆前途多難、それでも遅々として前進。
2014年1月、カトリーヌ・サンバ・バンザ女史の暫定大統領選出。その後、治安秩序の回復と、停戦に向けた各種取り組みが重ねられていくが、事態は前途多難。それでも暫定政権の努力と国際社会の支援を得て少しづつ前進した。 . . . 本文を読む
昨日、前夜祭から始めた中央アフリカ祭り。今日が本当の独立記念日だ。お祝いを申し上げるにはあまりに不幸な状況にあるが、前回に引き続き、この国で起きていることを書き下ろしてみたい。まだの方、ぜひ昨日の記事からどうぞ↓
前編 薄幸の55年史
◆武装勢力連合Séléka勢力による政変
2007年の和平合意は、第二期ボジゼ政権に入り、徐々に崩壊。2012年12月には内戦状態に舞い戻った。旧武装勢力の連合 . . . 本文を読む
アフリカ独立記念日シリーズが続いている。明日は中央アフリカ共和国の独立記念日である。ちょっとフライングだか、たくさん書きたいことがあるので中ア話をスタートしたい。
人口517万人、面積62.3平方キロを擁する内陸国。ダイヤモンド、ウランなどの豊富な地下資源を有するが、資源の呪いか、これまでも幾つかの記事で触れてきたように、典型的な「崩壊国家」となってしまった。
これまでもこの国の歴史や情勢につ . . . 本文を読む