※フランス映画祭連載は明日以降継続します。今日は特別な日なので。。。
ンボテ、ナビソ(みなさん、こんにちは)。
きょうはわがいとしのコンゴ民主共和国、55回目の独立記念日である。
(初代大統領ジョセフ・カサブブの銅像、キンシャサ市内にて)
この日を前後に、コンゴを母なる国とする友人たちからの連絡が頻繁となる。愛する祖国、コンゴの独立を祝って?!残念ながらその多くはそうではない。
この国の . . . 本文を読む
フランス大使館とアンスティチュ・フランセが主催する、恒例のフランス映画祭が今年もやってきた。
毎年、アフリカ映画も上映映画にセレクトにされるのだが、ンボテにとって今回の目玉は、何と言ってもワガドゥグ・アフリカ映画祭(Fespaco)、カンヌ映画祭で大きな話題を呼んだ'Timbuku'。そしてその監督、アブデラマン・シソコ監督の来日である。その映画上映と、シソコ監督によるトークセッションが、こ . . . 本文を読む
朝っぱらから下世話な話で失礼。きょうはこんな話題から。
トイレ大国日本。東京から見れば、あらゆる国がトイレ後進国だ。例えばこのブログでもしばしば登場するパリ。花の都でも街中のトイレにはとても不便だ。まず、公衆トイレというものがあまりない。電話ボックスを大げさにしたようなものも街中で見かけるが、トイレインフラは貧弱。
第一、ショッピングモールなどでもトイレの絶対数が足りない。そればかりか、男女 . . . 本文を読む
きのうも朝6時台にデスクに向かうと、そこではもうアフリカが動いていた。そしてきょうも、アフリカ満タンな一日が過ぎてゆく。
和平合意で「夜明け」を迎えたマリ。フランスのファビウス外相はバマコを訪れ、和平推進と治安への支援強化を約束。このまま明るい明日に向かっていくのだろうか?
お隣のニジェールからは、イスフ大統領が訪日。その直前、東南部のディファにボコハラムが攻撃、38名の市民が死亡。二回目に . . . 本文を読む
いつもご愛読、心から感謝です。最近、ンボテとこのブログについてのお問い合わせをいただいたので、少しこの場をお借りしてお答えを。
まず、このンボテブログ。相変わらずマニアックな記事が続いているが、この間、ある関係者から「あんなマニアックな話、だれか読んでいる人、いるの?!」などと聞かれた。
「もちろんですとも!!コートジボワールと中央アフリカの外交関係を気にしている人は全国で3人くらいいます。 . . . 本文を読む
少しご無沙汰であったアフリカビジネスのお話。
ここ数年、新しい事業開拓に積極的な企業の間で、アフリカ進出がホットなイシューとなってきた。そしてその拠点はヨハネスブルグであり、ナイロビであり、はたまたドバイという風潮があった。
そんな中、19日に在京フランス大使館開かれたセミナーがこちら。
「フランス、アフリカ市場への拠点セミナー」(在京フランス大使館ホームページへ)
いわく、「アフリカに投 . . . 本文を読む
6月18日(金)、在京カメルーン大使館が主催する国家統一記念日レセプションが開催された。ンボテもお邪魔してきた。
カメルーンの国家統一記念日は5月20日、ちなみに独立記念日は1月1日だ。ふつうアフリカの国のナショナルデーは独立記念日に開かれるのが一般的。なぜ統一記念日に?
それはカメルーンという国の成り立ちに起因する。詳しくはこちらを。
祝・カメルーン共和国統一記念日(1)~ナショナルデーの . . . 本文を読む
きょうはただのつぶやき。
最近のアフリカ、あまりに多くの重要事件が起こりすぎている。このブログでも掘り下げたいものがありすぎて、手がつかないくらい。
マリ。継続していたアルジェプロセス、20日に主要武装勢力のプラットフォームCMAが和平合意に署名するという。武装解除や政府内部への北部代表配置など、現実的には難しい多くの合意事項を含むこととなったが、とにもかくにも、一歩前に踏み出す大きな進展だ . . . 本文を読む
暦通りであればきょう6月18日、ムスリムの多くがラマダン入りを迎える。これから長くも敬虔な1ヶ月を送ることになるのだ。
(セネガル・ダカールのワカム浜に立つモスク)
ンボテの関係国では、ニジェールのイスフ大統領が本日18日より訪日される。なんでも大統領は訪日中もラマダンを続けるという。コーランの教えによれば、ラマダンは旅行者には免除されると聞くが、さすがはイスラム教が多数を占め、また熱心な教 . . . 本文を読む
昨日は、夜にまつわるエトセトラと題して、アフリカの夜について寄せられた先人のことばをご紹介した。
先人のことば・・・長老が尊敬されるアフリカにおいて、先人のことばはことさら含蓄深いものだ。だから、未熟なンボテはスピーチをする時や、アフリカ人との交渉ごとには、自然とアフリカのことわざを引用することが多くなる。こちらが言いたい主張の説得力、いや浸透圧が上がるのだ。
そんな中でンボテお気に入りの本 . . . 本文を読む
きょうは朝っぱらから夜のお話。
いつもアフリカ情勢を刻々と伝えてくれるフランス国際ラジオ放送(RFI)。しばしば、ツイッターやフェイスブックで気の利いた、またはホッとするようなつぶやきでフォローワーに語りかける。
先日のフェイスブックには、こんな話題がアップされていた。
「あなたにとって、夜とは?」
Comment est votre nuit ?
夜にまつわる名言が並ぶ。
「夜にはネ . . . 本文を読む
先日、東京・麹町にあるセルバンテス文化センターに併設されるスペイン・バル「メゾン・セルバンテス」で、エンリケ・アソレイ・ブレイ在京スペイン公使の送別レセプションが開かれ、ンボテも参加してきた。
なぜンボテが呼ばれたかって?
それは、スペイン公使の次の任地が、アフリカだからだ。赴任が決まってから、知人のつてで、ぜひ中部アフリカについて詳しい人と話がしたい、とのことで、ンボテとのつながりが生 . . . 本文を読む
さあ、フランス語のお時間ですよ~!?動詞の活用を勉強しましょう!
とあるアフリカ人から、おもしろいフランス語の動詞活用を教えてもらいました。
*voter / vɔ-te ヴォテ / 投票する
je vote (私は投票する)
tu votes(あなたは投票する)
il vote (彼は投票する)
nous votons(私たちは投票する)
vous vote . . . 本文を読む
思いつきで始めたシリーズ「アフリカケータイ事情」。
前回、第二話「SMS愛の略語」で出題したクイズ、思いのほかたくさんの方からLINEやメール、フェイスブックなどで「わかりました~」という反応をいただきました。簡単でしたか~?
答えはこちら↓↓その他の略語とともにどうぞ!
①ctdは、'C'est à dire.'(つまり)。
②dakは、'D'accord . . . 本文を読む
思いつきで始めたシリーズ「アフリカケータイ事情」。先日は第一話「しつこいワン切り、そのわけは?」をアップした。
その中でも触れたが、ケータイ料金は一般のアフリカの人にとってまだまだ高いもの。そこで多用されるのがSMS、いわゆる「ショートメール」だ。
いまではアフリカでは欠かせないコミュニケーションツール。業務連絡も、愛の告白もショートメール。政治的な脅迫も横行し、政府がSMS使用を禁止すること . . . 本文を読む