ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

「え?アフリカにエアバスA380?」エールフランス・アビジャン便で運航~アフリカの航空事情(10)

2014-01-31 07:30:43 | アフリカビジネス
アフリカとエールフランス。ンボテにとっても関心のトピックであるが、今日はビッグニュースというか、ビックリニュース。 かの超大型機、エアバスA380型機。1月29日、コートジボワールのアビジャンに始めて着陸した。 (エールフランスのA380型機。でかい!) 運航はもちろんエールフランス。なんでも、フランス語圏のアフリカでは初めて、アフリカ全体では南アフリカについで二番目ということだ。実は昨 . . . 本文を読む

中央アフリカ情勢アップデート~闇の奥で何が起きているのか?

2014-01-30 07:30:17 | アフリカ情勢
中央アフリカ情勢が動きつつある。なかなかまとまった情報が少なく、特に日本語での入手はなかなか困難だ。 ンボテがこれまで外電やアフリカ、フランスの関係者から得た情報から、クロノロジーをまとめてみた。大体の動きがお分かりいただければ幸いである。 (中央アフリカ情勢を報じるJeune Afrique) ◆中央アフリカ共和国情勢 (ンボテメモ) 要旨 ○中央アフリカ共和国では2012年 . . . 本文を読む

作品募集!写真展『日本人が見たトーゴ』~在京大使館からのお知らせ

2014-01-30 07:30:00 | イベント情報ほか
今日もまたまたイベント情報。先般、トーゴ新聞の記事(前編、後編~折り込み広告)でご案内したとおり、目下売り出し中?のトーゴ。在京大使館より、『写真展~日本人が見たトーゴ』への作品募集、そして巡回写真展開催を希望する団体の募集のご案内をいただいた。さすがは詩人、ボジョナ臨時代理大使、アートで攻めてくる笑。 イベント概要はこのメールの末尾↓↓のとおり。写真の作品応募は、トーゴに行ったことのある人、自 . . . 本文を読む

映画評「パリ、ただよう花」~薄汚れたもう一つのパリの素性

2014-01-29 07:30:02 | アフリカ映画
今日は多くの会社が採用している定時退社の水曜日。ということで、固い話題は一休みして、エンタメ情報。お届けするのは厳密にはアフリカネタではないが、画評をひとつ。 「パリ、ただよう花」 原題'Love and Bruises'、2011年中国・フランス、ロウ・イエ監督、UPLINK配給、フランス語・中国語(日本語字幕) (あらすじ) かつての恋人を追って北京から渡仏、パリに留学にやってきた花(ホ . . . 本文を読む

2/6(木)ビジネスセミナー「日本企業のアフリカ展開と北アフリカ・サヘル情勢」

2014-01-29 07:30:00 | アフリカビジネス
アルジェリア・イナメナス事件から一年あまり。昨日のアップ記事に続き、サヘル情勢に関するイベント情報。本日はビジネスセミナー版。 セミナー:日本企業のアフリカ展開と北アフリカ・サヘル情勢 2014年2月6日(木) 13時30分~16時30分 ジェトロ本部(東京) 5階 展示場 (港区赤坂1-12-32 アーク森ビル) このセミナー、ジェトロ・JICAが主催、経済産業省後援のもと、アフリカ、新 . . . 本文を読む

アフリカの公用語とフランス語(2)~フランコフォン、アフロフォン

2014-01-28 07:30:30 | フランス語
きのうの記事に引き続き、「アフリカの公用語とフランス語」第二回。 前回はアフリカの半分、もしくはそれ以上の国が仏語をベースとする国。こことしっかりつながらずして、アフリカとの関係強化はあり得ないのではないか、という話をした。きょうはこの続きの話。アフリカの公用語、行政言語としてのフランス語について掘り下げてみたい。 周知の通り、以前の宗主国、言い換えればフランス(もしくはベルギー)により普及さ . . . 本文を読む

1/30(木)公開シンポジウム「サハラ地域におけるイスラーム急進派の活動と資源紛争の研究」

2014-01-28 07:30:14 | イベント情報ほか
アルジェリア、イナメナスの事件から約一年。そんな時節の1月30日(木)に、北アフリカ、サヘル情勢に関する公開シンポジウムが開催される。 このシンポジウム、日本国際問題研究所が主催するもの。一年間、「サハラ地域におけるイスラーム急進派の活動と資源紛争の研究」と題する研究会を重ねてきた。ンボテはその重要参考人?、いやそれではまるで犯罪者だ、リソースパーソン程度にしておこう、とにかくご一緒させていただ . . . 本文を読む

アフリカの公用語とフランス語(1)~仏語大陸アフリカ

2014-01-27 07:30:30 | フランス語
私はこれまでフランス語圏アフリカにどっぷり浸かり、オタクに追求してきた。自称、「仏族」だ。そういった意味で、アフリカにおける仏語圏への関心はひとしおだ。想いを綴ったエッセイ、『仏語圏へのいざない』を先般アップさせていただいた(→前編、後編)。 現在、アフリカの国数は54。時折「うち仏語の国は何カ国ですか?」といったご質問を頂くが、公用語、行政言語の定義はなかなか難しい。 (写真:アフリカの仏 . . . 本文を読む

西アフリカの動物事情(1)~ライオン編

2014-01-26 07:30:30 | ぶらぶらアフリカ論
先日、こちらの記事でアフリカを写した動物写真家、前川貴行氏の写真展のご案内をさせていただいた。それにちなんで、というわけではないが、きょうから西アフリカの動物事情シリーズを少々。 よく一般の方に「アフリカのイメージ」をお聞きすると、だいたい「ライオン!」「キリン!」 「象!」という答えが返ってくる。 (こんな感じ。写真:(c)Kevin Pluck) しかしそれはアフリカでもサファリパー . . . 本文を読む

2/18(火)『トンブクトゥのウッドストック』シネマ&トーク(2)~予告編

2014-01-25 07:30:58 | アフリカ映画
こちらの記事で告知させていただいたンボテ飯村プロデュース、シネマ&トーク『トンブクトゥのウッドストック』。ンボテが昨年初見した映画の中では最高の作、というのはマリ萌えすぎだろうか? この音楽祭、もし開催されているとすれば、ちょうどこの時期のはずだった。砂漠の気候とは程遠いクソ寒い時期に、ンボテがこの映画をあえて選定したのはそういう意味が込められている。この映画上映で、砂漠の音楽祭を追体験し、 . . . 本文を読む

遅読みJeune Afrique No.2767~コンゴ民主共和国・カビラ、2016年を待ちながら

2014-01-25 07:30:30 | アフリカ情勢
恒例『遅読みJeune Afrique』、2767号(1/19-25)。今週も表紙の数々があるが、何と言ってもサブサハラ版。新年初の中綴じ特集「LE PLUS」は、萌え上がるコンゴ特集。きょうはコンゴ関連、全ての記事の見出しを特別に掲載しよう。 ◆カビラ 2016年を待ちながら コンゴ民主共和国 目覚めの時 ~野党との対話、経済改革、教育・・・ ジョセフ・カビラ・カバンゲ(大統領)、イニ . . . 本文を読む

AMP MUSIC梅本優香里さんをお迎えして(2)~新春アフリカぶらぶらトーク

2014-01-24 07:30:53 | アフリカ音楽・アート・文化
先日、AMP MUSICを主催する梅本優香里さんと新年会?を、とある東京・k町のワインバーで、ひっそりと開催した。 梅本さんはアフリカビジネスパートナーズの方でご存知の方も多いと思うが、きょうはカルチャーがテーマ。アフリカのインディーズ音楽を世界で販売するAMPミュージック。以前、8月にもこのブログで、梅本さんと意見を交わしたトークをご紹介した(→アフリカと音楽とフーフーの熱い夕べ~AMP . . . 本文を読む

リクナビ「アフリカ勤務のための特別求人ニュース」~今、「働く」に熱い国へ。

2014-01-23 07:30:47 | アフリカキャリア論
アフリカ、きてる。 本日のアフリカビジネス情報。人材大手のリクナビがいよいよアフリカを特集し始めた。 リクナビ【今、「働く」に熱い国へ。アフリカ勤務のための特別求人ニュース】 いわく。 1993年以降約10年間、日本政府が主導し国連、国連開発計画(UNDP)、アフリカ連合委員会(AUC)及び世界銀行と共同で開催している、アフリカ開発をテーマとした国際会議、TICAD。2013年6月に開 . . . 本文を読む

コンゴとベルギー(後編)

2014-01-23 07:30:30 | アフリカ情勢
昨日のトピックの続き、「コンゴとベルギー」、後編である。 私が日本に帰国した翌年、初めて迎えた2010年6月30日。コンゴ独立50周年の記念すべき日だった。 職場で仕事をしていると、ある同僚が私に駆け寄ってきて声をかけた。 「下で何か黒い人が集まって、デモを行なっているぞ。何かあったのか?」 わたしの職場の隣には在京ベルギー大使館。ピ~ンときた。コンゴ人に違いない。 (写真:在京ベルギー大 . . . 本文を読む

コンゴとベルギー(前編)

2014-01-22 07:30:30 | アフリカ情勢
先週末、二日間にわたりコンゴ民主共和国の英雄記念日が続き、このンボテブログでも特集した(L.D.カビラ、パトリス・ルムンバ)。ここで少しコンゴと旧宗主国たるベルギーとの関係について見て行きたい。 先日、とあるコンゴ人関係者に、当方で新たにコンゴに関わることになった同僚を紹介しにいった時の話。この同僚がブルキナファソでの駐在経験があると紹介すると、彼はこういった。 「そうか、ブルキナファソは仏 . . . 本文を読む