アフリカの大問題は、ちゃんとした選挙の実施。これはあるアフリカ人との選挙トークをした時の話。
ンボテ「選挙では票の買収なんて噂があるけど、実際はどうなんだい?!?」
A氏「もちろんあるさ。日常茶飯事だ。」
ンボテ「でもどんなふうに?!」
A氏「候補者が俺に投票してくれって、そのままカネをわたしてくる。集会とか、街頭行脚で出会った時とか。」
ンボテ「え?相場はいくら?!」
A氏「1 . . . 本文を読む
アフリカで暮らしていると、いやでも色々な国民性が目につく。いちいち行動の違いにお国柄が出る。
「人には個性があるんだから、国籍で判断するのは正しくない!」という正論もわかるが、事実としてその傾向はかなり色濃い笑。少なくとも星座や血液型よりは当たっている気がするし、これが外国人コミュニティでも面白おかしくネタとなる。
例えば、当地コートジボワールで開かれた会議での話。さすがにきょうの会議には . . . 本文を読む
いつもお邪魔するアビジャンの大きなショッピングモール。通り抜けのホールで、こんな展示が行われていた。
アフリカの独立の歴史をを支えた偉人たち
ホールにはたくさんのポートレートが。これ、全部写真じゃなくて、絵画である。
まず当地コートジボワールの建国の父、ウフェ・ボワニ初代大統領。カリスマの裏には'Françafrique'を支えた影も。
こちらはセネガルの初代大統領で文豪、レオポルト・ . . . 本文を読む
6月7日、ベナンのオルリアン・アベノンシ外務大臣は、フランスに渡航して一週間以上帰国をみないパトリス・タロン大統領について「パリに滞在して、健康診断を受診しているところ」と述べた。AFP通信が報じている。
実はこの大統領の不在問題、ベナンではちょっとした話題になってきた。6日の外交団と政府の間の対話の場で、アベノンシ外相は、「大統領は決して慌てて国を後にしたわけではない。彼は病気ではなく、健康。 . . . 本文を読む
とある人のスピーチで紹介されたアネクドート(寓話?)。名付けて「マリの失業者」。
ここは西アフリカ、マリ。青年は仕事を探していた。働き口の話があるたびにチャレンジした。
ある時はパン屋の募集に応募したが、断られた。
「お前には経験がない。」
またある時はスーパーの店員の募集に応募したが、断られた。
「お前には経験がない。」
仕事がもらえないのだから、経験があるはずがない。不遇の青年。
. . . 本文を読む
バレンタインデーのきょう。アフリカのバレンタインデー事情も、どこかしおらしいところがあるなぁ、なんて感じているのだが↓
アフリカのバレンタインデー事情
そんな中で、とてもゲンキンなお話。
当地地元メディア、イボワール・マタン紙(ivoire matin)。ある日の《笑える?笑えない?》のコーナーにこんな記事が。
「男のあやし方、女の愛し方」
いわく。
男のあやし法。
1. 一定範囲で . . . 本文を読む
きょうは、あるところで目にしたアフリカの寓話についてご紹介してみたい。
むかしむかし、あるところに王様が住んでいました。王様は歳をとってきたので、10人の息子のいずれか一人に王位を継承しようと考えました。
そして王様は10人の息子たちを集めると、こう言いました。「息子たちよ、これから王様になるためのテストをする。その結果で、だれをわたしの後継者とするか、決めることにしたい。これからトウモロコ . . . 本文を読む
どうでもいいシリーズ、まさかのハプニング。前回はカメルーン発でこんなネタをご紹介したが↓
祝・カメルーン統一記念日、そしてまさかのハプニング
今日もこの手のどうでもいいお話。
コンゴ民主共和国・大統領車両がぬかるみでスタック
RDC: La voiture de Président embouée(Abidjan.show)
コンゴ民主共和国、カビラ大統領の乗った大統領車両が泥道のぬかる . . . 本文を読む
訪問中のとあるアフリカの国。ンボテはアフリカ人運転手の横で助手席に座り、地方を移動していた。
ある時、ベットボトルの水や飲み干して、空になったボトルをドリンクホルダーに戻すと、運転手がンボテに尋ねる。
「このボトル、いらないのか?」
ンボテ「ああ、もういらない。何処かで処分する。」
すると運転手は窓を開けるとおもむろにそのボトルを窓の外に投げ捨てた。いわゆる「ポイ捨て」っていうヤツだ。
ンボ . . . 本文を読む
すこし熱い話題が続いていたので、まいどバカバカしい小話を一つ。
ある時、西アフリカの人とお食事をしていた時、「こわい動物」の話になった。
話の発端はンボテがしていたネクタイ。プレゼントでいただいた大切な、みみずく?フクロウ?のネクタイだ。
これをみて、アフリカ人側から「これは鳥か何かか?」
わたしの語彙にはhibouとchouetteがあったが、生物学的な違いは区別していなかった。「h . . . 本文を読む
ユルすぎるレストラン伝説、ふたたび。
先日訪問したマリのバマコ。夕食にとあるベトナム料理に立ち寄った。ンボテが出入りを繰り返している頃から知られた、まあまあおいしいお店。久々の再訪だった。
そしてメニューがでてくる。
メニューをみていると、食後のスイーツがとっても充実!女性陣もさることながら、甘いものと女性が苦手のンボテでも目が引かれる。
なぜかって、そのデザートの名は、ズバリ'F . . . 本文を読む
ある日の昼下がり。ここは西アフリカ、とある場所。はっきりは言えないが、Cートジボワール国。首都Yムスクロウとしておこう。
街中の、とあるレストランに立ち寄った。
(とあるレストラン)
このお店、絵に描いたように見事、、、だった。え?どんな風にって?こんな風に。。。↓
ユルすぎるレストラン
店に入る。席に着く。焦らされたあと、気だるくメニューをもってくる若いウェイトレス。もちろん笑顔はな . . . 本文を読む
先日、過去記事「アフリカ三面記事ハイライト」でふれた、開発の深刻な課題を抱えつつ、なぜかほほえましいニジェール。
とある現地関係者から聞いた伝説。わたしはこの目でその報道をみていないので、真偽のほどはわからないが、こういうことがまことしやかに言われるのがニジェールかな、とも思う小噺をご紹介。
干ばつと日照りに喘ぐニジェール。
ある日の新聞の見出し。
「閣僚が動いた」
どんな政策が打ち出される . . . 本文を読む
昨日はアフリカ情勢について、かなり固メの記事(→「アフリカ情勢ハイライト★(5/1)」)だったので、きょうはちょっとユル目に、アフリカらしい話題を。
名付けて「アフリカ三面記事ハイライト?!」。
◆ボツワナ大統領襲撃される?!
また政治ネタか、と思いきや。襲ったのは「ヒョウ」だ。
AFP通信によれば、南部アフリカに位置するボツワナ、イワン・カーマ大統領が、野生動物保護に関する軍の研修施設を . . . 本文を読む
休日だし、ちょっとユルめに西アフリカのレストランばなし。
だいたい国境を超えて、全地域的にやる気がない。これは都市伝説ならぬ、アフリカ伝説。
待ってもこない。呼んでもこない。急いでいる時こそこない。けだるい時間がすぎていく。緩慢な動作がさらに時の進めを遅らせる。
やっときたメニュー表。おいしそうなチョイスが並ぶ。しかし。これもヤナパ(Il n'y en a pas.=ない、の意味)、あれもヤ . . . 本文を読む