きょうはコンゴ民主共和国の第57回目の独立記念日である。コンゴの関係諸氏に本来なら祝意を言うべき日ながら、果たしてコンゴの現状は建国を祝う状況にあるのだろうか。そんな話を毎年この日に綴っている。
(Lokoleyacongo.comより)
アフリカで唯一、時差のある巨大な国。半世紀余の独立、和平プロセス終結から10年。首都キンシャサでは復興と開発が進み、経済が動く。しかし大統領任期問題で . . . 本文を読む
雨季の続く西アフリカ、ギニア湾岸。マラリアの季節でもある。
みなさんのところ、大丈夫??
あるナースちゃんから、「マラリア、大丈夫ですかぁ?」と、こんなリンクの記事が送られてきた。
ステキナース研究所
アフリカからの患者さま|マンガ・患者さまは外国人【3】
(つづきは上のリンク先からみてね!)
10年も前、今後のキンシャサに赴任していた頃の話。知人がマラリアにかかってしまった。しかも . . . 本文を読む
朝の連続ドラマ小説(?!)「コートジボワールの政局」第三話。
少女マンガではないが、まずは前回までのあらすじを。ワタラ大統領、3年半の任期をまだ残しつつ、すでに2020年大統領選挙の話題が飛び交うコートジボワールの政局。
政界の重鎮、コートジボワール民主党(PDCI: Parti démocratique de Côte d’Ivoire)指導者のアンリ・コナン・ベディエ元大統領が、先週号のJ . . . 本文を読む
当地コートジボワールの政局、第二話。ワタラ大統領、3年半の任期をまだ残しつつ、すでに2020年大統領選挙の話題が飛び交うコートジボワール。
政界の重鎮、コートジボワール民主党(PDCI: Parti démocratique de Côte d’Ivoire)指導者のアンリ・コナン・ベディエ元大統領が、先週号のJeune Afrique誌のインタビューで「2020年の大統領選挙には、大統領与党連 . . . 本文を読む
3年半の任期をまだ残しつつ、すでに2020年大統領選挙の話題が飛び交うコートジボワール。
政界の重鎮、コートジボワール民主党(PDCI: Parti démocratique de Côte d’Ivoire)指導者のアンリ・コナン・ベディエ元大統領は、Jeune Afrique誌2945号の取材に答え、「2020年の大統領選挙には、与党連合としてPDCIが候補者を出す」と述べ、反響を呼んでいる . . . 本文を読む
当地はただいま6月24日(土)。先月末、「5月27日」から29日目の夜を迎え、国中が固唾を飲んで宣言を待っている。
ただいま夜の20時半。果たしてラマダンは今夜明けるのか。明日はコリテの祭りとなるのかどうか。
隣国のブルキナファソ、ギニア、そしてトーゴはすでにラマダン明けを明日25日と発表。しかし、わがコートジボワールではまだ発表がない。当地アビジャンでは、ココディ地区にあるリビエラ・ゴル . . . 本文を読む
世界で生活費が最も高い都市はどこ?いろいろな調査機関が毎年ランキングを発表している。
例えばおなじみ、英国初の高級紙'The Economiste'では、「世界で生活費の最も高い都市」として、こんなランキングとなっている。
1位 シンガポール
2位 香港
3位 チューリッヒ
4位 東京
5位 大阪
6位 ソウル
7位 パリ
8位 ジュネーヴ
9位 ニューヨーク
10位 コペンハーゲン
まあ、 . . . 本文を読む
Jeune Afrique誌で面白い連載が続いているのだが、その中でもちょっと目を惹くキワドいトピックが。
仰天!ガボンのアリ・ボンゴ大統領が若き日にファンク・アルバムをリリースしていた!(←※注: 女性セブン風)
À 18 ans, Ali Bongo Ondimba enregistre un album de funk(Jeune Afriqueウェブサイト)
記事によれば、アルバム . . . 本文を読む
混乱が続くマリ、サヘル。テロとの戦いが続く。
6月21日、国連安全保障理事会は、サヘル5カ国によるアフリカ合同軍(G5 Sahel)に対する対ジハーディスト部隊展開を承認する決議を、理事国15カ国の全会一致で採択した。
サヘル5カ国とはブルキナファソ、マリ、モーリタニア、ニジェール、チャド。これらの国によって構成される対テロ共同作戦部隊が'G5 Sahel'である。決議は'G5 Sahel'に . . . 本文を読む
毎年、乾季の終わりから浮きの初めにかけてのこの時期、話題になる物騒な風物詩の季節がやってくる。
農耕民と放牧民の衝突。
農耕民と放牧民
第五話 ニジェールで農耕民と放牧民が衝突
第六話 「混ぜるなキケン?!」季節の変わり目にご用心
外電情報が伝えるところによると、17日(土)、マリ中部、ブルキナファソ国境に近いコロという町の近郊で、伝統的な農耕民のドゴン族と、放牧を主とするプール族の衝突が . . . 本文を読む
昨日、速報でお伝えしたマリ・バマコ郊外の観光施設、キャンプマン襲撃テロ事件。
マリ・バマコ郊外でテロ襲撃事件発生か
パリ、シャンゼリゼのテロ事件でさらに注目度が薄いが、外電には続報が続いている。ニュースを眺めている限りにおいて、マリ、サヘルにとって極めて大きな曲がり角にきているとも危惧される事件だ。
まず事件の被害について。ソースにより揺れがあるが、サリフ・トラオレ内務大臣の公式発表によれば . . . 本文を読む
当地時間18日(日)、マリのバマコ近郊で欧米関係者が頻繁に出入りする保養施設への襲撃が進行している。これまでにフランス人1名を含む2名の死者、数名の重軽傷者が確認されている。また3人の欧米人と4人のマリ人が解放された、とも報じられている。
事件が起きたのは、バマコ近郊に位置するカンガバ・キャンプマン。保養施設でロッジやプール、スポルティブな活動が楽しめる複合施設で、マリ人はもちろん、欧米人も頻繁 . . . 本文を読む
西アフリカから希望の大陸ヨーロッパを目指す移民たちの長い旅路。サハラ砂漠を渡る過酷な旅は、ニジェールのアガデズからスタートする。砂漠の過酷な気候、地中海を渡る危険な航路に加え、中継地点でのマフィアによるゲットー世界、そして案内人の砂漠の真ん中での脅迫など、障害物レースはどこまでも悲惨だ。そのリアルな現実は、過去2回にわたってご紹介して来た。
移民たちのニジェール・アガデス
第一話 希望への扉か、 . . . 本文を読む
西アフリカからヨーロッパを目指す移民たちの長い旅路。ニジェールのアガデズからアルジェリアのタマンラッセを経由、モロッコ領からつながるスペイン領のメリリャを目指すルート。はたまた、サルバドール隘路を通過し、リビアのフェザーン地方から地中海を目指すルート。いずれも砂漠の過酷な気候とともに、中継地点での国籍別の利権で仕切られたゲットー世界があることを前回お話しした。
(国連資料より、ニジェールの真ん中 . . . 本文を読む
6月14日(水)、当地コートジボワール・アビジャンに日本から大事な訪問者が。到着はエールフランスAF520便の予定だった。
アビジャンにはパリから1日2便のエールフランス便が就航している。1便は直行便でなんとエアバスA380型機。かの「二階建て」が常に満席でやってくる。もう1便は、途中の経由がある便。週の半分はブルキナファソのワガドゥグ経由。もう半分はマリのバマコ経由便だ。
AF520便はバマ . . . 本文を読む