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ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

アフリカの海岸にも押し寄せるプラスチックゴミ問題

2018-12-08 18:00:19 | アフリカ紀行
青い海、白い砂。ここコートジボワールの海岸は、とてもきれいな白き砂で覆われたビーチが続く。一歩一歩足を進めるごとにキュッ、キュッと鳴る、いわゆる「鳴き砂」。素晴らしい自然の恵み。



しかし世界的に注目されている海のプラスチックゴミ問題。このギニア湾岸にも大量に押し寄せている。周期の長い、エネルギーを持ったうねりは、沖合でゴミの群れをまとめ、ビーチに大量の浮遊物を打ち上げる。そして引き潮となれば、ビーチはゴミだらけ。沖に出ればなおさら、その漂流物の密度に愕然とする。



「見ろよ、このゴミ。全部アビジャンから来てるんだぜ!」とロコボーイズ。

有機物の散乱するビーチに、南国リゾート気分は一気に冷める。

経済成長著しいアフリカ。生活水準の向上と人口圧は、消費文化を加速させる。しかしアフリカにはそもそもゴミの回収システムがない。プラスチックごみのリサイクルシステムは言わずもがな。



心ある小さな投資家たちはこの問題に取り組み味めつつあるが、残念ながら大きな社会の動きには繋がっていない。まだまだ環境にお金を払うほどには、経済も人々の意識も高まっていないのが現実だ。

しかし小さなアクションは胎動しつつある。海をきれいにしよう。自然を取り戻そう。マクロの効果より、意識とアクションが大切だ。ンボテもちょこっとした貢献。


今日アフリカに身を置き、環境問題を哲学させられる日々が続く。

(おわり)

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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懐かしい風景? (身の大)
2018-12-11 00:25:41
あーーー、中学時代のバケーションスポット、INAGEの人工海浜も、当時はプラゴミプカプカでした。
どこまでも同じ深さのドロついた海水。まとわりつくプラゴミ。
あれからン年後のI海浜公園は、夕暮れに愛犬散歩、マリンスポーツもジョグも似合う、洒落たスポットです。
きっとそちらの海も、オサレっな未来があるはず!
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Re:懐かしい風景? (ンボテ)
2018-12-29 04:24:56
身の大さん
いつもありがとうございます。アフリカにはオサレ空間もいいですが、まずは本来の美しい自然に戻って欲しいところです。当の地元のアフリカ人たちも、それを高く望んでいます。海はつながっている、まずは私たちから!
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