ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

アフリカのニュースを届けたくて〜フランス国際ラジオ放送(RFI)ローラン・サドゥ氏逝去

2017-03-31 14:30:21 | アフリカ情勢
アフリカ情勢理解の三種の神器、とンボテが呼んでいる三つのメディア。中でも最主要媒体はフランス国際ラジオ放送(RFI)だ。とくに朝のAfrique matin、お昼どきのAfrique midi、そして夕方のAfrique soirは、アフリカ関係者必聴のニュースが流れる、貴重な30分。 そのAfrique Midi を長く担当したRFIのキャスター、おなじみローラン・サドゥ(Laurent Sa . . . 本文を読む

初の女性白バイ隊員誕生!

2017-03-30 14:30:54 | ぶらぶらアフリカ論
憧れの職業の1つ、日本でいうと「白バイ隊員」。こちらコートジボワールでは「モタール」(motard)と呼ばれる。 このたび、5人の女性白バイ隊員が誕生した。6ヶ月の訓練を経て白バイ隊員の成功をつかんだ。 「これはで男性に独占されてきた職種でも、女性が十分に任務を果たしうることを示した。」と国家警察長官。 映像ではパイロンをジグザグに超えていく女性白バイ隊員たちの姿が。でもちょっとぎこちない . . . 本文を読む

寓話?「マリの失業者」

2017-03-29 07:30:16 | アフリカ伝説
とある人のスピーチで紹介されたアネクドート(寓話?)。名付けて「マリの失業者」。 ここは西アフリカ、マリ。青年は仕事を探していた。働き口の話があるたびにチャレンジした。 ある時はパン屋の募集に応募したが、断られた。 「お前には経験がない。」 またある時はスーパーの店員の募集に応募したが、断られた。 「お前には経験がない。」 仕事がもらえないのだから、経験があるはずがない。不遇の青年。 . . . 本文を読む

コートジボワールのビール事情(3)〜業界絵図に異状あり!

2017-03-28 07:30:11 | アフリカごはんとビール
コートジボワールのビール事情、第三話。百花繚乱に花咲く、というほどではないかもしれないが、コートジボワールのビールチョイスは多い。その裏側では、二大ブラッスリーによるいわば「ビール戦争」が勃発している。1つはカステル・グループの老舗、ソリブラ社。もう1つは新鋭、ハイネケン・CFAO連合によるブラジボワール社。 (前回までのお話) 第一話 百花繚乱のブランド 第二話 勃発・ビール戦争?! ビー . . . 本文を読む

コートジボワールのビール事情(2)〜勃発・ビール戦争?!

2017-03-27 07:30:06 | アフリカごはんとビール
昨日からご紹介しているコートジボワール・ビール事情について。7つのトラディショナルなマークに加え、3つの別の銘柄がある、と述べた。いささか大げさながら、百花繚乱のビール文化だ。 第一話 百花繚乱の銘柄 さて「あと3つ」と述べた銘柄。1つは、その名も'Number One'(ナンバーワン)。 2つ目は、'Gold 5.5'というブランド。 この2つは、この絵を見てもわかるように「兄弟ブラン . . . 本文を読む

コートジボワールのビール事情(1)〜百花繚乱の銘柄

2017-03-26 08:00:25 | アフリカごはんとビール
これまでもビールシリーズを繰り返してきたこのンボテブログ。当地、コートジボワールの事情についても触れてみたい。 当地のあるアフリカビジネス関係者の言。 「いまのアフリカビジネスで失敗しない投資分野を知っているかい?ビールだよ。」 ええ?そうなの? 「そりゃそうだよ。人口が増える、所得が増える、ビールが小さな贅沢となりうる人口が増える、飲酒文化がだんだん根付く。」 とにかく市場は拡大一本調子な . . . 本文を読む

思い出のスケッチアルバム〜マンガ'Aya de Yopougon'特別号

2017-03-25 08:30:08 | アフリカおすすめ本
日本ではいわゆる卒業シーズン、3月はお別れの季節。春なのに、涙がこぼれます。 あ、失礼。当地は常夏。 しかし別れはつきもの。 当地からも日本人コミュニティに別れを告げる人が少なからずいます。 そんな人にお送りしているのがンボテセレクションの思い出の一品。 こちら、おなじみ当地の人気マンガ、アニメの'Aya de Yopougon'. でもこの本、レギュラーものの第●巻、のシリーズでは . . . 本文を読む

ブルキナファソでまたもテロ!?〜「想定訓練でパニック」の巻

2017-03-24 14:30:11 | アフリカ情勢
オルリー空港、ロンドン・・またヨーロッパ方面でテロの動きが。西アフリカでもブルキナファソ、コートジボワールでのジハーディストによるテロから1年が経過。みんな治安が気になっているこの頃。 そんな中、ブルキナファソでこんなニュースが。 「あ!テロだ!!」いやいや、これ訓練です (Kouaci.comほか) 報じられている情報をまとめてみた。 事件(?)は、ブルキナファソの首都、ワガドゥグの中心 . . . 本文を読む

ステキなお宿〜ぼくのアフリカ

2017-03-23 14:30:44 | アフリカ紀行
コートジボワール中北部、第二の都市ブアケ。そのはずれにある、質素ながら、アフロ・ツーリスティックなお気に入りのお宿。 いらっしゃい。 お部屋はこちら。 宿泊客にはシカさんと、 カメさんも笑。 緑あふれる空間。 ブアケからのご案内でした! Hôtel Mon Afrik Bouake (おしまい) . . . 本文を読む

ウランはどこへ?!〜ニジェール「ウランゲート」スキャンダル

2017-03-22 15:00:07 | アフリカ情勢
砂漠の国ニジェール、その奥深くに眠る資源はウラン。フランス原子力大手、アレバ社は、アルリット鉱山の利権を長年にわたって確保してきた。2010年にはイスラム武装勢力マグレブのアルカイダ(AQMI)が7人を拉致、誘拐。2013年にはMUJAOが自爆テロを実施するなど、ターゲットにもなってきた。それでもこの鉱山を手放すことはない。 「そもそもウランは誰のもの?」ニジェールではこんな議論が繰り広げられて . . . 本文を読む

その後のエボラ危機〜エボラを生き抜いたある医師の手記

2017-03-21 14:30:19 | アフリカ情勢
2014年から16年頃まで、西アフリカで猛威を振るったエボラ危機。ンボテもこの問題にリアルタイムに携わってきた。 (関連記事) 終わったエボラのお話?!~WHOが「国際的な公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を解除 しかし、いつしか国際社会の話題から消え去ってしまった。 そんな中、3月16日のJeune Afrique誌は、現場のリアルを伝える、ある人の手記を掲載している。 エボラサバイバ . . . 本文を読む

西アフリカ中央銀行(BCEAO)が仏系オランジュの域外送金サービスに停止命令

2017-03-20 14:30:57 | アフリカビジネス
西アフリカ通貨同盟(UEMOA)の中央銀行、西アフリカ中央銀行(BECEAO)は3月11日、携帯電話最王手、仏系のオランジュに対し、送金サービスOrange Moneyの域外、特にフランスとの間のサービス停止を命じた。すでに、利用者のレベルでは、フランスとの間の金銭取引が効かなくなっている。 オランジュグループは2016年3月から、コートジボワール、セネガル、マリの三カ国で送金サービス業を開 . . . 本文を読む

砂漠のブルース・ティナリウェン、新アルバムをリリース〜トゥアレグの魂が語る旋律

2017-03-19 10:00:20 | アフリカ音楽・アート・文化
トゥアレグのアイデンティティと魂が語る砂漠のブルース、ティナリウェン(Tinariwen)。雄大なサヘルの地を住処とするトゥアレグ族、彼らはそのカルチャーの旗手となってきた。エレキギターに重なり合う伝統的なサハラの旋律は、どこまでも深く胸に響き渡る。 ちょうど三年ほど前、ンボテブログでもご紹介させていただいた。 マリ・砂漠のブルース「エンマー~灼熱の風」('Emmaar' Tinariwen) . . . 本文を読む

追悼式の異変〜グランバッサン襲撃テロ一周年追悼式

2017-03-18 17:30:54 | アフリカ情勢
先日の記事でも述べたとおり、3月13日、当地コートジボワールは喪に服す一日となった。昨年のグランバッサン海岸リゾート襲撃テロから一年。政府は事件発生の12:45に1黙祷を捧げるよう呼びかけた。ンボテの職場でも哀悼の1分間を捧げた。 事件現場のグランバッサンでは、政府主催の公式追悼式が行われた。 ところが、この追悼式の様子が変だったと、こちらの外国人コミュニティで話題になった。 知人によ . . . 本文を読む

憂鬱なお引越し?!国際カカオ機関(ICCO)がアビジャンへ(2)〜カカオショックがやってくる

2017-03-17 15:00:49 | アフリカ情勢
憂鬱なお引越し?!国際カカオ機関(ICCO)がアビジャンお引越しの話、第2話。 まだの方、ぜひ第1話からご覧ください! 第1話 消費国から生産国へ 1973年の設立から、44年にわたりロンドンに本拠を構えてきた国際カカオ機関(Organisation internationale du cacao: ICCO)が、コートジボワールのアビジャンへ戻って来ることになった。 そのお祭りムードの中、 . . . 本文を読む