訪問中のとあるアフリカの国。ンボテはアフリカ人運転手の横で助手席に座り、地方を移動していた。
ある時、ベットボトルの水や飲み干して、空になったボトルをドリンクホルダーに戻すと、運転手がンボテに尋ねる。
「このボトル、いらないのか?」
ンボテ「ああ、もういらない。何処かで処分する。」
すると運転手は窓を開けるとおもむろにそのボトルを窓の外に投げ捨てた。いわゆる「ポイ捨て」っていうヤツだ。
ンボ . . . 本文を読む
昨日7月28日、ムスリムの多くがラマダン明けを迎えた。西アフリカではコリテと呼ばれていた。この前夜、突然(というよりはまあみんな織り込み済みなのだが)、当局によりラマダン明けの休日が宣言され、コリテのお祭りとなる。あるものは遠く里に帰り、あるものは数ある親戚を訪ね。イスラムの影響が濃いところでは、仕事がほとんどすべてストップする。
ンボテも現在、アフリカに来ているが、きょうが突然、ラマダン明けの . . . 本文を読む
出先のため、二日ほどネット環境にいなかった。アップが遅れ、ご期待の皆様にはお詫び申し上げたい。
さて、以前こちら↓
『ポップアフリカ700』~アフリカポップミュージックの教科書
の記事でご紹介した、萩原和也氏の名著、アフリカンポップスの教科書。絶版を惜しんでいたところ、なんとこのたび、バージョンアップしてここに最登場!!
いわく。
「世界に類を見ない、アフリカ音楽ガイドの決定版!」し . . . 本文を読む
現地時間23日から24日未明にかけての深夜、少なくとも116人の乗員乗客とともにサハラ砂漠の南縁に消えたアルジェリア航空機。未だ多くのことがわかっていない。マレーシア航空機の撃墜の直後、また推定事故現場の地政学的意味から、様々な憶測を呼ぶ。
Jeune Afriqueは、24日のウェブサイトの記事で「アルジェリア航空: AH5017便の墜落を巡る五つの疑問」('Air Algérie : cin . . . 本文を読む
今月22日に迎えたガンビア、ヤヒヤ・ジャメ体制20周年。大統領の独裁と気まぐれに揺れる20年でもあった。前回に引き続き、この様子を伝えるRFIの記事をご紹介中。(※まだ未読の方は是非前号からご覧ください!)
では続きを見ていこう。
「確かにガンビアは小さな国だ。しかし国際社会はこの現実に目を向けるべきだし、支援行うべきだ」先の元閣僚の弁。「資産の凍結、旅行の禁止・・・我々は国際社会の制裁を . . . 本文を読む
このブログでもたびたび登場し、隠れたフォロワーの多いネタ、ガンビア話。ヤヒヤ・ジャメ大統領の独裁と気まぐれに揺れる国。
(「ガンビアという国」シリーズ)
第一話 迷走国家
第二話 二つのチャームポイント
第三話 公用語の英語を廃止?!
第四話 セネガル国境を封鎖?!
第五話 セネガル国境封鎖を解除?!
先日22日、ガンビアはヤヒヤ・ジャメ大統領が政権について20年の記念すべき日(かどうかは? . . . 本文を読む
うっかりご案内タイミングを逃してしまっていたのだが、恒例、トーゴ新聞2014年5-6月号がアップされている。今回は特にトーゴ投資情報が中心。6/13(金)に大阪でトーゴ共和国ビジネスセミナーが開催されたタイミングにもあわせての情報提供。新しくなった関税法、鉱業、農業等に焦点を当てている。
(クリックするとFacebook記事にとびます↓)
広報に積極的なトーゴ大使館、現在は関西地方を攻めてい . . . 本文を読む
このテーマ、全くの消費者目線で笑。
毎朝お世話になるスターバックス。最近のお気に入りはKATI KATIブレンド。
「KATI KATI」は、スワヒリ語圏の方にはおなじみかもしれないが、「~の間に」という意味だそう。スターバックスのホームページによれば、
このコーヒーが東アフリカのエチオピアとケニアの2カ国で生産されたということ、また、ケニア産コーヒーのシトラスやスパイス感とエチオピア産 . . . 本文を読む
日本では連休の中日、久々に音楽ネタをお一つ。
先般、このページでも音楽業界の知人から、イチオシプッシュのあったコンゴ人ミュージシャン「ジュピター&オクウェス・インターナショナル」をご紹介した。
先鋭のコンゴビート~ジュピター&オクウェス・インターナショナル(JUPITER & OKWESS INTERNATIONAL )
この夏、彼らが来日する。
まずは8月22日~24日まで富山開催さ . . . 本文を読む
7月17日から2日間の日程で、ブルキナファソのブレーズ・コンパオレ大統領が、ギニアを訪問。両国友好と、治安、経済、社会など広範な協力関係の強化が狙いだ。
(Nouvelles de Guinéeサイトより)
この二カ国にはここ数年、強い絆が築かれた。
崇高な理念を掲げて1958年に独立したギニア。しかし現実は政治的安定も民主主義も訪れを知らなかったギニア。セク・トゥーレ、ランサナ・コンテと . . . 本文を読む
7月14日、フランス革命記念日に際して書き綴っているアフリカとフランスの関係。アフリカについていつも語っているンボテ、どうしても勢い「フランス独立記念日」と綴ってしまう。笑
前回の記事で、この記念日がアフリカとも無関係でないイミのある日で、今年もこの日を挟んでいつくかの大きい動きが見られたとお話しした。
中でも二つを取り上げてお話ししている。一つはマリ「サーバル作戦」の終了、テロとの戦い「バル . . . 本文を読む
現地時間の一昨日、15日18時半~19時の間に、ブルキナファソの首都ワガドゥグで爆発が発生、4名が死亡、38名が負傷した。
昨日、爆発の第一報をフランス国際ラジオ放送(RFI)で耳にした時、事件性を帯びたものではないといいな、と、少し嫌な憶測がよぎった。
その後、Jeune Afrique誌に報道によれば、当局は公式見解として「この爆発は爆発物の保管庫で発生したもので、爆弾テロの憶測には当たら . . . 本文を読む
昨日の記事でお知らせしたとおり、きのうは7月14日。’14 juillet’(キャトルズ・ジュイエ)、つまりフランス革命記念日であった。
祝・フランス革命記念日~14 juilletに思うアフリカとフランス
例年、アフリカとも無関係でないイミのある日だ。今年の革命記念日とて例外ではなかった。いくつかの動きの中でも、ンボテ的に気になる二つの話題を取り上げ、お話ししてみたい。一つはサヘルに対する . . . 本文を読む
昨日は7月14日。そう14 juillet(キャトルズ・ジュイエ)、フランスの建国記念日だった。一見関係なさそうだが、フランスの建国記念日、毎年アフリカからもしっかり注目が注がれる。そして全仏語圏アフリカ的にパレードの様子が実況生中継される。この様子は昨年のこの日にアップした「祝・フランス建国記念日~14 juilletに見るアフリカとフランス」で詳述している。
昨年は、マリのサーバル作戦によ . . . 本文を読む
ワールドカップブラジル大会は、劇的なドイツの優勝で幕を閉じた。一方のアフリカ勢。振るわなかった代表をめぐる問題について、仏系テレビのTV5 Mondeがまとめた記事を通じてご紹介してきた(→第一話、第二話)。今回は最終回。
ワールドカップ2014
アフリカチーム、重い帰路の足どり
Football/Mondial 2014 : dur retour à la réalité pour cert . . . 本文を読む