連日お伝えしているマリの大統領選挙、さらにここまでの途中経過、続報としてお伝えしたい。
◆主要国の反応
フランス、EU、米など主要国は、選挙が平和、平穏の中挙行されたことを一様に高く評価。仏はオランド大統領、エロ―首相、ル・ドリアン国防相がそろってコメント。選挙を平和裏に進めたマリ国民への賞賛とともに、仏の主導が成功裏に進んだことを一様に評価した。
EUはルイ・ミッシェル監視ミッション代表が「 . . . 本文を読む
7/28(日)に投票が行われたマリの大統領選挙(→期日前の記事はこちら)。様子が報道や外電情報などから明らかになってきた。どうにかこうにか投票は終えられたが、色々課題も報じられている。ここで、報道から読みとれる今回の選挙の主な要点を紹介してみたい。
◆おおむね平和裏に進行、大きな混乱なく終了
さまざまな観察、報告があるが、報道の傾向をまとめれば、選挙は「おおむね」平和裏に、大きな衝突なく進行した . . . 本文を読む
恒例「遅読みJeune Afrique」、JAの表紙が複数バージョンあることにはいつも触れてきたが(→「遅読みJeune Afrique」No.2732及びNo.2738)、このたび先日アップしたNo.2741(7/21-27号)について、中部アフリカのC民主共和国のフォロワーの方より別バージョン表紙写真を頂いた。また西アフリカ沿岸のB共和国からも、サブサハラ版表紙についてのコメント書き込みを、い . . . 本文を読む
曲折を経て、マリの大統領選挙をきょう迎える。ンボテも10年の単位でサヘル地域やマリという国を見てきた。今日に至るまでのクロノロジーはあまりに非劇的で、悔やまれる。
(マリでのフィールド調査。2006年、西部・ケニエバ州にて。)
120万人の選挙人登録未了、難民・国内避難民の扱い、北部での衝突や誘拐事件など、選挙の実施には難局があったが、ここまでのところ、取りあえずなんとか投票にこぎ着けそうだ . . . 本文を読む
恒例「遅読みJeune Afrique」、7/21-27号のご紹介です!
今週は記録的遅さ、何と金曜到着。これではニュース性が、、、今週は発売とともに、アフリカのCTNではアチェケ娘が買いに走り、すっかり遅れをとったし、、、なんていいつつ、どうしても読みやすい紙で欲しいンボテ。じっと耐えるのだった。
では主な見出し記事のチェックといきたい。
◆表紙
18ページ特番 もう一つのモロッコ? . . . 本文を読む
きょうは土曜日、ンボテにとって、久々のユルユル休日モード。ということで、軽くいきたいと思う。
これまで「アフリカと中国」を全9回シリーズでお届けしたが、フォロワーの方から、記事を書きながら食べ続けたトウショウメンについて、紹介して欲しいとのリクエストをいただいた。
そこで、「アフリカと中国~番外編」として、ンボテ喰ひログ、トウショウメン評価をお送りしたい。
なんだ、アフリカじゃないじゃん、と . . . 本文を読む
ニッポンの夏、緊張の夏?!
ということで、ンボテ★飯村、芸能活動?!強化月間がスタート。
7月28日(日)はマリの大統領選挙、第一回目の投票日。同日のNHK国際放送ラジオ「ラジオ・ジャパン」フランス語放送では、サヘル・サハラ情勢に関してンボテのインタビューが放送されます!
インタビューでは、サヘル情勢、マリの選挙、今後の展望、そして日本は?、ンボテがフランス語で熱く語ります!
視聴は二つの . . . 本文を読む
前々回、前回と、フランス建国記念日、’Le 14 juillet’(ル・キャトーズ・ジュイエ)にみるサヘル情勢ということで、パレードからアフリカ情勢を読みほどいてみた。
そして前記事の末尾に蛇足といったのは・・・こちら。パレードがよくわかる蛇足、日本のパレードについて。
実は日本でもこのようなパレードが恒例として行われている。それは「自衛隊観閲式」という行事だ。自衛隊記念日の11月1日前後に開 . . . 本文を読む
少しマニアックな記事、『フランス建国記念日、’Le 14 juillet’(ル・キャトーズ・ジュイエ)に見るサヘル情勢』を書き進めている。
前回はパレードの開始から、栄誉礼、観閲飛行と続き、そしていよいよ分列行進に移る、というところ。
これからンボテ解説のもと、引き続き徒歩行進のパレードを見ていこう。名付けて『パレードの歩き方』、あ、失礼、それではパレードそのものだ、『パレードの見方』。
. . . 本文を読む
先般、フランス建国記念日~14 juillet(キャトルズ・ジュイエ)についてお話しさせていただいた。
私はぜひ記念式典の様子を生中継で見たいと思っていた。今回の14 juilletの式典では、マリ軍、サバール作戦に参加した仏軍、チャド軍、マリ支援国際ミッション(MISMA)に参加した12のアフリカの軍、国連マリ安定化ミッション(MISMA)などが「凱旋」する。また介入に参加したラファール、ミラ . . . 本文を読む
このシリーズも9回目を迎えた。さすがにこれだけ夕食にトウショウメンがつづくことに健康面での危惧が芽生える笑。ということで、そろそろまとめに入ってみようと思う。
わたしは政治学者でも、研究者でもジャーナリストでもない。中西部アフリカを仕事のフィールドとする実務屋だ。そこに深い洞察もアカデミズムもない。だが9回に及ぶエッセイは、実務者、生活者の視点から眺めたアフリカと中国の一面は素人なりに捉えてい . . . 本文を読む
シリーズ「アフリカと中国」も第八話まできた。そしてきょうもトウショウメンは続く。
さて、前回まで、三回にわたりコンゴ民主共和国における「コントラ・シノワ」についてお話をした(→前編、中編、後編)。きょうは一般的な話に戻って、現地で実際「目に見える」中国の話をしたいと思う。
中国は存在感をアピールするため、だいたいどこの国でもお決まりのアプローチを使う。例えば目に見えやすい施設の建設。スタジアム . . . 本文を読む
アフリカと中国、第七話。前回は、「コントラ・シノワ」の衝撃、そして現場にもたらした様々な意味でのマグニチュードについてお話をした。
特にコンゴにとっての最重要課題の一つであるインフラ。従来、政府を取りまとめてきたインフラ・公共工事・復興省(ITPR)とは別に、大統領府の中に、直轄の「大規模工事局」(Bureau de Grands Travaux)なるものが設置された話に及んだ。既存の計画を差し . . . 本文を読む
このブログですでに二度ほど話題にしているしているセネガル査証手続き(→その1、その2)。しばらく放置だったのですが、相変わらずアクセスが多いようですので、ここで一度、最新情報をまとめておきたいと思います。ただし、システムが導入されて間もないので、制度が急遽変更される場合もありますので、必ずホームページなどで確認を行なって手続きを進めてくださいね。
<セネガル生体認証入国査証取得手続き>
1.査 . . . 本文を読む
アフリカと中国を書き始めてはや6回。書き進めるためにはトウショウメンを食べ続けなければならない。きょうは神●町の、とある目につきにくい中華料理店へ、とある中国に詳しい事情通にご同伴いただいた。特別注文のトウショウメン。そしてアフリカと中国の話も、濃く進められた。
前回は、コンゴの歴史の中で、中国がどのように関わりを増してきたか、レビューした。そして2007年に締結された、中・コ投資・借款契約、 . . . 本文を読む