安っぽいタイトルで誠に恐縮だが(汗)、第五回アフリカ開発会議(TICAD V)を前に、いよいよホスト側の日本でもアフリカ熱を帯びてきた!
横浜市内の駅は、あらゆるところにTICADのポスター、そしてアフリカの展示。そしてイベントが続々である。
すでにお知らせさせていただいているとおり、5/11(土)~12(日)は横浜赤れんが倉庫を舞台に、アフリカン・ファスタがやってくる。私もお邪魔して盛り上げて . . . 本文を読む
「アフリカの航空事情」第二弾、ちょっとディープに、エール・フランスのアフリカ便について。
ヨーロッパから仏語圏アフリカのフライトはエール・フランスのほぼ独占だ。これが高止まりを招いているとの批判があるが、確実、快適にアフリカとヨーロッパを結ぶ。
エールフランスのダイヤは、パリをでた飛行機がアフリカで旅客を乗降させ、そして再びパリに戻って来る時間が朝6時になるように逆算して組まれている。
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回を追うごとに異常なまでの盛り上がりを見せているアフリカン・フェスタ。今年はTICAD V(第五回アフリカ開発会議)を前に、5月11日(土)~12日(日)に、横浜赤レンガ倉庫で行われる。音楽あり、映画あり、アフリカご飯ありと、関東近県のアフリカ萌えの方は足をお運びいただくだけの価値のある大イベントだ。
その中で、5月12日(日)13:00-、「なんとかしなきゃプロジェクト」が主催するイベントで、 . . . 本文を読む
きょう、4月27日はトーゴ共和国の53回目の独立記念日だ。トーゴ国民に敬意を表して、わたしなりのトーゴ観を。
トーゴが有史に登場するのは15-16世紀頃。それまで先住民が住み、王国が栄えてきたと言われる地域に、ポルトガル人が渡来。宣教、奴隷貿易がスタートする。
その後、ドイツが入植し、1884年のベルリン植民地再分割会議により、ドイツ領となる。1919年、ドイツが連合国に敗れると、国際連盟 . . . 本文を読む
わたしは在仏歴が長くない。少しばかり南仏にいたが、パリは冷たい感じがして好きにはなれない。しかしパリにはもう一つのアフリカ世界がある。ゆえに惹かれる。
わたし自身のコンセプトは、「フランスのことは嫌いなのに憧れるアフリカ人」ということにしている。
なので本場フランスで話されているフランス語はあまりよく知らない。アフリカ表現が標準だと思っている。
そこで、あまりフランスでは耳にしないと言われる . . . 本文を読む
毎週月曜日に発刊のJeune Afrique、4/21-27号が、4日遅れで、いまさらパリから届きました。
主な記事は、以下のとおりです。
・セネガル、ワッド事件簿
・カメルーン-ナイジェリア、亡霊の脅威
・経済:結局常勝のボロレ
・インフラ熱は続くか?
・マリに展開するチャド軍、密着ルポ
・綴じ込み~再建に向かうマリ
※Jeune Afriqueについては、「仏語圏アフリカを知るためのメディ . . . 本文を読む
先日、アフリカは「西高東低」だと、愛情半分、本音半分で愚直に語ったが、きょうは別の面での西高東低について述べてみたい。
「西高」といっても、高いのはニーズであり、リスクだ。
中西部のアフリカが荒れている。マリ、サヘルの情勢はよく報じられるようになったのでご存知の方も多いだろう。また近日、仏語メディアである意味マリ危機以上に報じられているのが、中央アフリカ共和国情勢だ。そして根が深い大湖地方、 . . . 本文を読む
きょうはちょっと軽めに、日本不適応失敗談、第三弾。
◆タクシー
一時帰国中の話。
手をあげて流しのタクシーを止める。外から運転席に近づき、窓越しに行き先を伝え、交渉をはじめようとする私。怪訝な顔で答える運転手さん。「うち、白タクじゃないよ」。
手でドアを開け乗り込み、自分でドアを締める。しかも閉まらないのが普通と、力任せに「バタン!!」。
運転手さん、青い顔で「ドア、こちらでやりますから。っ . . . 本文を読む
アフリカ人とディープに仕事を重ね、自分の中で芽生えてきた、アフリカ人とのお仕事のひけつ。これが真実かはわからないが、わたし的には心でわかっとくと腹が立たない。うまくいく。アフリカの友人に心より愛をこめて。
(写真:ただいま交渉中!コンゴ民主共和国バ・コンゴ州にて)
◆時間にはルーズでもプライドが高い。プロトコールに厳しい。
◆人を知っている、知らないが最重要な判断根拠。
◆つかみは肝心。 . . . 本文を読む
週のスタート、今週もこのタイトルからスタートしたい。
先般、「仏語圏アフリカを知るためのメディア」について述べた。
私は、アフリカを新たに志す後輩たちに、不定期に『アフリカ概論』、『アフリカで働くための仏語速習法』といったガイダンスを開いている。
そこで配布するハンドアウトに、メディアについて述べている部分がある。ちょうど前回の補足になる内容であるので、そのまま引用する形でご紹介したい。
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アフリカビール事情第4弾、前回に続き国名を冠する深い?安易な?命名シリーズ。
つぎはブルキナファソ代表のブラキナ(Brakina)。ソベブラ(SO.B.BRA)と並ぶ地元ブランド。ブルキナファソはクリスチャンとムスリムの分水嶺、派手にビール文化が栄えているとは言えないが、アルコール度数控えめ、地味ながらも、フラッグ(→アフリカのビール事情(1))、カステルなと「外来種」に負けずにしっかり頑張っ . . . 本文を読む
アフリカ旅行をすればわかるが、アフリカの国間の移動、いわゆる「横とび」は大変だ。便数が少ないことに加え、遅れ、キャンセルが当たり前。ロストバゲッジのおまけ付き。また乗り継ぎ地ではアウェー待遇を堪能することもある。体力、時間と、神経戦を迫られることもしばしばだ。結局、隣の国に行くのにも、金かけてパリを経由した方が早くて確実だったりする。
西アフリカでいえば、さらに仏語圏と英語圏のコネクションが悪い . . . 本文を読む
アフリカ出張に出るときは、いつもギリギリまで荷物を詰め込む。かの地で暮らす日本人の仲間への食糧援助と、アフリカ人の友人へのエキゾチックな?日本みやげが満載だ。
帰りにはあいたスペースに何本かビールを詰める。かくして私の家の冷蔵庫ではワインならぬ、アフリカビールが冷え冷えだ。このストックでこちらのアフリカ人をもてなす。
きょうはアフリカビールの中でも、安易な?、それとも本命?、国名を冠したものを . . . 本文を読む
前回に続き、「日本の社会に復帰ができない」シリーズ第二弾。
駐在を終え帰国し、アフリカ化した自分が日本でやらかしたホントの話を小噺で。
◆チャージ
しばらくぶりに一時帰国で日本に戻ると、駅の改札がほぼ自動化されていた。そして「パスモ」なるカード。家族が私の分も買っておいてくれた。
「ピピッ!ピピッ!」
旅客はカードをかざしながら改札を忙しく通り過ぎる。したらば私も。
「キンコーン、キンコ . . . 本文を読む
「適応できません!」
何にって、日本の社会に、だ。
アフリカ駐在から日本に戻って3年半、もうすっかり日本人だ。
しかし帰国直後、アフリカ化していた私は、日本社会に復帰するのに、数々の失敗をやらかした。
ということで、連載でお届けする「シリーズ・日本の社会に復帰できない話。」、実談を小噺でどうぞ!
「ブティック」
アフリカには随所に「ブティック」がある。とはいっても、青山や表参道のアレで . . . 本文を読む