21日、ニジェール人の著名なミュージシャン、マラーム・ママン・バルカの訃報が報じられた。享年59歳。
バルカは「ビラム(biram)」という伝統的な5弦楽器で、サヘル特有の重い旋律を奏でながら弾き語る。ニジェール人なら誰でも知っている、といわれる代表的歌手だった。
(YouTubeサイトへ 'Niger mon beau pays'「ニジェール、美しい祖国」)
同氏は、ニジェール南部、首都 . . . 本文を読む
日本には「青い目の人形」にまつわるエピソードがあるが、きょうはアフリカから「肌の黒いお人形」のお話。
アフリカの子供たち、特に女の子たちにとって欲しいおもちゃといえば、人形。動物だったり、キャラクターものだったりもするが、やはり人気は「女の子」のお人形。しかし一つだけ違和感があること。そう、アフリカの子供達が長く親しんできた人形は、肌が白いのだ。
というのも、アフリカには製造業が発展していなか . . . 本文を読む
西アフリカ、ブルキナファソという国。首都ワガドゥグは、大陸ワイドで萌える、2年に2度のお楽しみ大イベントが開催されることで知られている。
一つは2年に一度、10月末〜11月頃に開催される「アフリカ国際工芸見本市」(Salon international de l’artisanat de Ouagadougou: SIAO)、もう一つは2年に一度、2月頃に開催される「ワガドゥグ・アフリカ国際映画 . . . 本文を読む
二晩三日と140万フランかけて、日本に弾丸一時帰国。知人の結婚式に参加してきた。
日本人の女性と、カメルーン人の男性の門出。披露宴は和アフ折衷、いや和アフ相乗のとってもいい宴だった。ンボテも毎度おなじみ、婚礼失笑トークスピーチをさせていただいた(笑)。
披露宴の雰囲気を盛り上げるのがアフリカの調べ、在日アフリカ人混成ミュージシャン、ムクナバンド。
新郎新婦、お色直しの入場の前に、彼らが演奏 . . . 本文を読む
いつも政権批判や野党の主張をぶつけてくる当地日刊紙'Notre Voie'、そこに目につく記事が。
ジェミア・バト、コートジボワールの星★
〜第58回ミスインターナショナル東京大会へ!
ミス・コートジボワール選定委員会(COMICI)は、11月9日に東京で開催されるミスインターナショナルコンテストのコートジボワール代表として、ジェミア・バトさんを選定した。
21歳、身長174センチ、体重5 . . . 本文を読む
マリック・シディべ。マリ出身、写真家。70年代からのアフリカの躍動と若者像をポートレートに写し続けた異彩のアーティスト。2016年没。
ぶら★アフでも去年4月17日に逝去の訃報をアップさせていただいた。
マリック・シディベ逝去~偉大なるマリの写真家
そしてこのアートが今パリに蘇る。10月20日から来年2月25日まで、'Mali twist'と題されたマリック・シディべの追悼写真展が、パリ14 . . . 本文を読む
アビジャンを訪問中の女性シンガー、アワ・ブシームのライブに潜入。いっぱいのブルキナサウンドを満喫してきた。
ライブ当日はアビジャン市内で大停電が発生!
「会場は一時間遅れます。」
なーんだ、たった一時間じゃん笑。
アワ・ブシーム、女性シンガー。ブルキナファソ出身。首都ワガドゥグから200キロ離れた中央東部のブルグ州キプラ村で、冠婚葬祭の歌を歌うところか歌手の道を歩み始める。
2011年、 . . . 本文を読む
アビジャン在住の外国人に定番のショッピングモール、2階のコリドーでいま、こんな展示が行われている。
時を超えた証人〜アビジャン都市建築の系譜
アフリカのパリともいわれる美しき(??)アビジャン。植民地時代から個性的な都市建築物にあふれていた。
(アビジャン市庁)
古くからコンゴルンバに歌われた、夢のアビジャン。由緒あるホテル・イボワール。
紛争の時が訪れ、未来を夢見る都市建築はタイ . . . 本文を読む
Jeune Afrique誌で面白い連載が続いているのだが、その中でもちょっと目を惹くキワドいトピックが。
仰天!ガボンのアリ・ボンゴ大統領が若き日にファンク・アルバムをリリースしていた!(←※注: 女性セブン風)
À 18 ans, Ali Bongo Ondimba enregistre un album de funk(Jeune Afriqueウェブサイト)
記事によれば、アルバム . . . 本文を読む
昨日の記事に引き続き、アートのお話からもうひとつ。
静かに閉じゆくパリのアフリカ博物館〜Musée Dapper
中部アフリカはコンゴ共和国、首都ブラザヴィルで、ちょっと変わった、でもとても興味深い展示会が開かれる。
それはこちら、ら
「キャンペーン・パーニュ展〜展示と対話」
選挙、記念日、プロモーション、宣伝広告、、、アフリカの一つの大きなメディアは、このキャンペーンで作られる布地で . . . 本文を読む
パリの閑静な街並みが続く16区に、小さな博物館があった。
その名をダペール博物館(Musée Dapper)。
ンボテも何度か足を運んだことがある。
しかし先日5月18日、大変残念ながら、財政的問題から31年に渡る歴史のドアを閉じることとなった。
1986年に同じパリ16区のビクトル・ユーゴー通りに開館。2000年に現在のポール・ヴァレリ通りに移転。これまで数々のアフリカの貴重な彫刻、お . . . 本文を読む
ふと通りかかったスペースで、とある彫刻絵画のプチ展示会が開かれていた。
(市場にて)
これ、水彩画でも油絵でもなく、なんて言うんだろ?!彫刻というか、プラスチック素材を造形し、またそこに小さな石やガラスなどをちりばめて作っているレリーフ。
(かけがえのない時)
(わが家の流儀)
作品制作はアーティストはモリー・フォンディオ氏。
コートジボワール北部出身の出身。20年間にフランス . . . 本文を読む
日本では大型連休スタートの時節、週末お出かけ情報というわけではないが、当地西アフリカで開催されている二つの音楽祭のお話。一つは前回ご紹介したセネガルのジャズ。
アフリカ、二つの音楽祭(1)〜セネガル、サンルイ・ジャズ・フェスティバル
もう一つは、毎年このブログでも最近取り上げているコートジボワールのアヌマボ都市音楽祭(Festival des musiques urbaines Anoumab . . . 本文を読む
日本では大型連休スタートの時節??・・・週末お出かけ情報というにはあまりに遠いが、当地西アフリカでの音楽祭のお話。
今週、二つの大きな音楽祭が開かれている。
一つはセネガル北部、世界遺産となっている町、サンルイ(Saint Louis)で開かれる伝統の「サンルイ・ジャズ」。過去には渡辺貞夫(高中正義の名前も聞いたことがある)などが招かれた。第26回目を迎えた今年は、4月24日〜5月1日に開催 . . . 本文を読む
ラジオでアフリカミュージックを聴いていたら、気になるフレーズが耳に残った。カーボヴェルデで開催されていたクリオール・ジャズフェスティバル。
マイナーコードのファド・ギターの旋律に、哀しくも力強いラテンの歌声。聞くものを誘ってやまない。
あー、クリオールの音ってなんでこんなに染み入るんだろう?
このフェスティバルの最後を飾ったミュージシャンは、女性ジャズミュージシャンのレイラ・マックカラ。ア . . . 本文を読む