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アビジャン・アヌマボ音楽フェス2016がやってくる!~テロ1ヶ月後のメッセージ

2016-04-10 07:30:01 | アフリカ音楽・アート・文化
マジック・システム、パパ・ウェンバ、ビュー・ファルカ・トゥーレ、、、名だたるアフリカミュージシャンが、テロ後1ヶ月のコートジボワール、アビジャンに集結!

今年もアヌマボ・アーバン音楽フェスティバル(Femua)が、コートジボワール・アビジャンのアヌマボで開催される。

Femua公式サイト


アヌマボは2013年に開通したアビジャンの「第三の橋」、コナン・ベディエ橋のたもと、マルコリーに位置する下町。リッチなカルティエと隣り合う、バラックと泥まみれの町、とも評される。ここを舞台に、2008年から毎年、現代アフリカ音楽の祭典が開催されている。今年は4月19日から24日までの6日間。

しかし今年は例年のFemuaとは多少様子が違う。そう、3月13日、19人の犠牲者を出したグランバッサンビーチ襲撃事件から、未だ1ヶ月を経ていないのだ。この襲撃テロ事件、マグレブ諸国のアルカイダ(AQMI)が犯行を声明。フランスおよびその同盟国による対テロ作戦への報復だとした。

「テロリストに言ってやるんだ。お前たちなんか怖くない、と。俺たちの心は折れないぜって。」マジック・システムのリーダー、アサルフォ。「一週間、毎日15万人を集めて、奴らに俺たちの連帯をみせてやる。」



このフェスティバルに、たくさんのアフリカミュージシャン、しかもビックネームが集う。コンゴルンバの父、パパ・ウェンバ。コートジボワール産・アフリカポップスの雄、マジックシステム。巨匠サヘル・ギタリストのアリ・ファルカ・トゥーレの二世、ビュー・ファルカ・トゥーレ。他にも、シャルロット・ディパンダ(カメルーン)、トーファン(トーゴ)、エリーダ・アルメイダ(カーボヴェルデ)、ダディ・ルンバ(ガーナ)など、豪華な顔ぶれが揃う。


このアヌマボ・カルティエは、マジック・システムの生まれた地でもある。
「ジハーディストに傷つけられたいま、音楽の果たす役割がある。この試みが成功すれば、魂から湧き出る哀悼を犠牲者に捧げるこことができる。」

今年のFemuaのテーマは「若年層とと開発」。実は、テロが起きる前からこのように決まっていたという。
最終日にはコートジボワールの北部、ブルキナファソとマリの両国境に近いコロゴでもフェスティバルを開催するという。いずれも襲撃テロに見舞われた国だ。主催者は言う。「若年層が社会的弱者となってしまっている今、彼らに未来がなければ、容易に過激主義に傾倒していくのだ。」

(おわり)

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2 コメント

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Unknown (らすた)
2016-04-17 07:42:28
いつの日か、日本で出張フェスティバル開催できたらいいですね~。
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Re:Unknown (ンボテ)
2016-04-18 08:46:47
そうですね~、でもこんなにアフリカミュージシャン読んだら、きっとギャラでもめますね~笑。
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