某日、ベナン共和国のコトヌ。雨期を迎え、湿った生温かい風が頬をヌルく撫でる。
そしてお昼の時間がやってきた。
「さあ、お昼にしよう。何に食べよう?」
「もちろん、コトヌごはん!」
「それならおとなりの焼きトンやさんだネ!」
ということでやってきた屋台の焼きトンやさん。地元度満点。
(この看板のその先のお店!)
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とある日のコートジボワール航空(Air Côte d'Ivoire)機内、アビジャンに戻る機内での出来事。
機長アナウンス「え〜、当機は最終の着陸態勢に入っていますが、乱気流のためタイミングを取っています。しばらく空中待機します。」
空中をグルグルする飛行機。
しばらくすると再び機長。「気流の状況は良くありませんが、着陸許可が出ましたので、トライします。客室乗務員は着陸態勢に。」 . . . 本文を読む
前回に引き続き、大都会アビジャンの鎮守の森、「バンコの森」を散策中である。
前回記事はこちら↓
アビジャンの鎮守の森・バンコの森に行ってみました(1)〜大都会のオアシス
ルート奥深くに足を進めていくと、そこには鬱蒼とした森が茂る。甘く見てた。奥に入っていくにはTシャツ、短パンではダメだ。きちんとした装備での訪問を勧めたい。
足元に何気なく落ちている森の木の実。
ここにも自然の連鎖のスト . . . 本文を読む
人口500万人。狭い範囲に集中する人口圧と都市機能。汚れた環境。かつて深い緑の森林に囲まれていたギニア湾岸一体の地域は、いま跡形もないハゲ山となり、その上で乱開発が進む。アフリカの大都会はどこも深刻な都市問題を抱えている。
だが、アビジャン郊外にはまだほんの一角、当時の鬱蒼とした熱帯林が残されている一角がある。それは「バンコの森国立公園」。
市内中心部からも15分ほど。1953年に保護区、 . . . 本文を読む
コンゴルンバの大御所といえば先日、ステージ上でパパ・ウェンバが逝去、伝説となった。そしてもう一つ、コンゴルンバ界にありがたくない伝説。毎度おなじみ、コフィ・オロミデだ。
第三世代のコンゴルンバを引き継ぐコフィ、音楽的には才覚を発揮し、多くのファンを集めてきた。しかしいつもゴシップでお騒がせ。暴力事件や女性とのスキャンダル、カネの話など、ありがたくないトピックがつきまどう。
今回の騒動はツア . . . 本文を読む
先日、当地コートジボワールのトゥーレ運輸大臣は、北米へのダイレクトフライトを就航させる交渉が順調に推移しており、2017年までに実現したいとの意向を明らかにした。
西アフリカのフランス語圏から北米へのダイレクトフライトは、全てセネガルのダカール(レオポルト・セダール・サンゴール空港)経由。南ア航空のワシントン・ダレス便が週3便、デルタ航空のニューヨーク便が週3便である。
(デルタだらけのアトラ . . . 本文を読む
コートジボワールは全国的に荒れ模様となるでしょう・・・。原因は電力問題。
電力供給はアフリカの都市において、日常なくてはならないものとなってきている。かつては停電が常態化し、むしろ電気が来るときのことを「通電」と称している国もあった。
ンボテが赴任したこののコンゴ・キンシャサはまさにひどかった。数日間にわたって停電。各アパートが備える発電機は燃料不足。忘れたころに電気がくる時には一気に高圧電流 . . . 本文を読む
カカオ世界一の生産量を誇るコートジボワール。スパイシーでパンチのあるカカオは高級チョコレートとしても世界中の人々に食されている。
(カカオの実、コートジボワールにて)
しかし、ことしに入り、カカオ農家から、こんな声が聞こえる。
「オレの畑が完全にやられた!!」
コートジボワールのカカオは、どうやら世界中のチョコレートファンのみならず・・・なんとイモムシにも無縁だよされ、食べ尽くされている。 . . . 本文を読む
アフリカにおいても、イスラム国(IS)やアルカイダ系組織など、暴力的過激主義の問題がクローズされているが、大都市ではもっと身近な青少年暴力集団の問題が差し迫って感じられている。
前回はコンゴ民主共和国の「クルナ」(Kulunas)について述べてみた。
アフリカの都市を脅かす若年層の暴力(1)〜コンゴ・キンシャサ[クルナ]
今日は当地コートジボワール、大都市アビジャンで猛威を振るう「ミクロブ」 . . . 本文を読む
いま、国際社会では「暴力的過激主義」が大きな問題となっている。イスラム国やアルカイダ系組織など、イスラム系武装勢力による過激主義は世界各地でテロを頻発させるようになった。
他方、アフリカの大都市には、市民にとって、もっと日常の脅威となる暴力集団が現実の中にある。イスラム過激派とは別の存在が。
たとえば私がかつて暮らしたコンゴの首都キンシャサではクルナ(Kulunas)、ここコートジボワールのア . . . 本文を読む
7月17日から18日までの二日間、アフリカ連合(AU)総会、首脳サミットが行われた。前回に続き、この話題。
南スーダン、テロとの戦い、ガバナンスと憲法改正、国際刑事裁判所、アジェンダ2063に共通パスポート・・・たくさんの議題がある中、最も大きなアジェンダは、AU委員長の人事でもあった。
第27回アフリカ連合総会、ここがポイント!
第一話 またまた話題満載のサミット
第二話 委員長はだれの手に . . . 本文を読む
7月17日から18日までの二日間、アフリカ連合(AU)総会、首脳サミットが行われた。昨日よりこの話題をお話ししている。
第27回アフリカ連合総会、ここがポイント!(1)〜またまた話題満載のサミット
(Jeune Afriqueウェブサイトより)
南スーダン、テロとの戦い、ガバナンスと憲法改正、国際刑事裁判所、アジェンダ2063に共通パスポート・・・たくさんの議題がある中、最も大きなアジ . . . 本文を読む
7月17日、18日の二日間、アフリカ連合(AU)総会、首脳サミットが行われている。
前身のアフリカ統一機構(OAU)から数えて今年で五三年目を迎えたAU。サミットは2002年から召集され、現在では年2回のペース。通例、1月にはAU本部のあるエチオピアのアジスアベバで、7月には加盟国のいずれかで開催される。今回はルワンダのキガリで開かれるている。
(Jeune Afriqueウェブサイトより)
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前回余談が過ぎてアフリカにたどり着けなかったこのネタ。
ナショナルデーと国歌(1)〜その国を象徴する主題
きょうはアフリカへ。
アフリカのナショナルデーのほとんどが独立記念日を当てている、というのはすでにお話ししたとおりであるが、国家も独立を歌ったものが多い。
たとえば先日、独立記念日のログをアップしたコンゴ。
コンゴ民主共和国独立記念日2016
第一話 祝えるほどめでたいか?
第二話 . . . 本文を読む
先日7月4日がアメリカ合衆国のナショナルデー、一昨日14日はフランスの革命記念日であった。このブログでも何度か話題にしているが、ナショナルデーは外交儀礼上、その国の主権国家としての歩みに相互に敬意を表する機会。
アフリカの多くの国は「独立記念日」をこれに当てている。しかしカメルーンやブルキナファソなど、それ以外の日を当てている国もある。
アフリカの建国記念日〜いろいろな事情
一昨日のフ . . . 本文を読む