日中はまだまだ暑いけれど、そこここに感じる秋の気配。
間違いなく季節は移ろっている。
今日は 9月10日。
カレンダーを見たら何とはなしに詩吟の一首を思い出した。
9月10日 菅原道真 作
去年今夜侍清涼 秋思詩篇独断腸
恩賜御衣今在此 捧持毎日拝余香
また
以前よく吟じたのは 「早に白帝城を発す」 「芳野懐古」etc・・・
早発白帝城 李白 作
朝辞白帝彩雲間 千里江陵一日還
両岸猿声啼不住 軽舟己過方重山
詩吟を習っていたあの頃は
初吟会、年に何回かの温習会、納吟会、市の音楽祭、その他。
独吟、合吟、構成吟などなど、愉しかった。
今も時々小声で吟じてみるのだけれど、残念! もうすっかり声が
出なくなっている。