黒竜江大学の谷老師から年賀状 (カード) が届いた。
わたしも毎年送っている (1月1日と春節) のだが、今年は
春節だけにしようと思い、お正月は失礼してしまった。
今年、春節は2月18日である。 その日のために、と カードは
用意してあるのだが。
折々思い出すのは、大胆にも全く中国語の解らない人間が、
たった3人でハルビン、北京へ旅した12日間のこと。
オボツカナイながらも、簡単な会話なら何とか通じるかな、と思う
現在でさえ、ツアーでなければ尻込みするのに。
よくも向こう見ずなことをしたものだ、と 今頃になって冷や汗。
あの時は黒竜江大学の老師たちが、ハルビン空港でわたしたち
の到着を待っていてくださったし、 あちこち案内してくださった
お陰で、初めての旅を満喫することが出来たのだった。
それにしてもやっぱり無鉄砲である。 北京空港でのアナウンスが
聴き取れず Harbin 行きを真剣に探したあの時のことは忘れられ
ない。
空港でのアナウンスは多分こんな風ではなかったか。
「乘坐中国國際航空公司○○次航班从北京前往哈爾濱的旅客請注意」
「還沒有辦理出境手續的旅客請到邊防検査站辦理出境手續,謝謝」
「乘坐中國航空公司○○次航班,前往哈爾濱的旅客請注意!您乘坐的
航班現在開始登機了」
「請帶好您的隨身物品,出示登機牌,按秩序由第○○号登機口登機,謝謝」
当時は全く (現在も少々怪しいが) 聴き取れず焦りまくったのだった。
あれから何年? 谷老師のお嬢さん 斐斐ちゃん はどうしているかな、
と思う。 彼女の一人娘さんである。
もしかしたら、もう大学を卒業して立派な社会人になっている頃かも。
彼女たちと黒竜江大学のキャンパスを散歩した時に撮った写真を
取り出して見た。
可愛い斐斐ちゃんが写っている。 懐かしい!!
上海師範大学の呂老師や黒竜江大学の李老師、他、皆さんお変わり
ないだろうか。 すっかりご無沙汰しているけれど。
春節には必ずカードをお送りしますね。