ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

幸せな時間

2011年01月04日 | 子どものこと
 官公庁などは仕事始めであったらしい。

 私はまだ休んでいる。

 今日は午後、二階の息子の部屋で夕方まで過ごした。
 本を読んでいたのだ。
 息子も本を読んでいた。『ハリーポッターと死の秘宝』である。私は前から読みかけの『アヘン王国潜入記』高橋秀行著と、『読書会』山田正樹・恩田陸著(対談集)を片付けた。
 お正月の午後、静かに息子の部屋でふたり、読書タイムを過ごした。
 
 実際のところ、子どもが本を読むようになってくれて、とても嬉しい。以前から、読まないのかな、どうかなと気になっていた。
 うちにはまあまあ本があるほうだし、私も本が好きなほうなので、やがては本の面白さに気づいてくれるのではないかと期待していた。
 手にとれるように、家のあちこちにそれらしき本を置いていたりもした。だが、なかなか功を奏さなかった。
 好展開は、映画から来た。彼は映画の『ハリーポッター』シリーズを見て、面白いと思ったらしい。そして、それを契機に、ハリーポッターの本を読んでみたいとなったようだ。
 一冊目を読んで気に入ったらしく、シリーズを読むようになったのだ。前はマンガと好きな歴史ものの本しか読まなかったので、ものすごい進展である。部屋の本棚にハリーポッターシリーズを10冊ほどならべて満足しているらしいから、これは本物だ。

 今日は、二人で静かに本を読んでいた。ほとんど会話もなく。だが、同じ時、同じ場所で、同じ楽しみで過ごしていて、二人は穏やかな連帯感に包まれていた。ありきたりだが、至福の時間と言えると思う。
 私の心にとってはとても癒しとなった。
 そう、そうしていろんな本に触れるといい。いろんなことを学べばいい。たくさんのひきだしを持つ人になり、有意義な道を進み、幸せになるのだ。
 そんな明るい展望が目の前に開けて、私はとても幸せになった。

 これほど有り難いことはない。

 言わずにはいられないので言っておこう。

 ほんとうに、ありがとう。
 
 
 

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