木工事が始まってちょうど1カ月が経ちました。
ようやく外回りが片付きそうです。
片付いたと言っても、板金屋さんに引き渡せるところまで来たという意味なので、むしろ本番が見えてきたといったところです。
1カ月も何してるんでしょうね。
柱に外壁張れば終わりなんじゃないの?
だと簡単なんですが、それだとただの掘立小屋になっちゃいます。
最近よく使うフレーズですが、
生活を簡単にシンプルにすればするほど、見えないところは複雑になります。
そして、すごく難しい表現になっちゃいますけど、複雑だと不具合が発生しやすくなります。
不具合が発生しないように考えた結果、複雑になっちゃって、複雑なだけに仕事が雑だと、却って不具合を呼びやすくなります。
なんかギリギリな表現にも取れますが、丁寧な仕事さえすれば不具合の可能性は低くなります。(複雑は関係ないですけどね。なんだって丁寧が大事)
その為の時間だったり、人数は必要です。
で、1カ月かけてようやく構造が見えなくなるところまで来ました。
それでは振り返りましょう。
※ちなみに外張り断熱の一般的な作業工程です。ネイティブディメンションズだけの特別なんてことはありませんので、将来的に誰がメンテナンスやリフォームしても問題ありません。
最初に耐震工事として、柱の外側に構造用合板を張りました。
釘の仕様、長さ、留め付け間隔やめり込みなどを確認しています。

次に窓下地を取る付けたのち、防湿工事として、JIS A6930に適合する厚さ0.2mm以上のフィルムを貼り、必要な重ね合わせが取れてるか、貫通部やシート端部は気密テープがきれいに貼られているかを確認しました。

次に、サッシを取り付け後、断熱材を張ります。
防風処置として、断熱材継ぎ目は気密テープを貼り、防水処置として、サッシ廻りの防水テープの貼る順番が正しいか確認しました。

サッシ上には庇を取付けて、庇上端はシーリングにて防水処置がされているか確認します。
その後、断熱材上に防風透湿シートを貼り、重ね合わせる順番と重ね幅が適正か、1階屋根端部の先行防水シートとの取り合いは正しいか確認し、壁内通気を縦に作ります。。

外壁の下地となる木下地を横に施工します。
留め付けるビスの長さと間隔を確認しました。

これで外壁下地までの作業は完了ですが、防火工事として石膏ボードを張ります。

火から守ってくれる石膏ボードですが、水には弱いため防風透湿シートを最後に張って、板金屋さんに引渡しです。

そして、すべて見えなくなりました。
見えないところはとても複雑。
ここまでして生活がどうなるかと言えば、家中をどこにでもあるエアコン1-2台で点けっぱなしにして、ホットカーペットやこたつ、ストーブを出したり片付けたりすることもなく、厚い布団を買い足す事もなく、ドテラなどの部屋着を買う事もなく、モコモコした靴下やスリッパも必要なく、天気も気にせず部屋干しして、外の雨音や風も気にならずに、熱中症の心配もなく過ごしていただけます。
超簡単。
ようやく外回りが片付きそうです。
片付いたと言っても、板金屋さんに引き渡せるところまで来たという意味なので、むしろ本番が見えてきたといったところです。
1カ月も何してるんでしょうね。
柱に外壁張れば終わりなんじゃないの?
だと簡単なんですが、それだとただの掘立小屋になっちゃいます。
最近よく使うフレーズですが、
生活を簡単にシンプルにすればするほど、見えないところは複雑になります。
そして、すごく難しい表現になっちゃいますけど、複雑だと不具合が発生しやすくなります。
不具合が発生しないように考えた結果、複雑になっちゃって、複雑なだけに仕事が雑だと、却って不具合を呼びやすくなります。
なんかギリギリな表現にも取れますが、丁寧な仕事さえすれば不具合の可能性は低くなります。(複雑は関係ないですけどね。なんだって丁寧が大事)
その為の時間だったり、人数は必要です。
で、1カ月かけてようやく構造が見えなくなるところまで来ました。
それでは振り返りましょう。
※ちなみに外張り断熱の一般的な作業工程です。ネイティブディメンションズだけの特別なんてことはありませんので、将来的に誰がメンテナンスやリフォームしても問題ありません。
最初に耐震工事として、柱の外側に構造用合板を張りました。
釘の仕様、長さ、留め付け間隔やめり込みなどを確認しています。

次に窓下地を取る付けたのち、防湿工事として、JIS A6930に適合する厚さ0.2mm以上のフィルムを貼り、必要な重ね合わせが取れてるか、貫通部やシート端部は気密テープがきれいに貼られているかを確認しました。

次に、サッシを取り付け後、断熱材を張ります。
防風処置として、断熱材継ぎ目は気密テープを貼り、防水処置として、サッシ廻りの防水テープの貼る順番が正しいか確認しました。

サッシ上には庇を取付けて、庇上端はシーリングにて防水処置がされているか確認します。
その後、断熱材上に防風透湿シートを貼り、重ね合わせる順番と重ね幅が適正か、1階屋根端部の先行防水シートとの取り合いは正しいか確認し、壁内通気を縦に作ります。。

外壁の下地となる木下地を横に施工します。
留め付けるビスの長さと間隔を確認しました。

これで外壁下地までの作業は完了ですが、防火工事として石膏ボードを張ります。

火から守ってくれる石膏ボードですが、水には弱いため防風透湿シートを最後に張って、板金屋さんに引渡しです。

そして、すべて見えなくなりました。
見えないところはとても複雑。
ここまでして生活がどうなるかと言えば、家中をどこにでもあるエアコン1-2台で点けっぱなしにして、ホットカーペットやこたつ、ストーブを出したり片付けたりすることもなく、厚い布団を買い足す事もなく、ドテラなどの部屋着を買う事もなく、モコモコした靴下やスリッパも必要なく、天気も気にせず部屋干しして、外の雨音や風も気にならずに、熱中症の心配もなく過ごしていただけます。
超簡単。
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