
神田工務店さんの工事が始まっています。
私の役割は、性能設計と申請業務、工事監理です。
神田さんの仕様は基本的にネイティブディメンションズと同じで、基礎は外張基礎断熱となります。
さすがに建物の大きさも同じというわけにはいかないので熱損失が増えた分は設備で補います。
方法を先行させない。
目的に合った方法を選択するのが設計です。
それにしても、なんともいい景色ですね。
いい季節に工事が始まったこともあって、これはもったいない。
僕が現場に行くのはもったいない。
ここはいっちょR女史に現場を覚えてもらおう。
ここ数年、ネイティブディメンションズの下地を支えてもらっていましたが、より設計に奥行きを出してもらうために、この現場に張り付いてもらうことにしました。

毎日現場に行って、
どの職人さんが、
なんの工事をしていて、
それをどのくらいの時間をかけているのか
全部記録してもらいます。
私も若手の時に同じことをやりました。
この経験で私は設計者になれたと思っています。
写真の撮り方や図面のチェック方法など、工事監理も少しずつ教えています。
R女史も張り切っています。

配筋検査だけでモザイクアートが作れそうなほど撮ってきてくれました。
この1枚1枚が自分の財産となって、設計者として成長していってくれると期待しています。
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