先日、住宅省エネルギー技術講習会の講師を務めてきました。
工務店、設計事務所、大工さんなど約40名に参加いただきました。
この講習が2020年住宅の省エネ基準義務化に向けての第一歩となるのですが、
今どき断熱施工をしたことをない大工さんはいないと思います。
(ただし、日本の既築住宅の4割が無断熱住宅と言われています)
この講習のポイントは断熱施工のほかに気密施工と防湿施工、防風施工、通気施工も「完璧」にやらないと断熱材を入れた意味がなくなるという事。
「おおよそ」とか「だいたい」施工すれば大丈夫なんて話じゃありません。
完璧に施工することが最低条件です。
この技術が広く普及すれば日本の住宅の品質はとても向上します。
あとは設計がいかにその敷地に適した間取りを作り、断熱の仕様を決定し、高効率設備機器の提案を行なえるか。
今年の後半から設計向けの技術講習も始まります。
設計と施工の究極のコラボが全国で見られるようになるといいですね。
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