11/29に新潟市主催のエコハウスセミナーに参加してきました。
ZEH業界の超大御所 小山先生をお招きして全国どこでも太陽光発電で元は取れるというお話をしていただきました。
確かに10年前から新潟の夏場の日射量は東京よりも多いと言われていました。
しかし、イニシャルコストが高かったばっかりに、本体の設計からのプラスα的な提案をすると予算に納まらなくなるんですよ。
そんな中、昨今設置費用は大分安くなりました。
それでも、買電価格が10年前よりだいぶ安くなったから、結局元は取れないでしょうって。
だから、設置費用が安くなったから元は取れるようになっているんです。
今回のセミナーで初めて聞きましたが、そもそも元が取れるように設置費用から割り出した買電価格を設定していたそうです。
最初から元が取れるのは出来レースだったみたい。
知らなかったぁ。
そして、突然上がり始めた電気料金。
給料は平たんなのに、電気料金は右肩上がりって思う方多数。
とんでもない値上がり方です。
よって、うれしくはないけど、結果的にもっと元が取れるようになっちゃったんです。
今や太陽光を載せない手はないっていうお話でした。
そうなんですよ。これからは電気は買っちゃいけない時代に入っちゃったんです。超高級品なんです。
だから自家発電しようっていうちょっと荒技的理論。
新潟県も雪国型ZEHで原則太陽光発電を設置してねという基準を設けました。
元が取れるんだから太陽光行こうぜっていう流れが生まれつつあって、私も反対しませんが、
一点、設計者として発言すると、雪国のソーラーパネル設置の問題って、発電するかしないかではなくて、耐雪や落雪の問題なんですよね。
雪が沢山降る地域の方からのご要望で最近多いのが「耐雪型の住宅」
ソーラーパネルの上に2-3mの雪は載せられない。
太陽光発電設備を載せるには悪夢の雪下ろしや雪堀りを結局する羽目になる。
あの重労働から解放されたいから、太陽光発電よりも耐雪型住宅にしたいって。
これ、超立派な設置したくない理由になると思います。
でも、無理無理言い続けたくないんですよね。
で、新潟市主催っていう文字を見ながら考えていたんです。
自宅の屋根に設置しなくても、行政や電力会社が用意した敷地に太陽光発電を設置することで自家消費扱いや買電扱いにできるようにすれば普及が進むんじゃないかなって。
雪国において行政が太陽光設備を推奨するなら土地用意しましょうよ。
いいこと思いついたなぁなんて思っていたら
新潟市からステッカーをもらったのも思い出しました。
ステッカー配布ってある意味懐かしい文化です。
どうすりゃいいんだろうと思いましたが、こちらもふと思いつきました。
ここ
ここです。ここ。
自宅の建築看板が道路の真ん前に掲示してあって、めちゃめちゃ目立つんです。
しかも、この色気のない看板の中で唯一のカラー。
満足していたら、雨と雪ですでに虫の息。
エコハウスだけに気密テープで補修しておこうと思います。
新潟でエコハウスを盛り上げていきましょう!
で、次回の新潟市主催のエコハウスセミナーのチラシがこちら。
盛り上げていきましょう!