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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

「街中の狭小二世帯住宅」イジメ、ダメ、ゼッタイ

2016-11-26 15:30:40 | タッチザスカイ!

部屋の角に対して、右の壁と左の壁が同じような違うような。
左側は窓だってことは分かりますけど、
そもそも右の壁は隠れ身の術というかカモフラ状態に見える棚なのか何なのか。
柱どうなってんの。

先日の記事で外張り断熱のため、ニッチ収納との相性が良いとお伝えしました。
画像はその一例です。
12cmの壁厚を無駄にしないのがネイティブディメンションズ流。
12cmあれば、文庫本、ティッシュボックス、スマホ置き場、ごみ箱、マガジンラックなど生活のこまごましたものを片付けることができます。

しかし、その壁は何したってOKというわけではありません。
耐力壁なので、柱や間柱はしっかりと残す。

建築業界では、削ったり欠き取ることをいじめると言います。
つまり、柱などはいじめずにデザインを考える。
ついでを言えば、防火性能も損なわずにデザインを考える。

そして、ただ柱なりに作っても格好悪いから、どうしたら格好良くなるかを考える。
もちろんどうしたら使い勝手がよくなるか考える。
どうしたら作りやすいのかも考える。

いろいろ考えたことがカタチになってきました。





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