native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

お宅リレー

2017-08-19 19:10:40 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、ミニストック-02でペレットストーブのメンテナンスに立ち会ってきました。
ストーブ内で夏期型結露(煙突内に入った外部空気が冷えたストーブ本体に触れたため)をおこしていたので、いったん引き上げてもらい、細かく点検していただくこととなりました。また、今後夏期型結露を防止するための対策を施していただくことになりました。

夏場にストーブ内が結露することは稀にあるそうですが、この症状が出るのは山間部のお住まいで多いそうで、新潟市ではたぶん初めてじゃないかと言っていました。
高温多湿の外気と冷えた室内がもたらした不具合ですが、ストーブの性能よりも建物の性能が上回ってしまったような結果でもあり、ある意味ほっとしました。
とは言っても、今後不具合を起こさないためにも、どういった設計が必要なのかを学ぶことができたのが一番です。

そして、今日は朝一で、ミニストック-03の一年点検を行ってきました。
同時に、ウッドデッキの一部手直しを行う予定でしたが、あいにくの雨で延期することに。
一石で何鳥まで目指そうかというネイティブディメンションズのウッドデッキは簡易防水仕様になっているんですが、そこに改良を加えるための手直しです。よって、雨の日に改良を加えるのはやめようという事になりました。
こんなに雨の多い8月も珍しいですね。
9月は晴れが多いことを祈るばかりです。
点検自体は大きな問題はありませんでした。

洗面所のカウンターに少し隙間があったので、その場で補修をした程度です。

点検が終わるとその足でミニストック-01へ。
この夏に1階と2階のエアコンが同時に止まるという、本当に申し訳ない不具合に見舞われてしまい、先日手直し工事を終えた後の確認と、玄関ドアの調整、壁と天井の補修作業の立ち合いです。


1階のエアコンはドレンホースの接続不具合、2階のエアコンはガス漏れという状況で大変ご不便をお掛けしてしまいました。
その後の改善状況については、別の記事で報告します。

補修工事を終え、今度はミニストック-06の現場へ。
ポーチ階段のコンクリート打設の立ち合いに行ってきました。

一見、ただのコンクリート階段ですが、ネイティブディメンションズらしく、薬品ではなく形状でシロアリ対策をしつつ、靴裏の汚れ対策をしつつ、収納も作りつつという沢山の機能を持たせているので、ため息が出るほど複雑な形状です。現場で職人さんと綿密な説得いや、打ち合わせをして、コンクリート打設にたどり着きました。
ほっとしている横で、再びミニストック-03の点検を一緒に行っていた神田工務店さんに再会。
来週の足場設営の打ち合わせでした。

ほっとしたので、そのままミニストック-05へ。
内部造作の進捗確認です。
一番ネイティブディメンションズらしい部分の工事が始まりました。

大工さんに「図面を読めば分かるけど、探せないから」を一言添えられてから、小一時間質問攻めにあい、今後の作業を確認。
(まぁ、確かに100枚の図面から1か所見つけるのは大変です)
初めて私の現場に来ている応援の大工さんが、こんなに難しい現場は初めてです、とこぼしている横で、棟梁がニヤニヤしているのを見ると、これは褒め言葉だなと受け止めときました。

新築現場が確実に工事が行われることも大切ですし、お住まいになられてからの住み心地の改善も同じように大切です。
また、私にとっての現場巡りはディズニーリゾートのアトラクション巡りより好きなような気がします。
自分が設計した建物がディズニーより好きとは、お客様に大変感謝です。

このお宅リレーで沢山のお土産をいただきました。
重ねて感謝申し上げます。
とてもうれしかったです。









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