ここ数年、建物を遠くから眺めるようにしています。
理由は街並みに溶け込みそうかを確認するため。
独りよがりの住まいは町にいい影響を与えないと考えているから。
一昨日の話しになりますが、その確認作業が始まりました。
前日に1階の床まで完了させて、2階を作るところから始まりました。
1階が9坪、2階は10坪ありますが吹抜けが吹き抜けが1坪あるため、法規上の面積は9坪。
合計18坪の建物です。
ちなみに4人でお住まいになります。
2階ができた時点でまずは1階に立ちました。
皆さんにとってサッパリ伝わらないと思いますが、狙った位置の空を掴めそうです。
24坪しかない敷地ですので、どこから光を取り入れるかがとても重要でした。
その後屋根を作り始めます。
色んな高さに梁を取り付ける予定ですが、金物が都会の道路標識の様に見えます。
どこに行けばいいか迷いそうっていうのは、冗談ではなく大工さんは本気で迷っていました。
ごめんなさい。
でも、これが暮らしを良くするんです。
お詫びのしるしとして、大工さんの格好いい姿をご紹介。
ちびっ子たちが憧れる大工さん像
その2
大胆な作業をしながら、繊細な作業も行います。
ただ柱を建てたってまっすぐには建ちません。
下げ振りを使ってミリ単位で垂直に補正します。
そして無事に上棟しました。
お昼にはこの状態。
さすが小さい家。
いい佇まいになったと思います。
下で休む大工さんも満足げでした。
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