さあ、何も見えません。
敷地目一杯に建つ足場。
横から見ても目一杯。
いよいよ建ちます。
8月の内には外廻りの設備配管も終わらせておきました。
これしとくと工事の後半が大分楽になります。
そんな敷地目一杯に建つ家ってどのくらいかと言えば9坪
かわいい。
基礎を見てかわいいと思える建築士が日本に何人いるんでしょう。
マニアックなネタとしては、土台の外側に防湿フィルムを垂れ下げる光景はかなりレアもの。
躯体の外側で気密を取ることは、建物の内部結露対策にとても有効です。
また将来のリノベーション工事もお手軽にできるので、永く住むことができる施工方法の一つと言えるでしょう。
コツコツ丁寧な施工の積み重ねが大切ですが、この「コツコツ」も建物が小さいから「コツコツ」するやる気が出るとも言えます。
小さいって施工精度も上がりやすくなります。
なので、使い勝手を良くするために
土台を(相変らず)複雑にしてるんですが、
難しい設計をしながら簡単な施工を考えるのが面白くて
その確認のために工事を眺めるのが好きという私の変な癖です。
(結局難しかったら大工さんに怒られて、次のカイゼンにつなげます)
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