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五十嵐貴久『土井徹先生の診療事件簿』

2008-11-10 | あ行の作家
連作短編集。装丁可愛いいです(*^_^*)

主人公の立花令子は、おっとりしている性格が災いし、就職難の時代に

就職活動に乗り遅れてしまう。

されど通っているのは東京大学。

国家公務員Ⅰ種に何なく合格。

警察庁に入る気はさらさらなかったが、キャリア組として、現在は

南武蔵野署の副署長だ。


さて感想。


なかなか面白かったです。

「シャーロックホームズの動物版」って感じ?!


ちなみに令子はワトソン役、ホームズ役には土井動物病院院長の

土井徹先生が登場します。


動物好きには「ほっほーー」というところが多く、とっても興味深く

読みました。


それにしても、クスクス笑える笑いのツボが絶妙です。

でも、真相は意外にシビアだったりもするんですが^^;


23歳の女の子が副署長だと、実際いろいろありそうですが

5年前に殉職した警官の父がかなり有名だったため、署長以下

まわりが気をつかい、毎日出勤しても特にやることのない日々を

過ごすことになる設定が面白かったですね~。

話が進むごとに、少しだけど年齢を重ねていくのもいいし。


ラストは…!!!!

いくらなんでも五十嵐先生、このまま終わらせませんよね~。

続編お待ちしております(*^_^*)


ちなみに私の脳内キャスティングは、令子が貫地谷しほり、鳥井が要潤

土井先生は…緒形拳しか浮かばない!!★★★★


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