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本の感想

2008-11-14 | Weblog
読んだけど、感想書いてないやつをいくつかご紹介。


まずは、美輪明宏『乙女の教室』

タレント本はほとんど読まないんですが、美輪さんなので読んでみました。

人生の先輩としての言葉が多いかな~。

まぁ言われてみれば、当たり前ってことも多いけど^^;

雑誌MOREで連載されているだけあって、20代あたりがターゲットなのかな。

で…頭に残った言葉をピックアップ。

「自分は幸せになれると信じて、毎日楽しく生きる」

「ありがとう」は幸せになる魔法の呪文。

「お給料=ガマン料」

嫌いな人はあなたと全く別の生き物と思うこと。

左見右見(とみこうみ)→物事にはさまざまな側面があるということ。

見猿・聞か猿・言わ猿…などなど(*^_^*)


次は、藤沢周平『花のあと』

町人や武家の日々の暮らしを描いた短編集で、すごく良かったです。

藤沢周平…めちゃくちゃ読みやすくて、ちょっとびっくり。

男はどこまでもかっこよく、女は控えめながらも凛としています。

抗えぬ運命に忍び耐えつつも、ちゃんと芯があるというか。

そして…風景描写が実に美しい(*^_^*)


次は乃南アサ『火のみち』

戦後の混乱期から、昭和という時代を走り抜けるように描く作品。

生き抜くための犠牲。それぞれの想い。兄妹の目を通して語られていきます。

乃南さんは人間が変貌していく様を描くのが実にうまい。

そして可哀想だが、ムカつく人間を描くと天下一品!!

下巻で主人公が青磁に狂っていくところは怖かったかも(*^_^*)


最後は新津きよみ『トライアングル』

幼い命が奪われた事件から20年。過去にとらわれる人々。

中盤に謎の人物が出てくるんですが、どきどきしながら読みました。

この作家さん初読みでしたが、とても読みやすかったです。

他の作品も読んでみようっと(*^_^*)

さてこの作品、来年1月6日フジテレビ系でドラマ化決定です。

主演は江口洋介です。あと、稲垣吾郎、広末涼子、相武紗季、堺雅人

谷原章介、佐々木蔵之介、小日向文世、大杉漣、風吹ジュン、北大路欣也など。

関西テレビ開局50周年記念ドラマだけあって、めたくた豪華メンバーでびっくり。

ただ、葛城サチが広末涼子なんだよね~。なんかイメージ違うんですが。


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