~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

『オルセー美術館展』で思い出したピサロやシスレーの絵画

2014-09-08 07:24:17 | 美術
私(おじさん)の美術日記です。

先々週訪れた『オルセー美術館展 印象派の誕生―描くことの自由―』は面白かったです。(こちら)
私が大好きな印象派の誕生した時代がよくわかる素敵な展覧会でした。

何と言っても、マネの「笛を吹く少年」が良かったです。

少年が吹いている笛は 以前に書いたように、私には”ピッコロ”という名のスナックの印象があり、何かピッコロに見えてしまうのですが、(こちら)
”ファイフ”という小さな横笛だそうです。
会場の休憩所に、その再現した楽器が飾ってありました。
しかも、音声ガイドを借りておくとその音色まで聴くことが出来ます。
1台は借りた方がいいと思います!

そして、マネの晩年の作品である「ロシュフォールの逃亡」が最後の部屋に飾られていて、この展覧会の構成がよく考えられていたと感心しました。


さて、この展覧会で、久しぶりにピサロ、それからシスレーの絵画をじっくりと観ました。

現在は、こういった展覧会がないと、私自身から好んで観に行くことがなくなった画家なので、
今回の『オルセー美術館展』でピサロとシスレーの絵画に会えて、嬉しかったです。
(ただ、今回に展覧会には、スーラの絵画の展示はなかったようです。)


それで、私が印象派の絵画が好きになったころ購入した集英社版『現代世界美術全集』について触れたいと思います。

ピサロ・[Camille Pissarro] プリキャンバス複製画・ ギャラリーラップ仕上げ(6号サイズ)
以前に「マネ」「モネ」「ルノワール」「ドガ」の美術書を購入したことを書きました。(こちら)

蔵書リストを調べてみたら、この4冊の後に購入したのが、「ピサロ、シスレー、スーラ」と「シャガール」の美術書でした。

大好きなシャガールについては、また別の機会に書きたいと思いますが、こんなに早い時期に「ピサロ、シスレー、スーラ」を買っていたことには、ビックリです。

ピサロ、シスレーの風景画は、当時、モネの風景画にちょっと似ていたことから興味も持った記憶があります。
購入した順番から、その頃の興味の程を思い出しました。



この『オルセー美術館展』は、私が大好きな印象派の誕生の頃がテーマになっていて、楽しく鑑賞することが出来ました。

10月まで開催されているようです。
なかなかいいですよ!