私(おじさん)の音楽日記です。
先日、私たちの故郷にある、東山魁夷さんが「緑響く」を描いた”御射鹿池(みしゃかいけ)”を訪れたことを書きました。(こちら)
この「緑響く」は本当に素敵な絵ですね。
絵から音楽が流れてきます。
長野県の”信濃美術館・東山魁夷館”に、この絵を描いた音楽的な背景が紹介されています。
”一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、画面を右から左へと歩いて消え去った―そんな空想が私の心のなかに浮かびました。私はその時、なんとなくモーツアルトの「ピアノ協奏曲23番の第二楽章」k488の旋律が響いているのを感じました。
おだやかで、ひかえ目がちな主題がまず、ピアノの独奏で奏でられ、深い底から立ち昇る嘆きとも祈りとも感じられるオーケストラの調べが慰めるかのようにそれに答えます。
白い馬はピアノの旋律で、木々の繁る背景はオーケストラです。
『東山魁夷館所蔵作品集』”
東山魁夷さんのこの絵にはモーツァルトがピッタリですね。
そういえば、千葉県市川市にある”市川市東山魁夷記念館”(こちら)を訪れた時もモーツァルトのピアノ協奏曲が流れていました。
(その時は第24番だったような記憶がありますが・・・)
ということで、私の音楽ライブラリから取り出したのは、
モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
独奏:マウリツィオ・ポリーニ(p)
指揮:カール・ベーム
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
です。
第23番は、割りと明るく楽しい曲で、気軽に聴くことが出来ます。
特に、第1楽章と第3楽章はテンポもよく明るい感じのする曲です。
それだけに、第2楽章の静かさというか、静寂の深みは凄いです。
ピアノの音が心に深く浸み込んできます。
本当に、東山魁夷さんが描いた「緑響く」の世界という感じです。
私の音楽ライブラリには、LP時代に買ったロベール・カザドシュさんや、CDでのクララ・ハスキルさん、ビデオで録ったウラディミール・ホロヴィッツさんなど、面白い演奏もあるのですが、やはり一番よく取り出して聴くのは、ポリーニさんのものになります。
ポリーニさんのピアノは、音色がスッキリしていて、気品があるような感じがします。
古い録音ですが、なかなかいいですよ。
お奨めです!
先日、私たちの故郷にある、東山魁夷さんが「緑響く」を描いた”御射鹿池(みしゃかいけ)”を訪れたことを書きました。(こちら)
この「緑響く」は本当に素敵な絵ですね。
絵から音楽が流れてきます。
長野県の”信濃美術館・東山魁夷館”に、この絵を描いた音楽的な背景が紹介されています。
”一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、画面を右から左へと歩いて消え去った―そんな空想が私の心のなかに浮かびました。私はその時、なんとなくモーツアルトの「ピアノ協奏曲23番の第二楽章」k488の旋律が響いているのを感じました。
おだやかで、ひかえ目がちな主題がまず、ピアノの独奏で奏でられ、深い底から立ち昇る嘆きとも祈りとも感じられるオーケストラの調べが慰めるかのようにそれに答えます。
白い馬はピアノの旋律で、木々の繁る背景はオーケストラです。
『東山魁夷館所蔵作品集』”
東山魁夷さんのこの絵にはモーツァルトがピッタリですね。
そういえば、千葉県市川市にある”市川市東山魁夷記念館”(こちら)を訪れた時もモーツァルトのピアノ協奏曲が流れていました。
(その時は第24番だったような記憶がありますが・・・)
ということで、私の音楽ライブラリから取り出したのは、
モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
独奏:マウリツィオ・ポリーニ(p)
指揮:カール・ベーム
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
です。
第23番は、割りと明るく楽しい曲で、気軽に聴くことが出来ます。
特に、第1楽章と第3楽章はテンポもよく明るい感じのする曲です。
それだけに、第2楽章の静かさというか、静寂の深みは凄いです。
ピアノの音が心に深く浸み込んできます。
本当に、東山魁夷さんが描いた「緑響く」の世界という感じです。
私の音楽ライブラリには、LP時代に買ったロベール・カザドシュさんや、CDでのクララ・ハスキルさん、ビデオで録ったウラディミール・ホロヴィッツさんなど、面白い演奏もあるのですが、やはり一番よく取り出して聴くのは、ポリーニさんのものになります。
ポリーニさんのピアノは、音色がスッキリしていて、気品があるような感じがします。
古い録音ですが、なかなかいいですよ。
お奨めです!