~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

エフゲニー・ムラヴィンスキーさんの「ルスランとリュドミラ」序曲

2012-04-21 07:36:50 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今日はエフゲニー・ムラヴィンスキーさんのグリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲を紹介します。

以前、私がクラシックが大好きになるきっかけとなった演奏会を紹介しました。
それは経営が大変だった日本フィルハーモニーを応援する演奏会でした。

その時に演奏された曲が、
 1.グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
 2.モーツァルト 交響曲第40番ト短調K.550
 3.ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」
です。

その後、2.や3.の曲はLPもCDも買って聴いてきましたが、1.のグリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲はLPだけでCDは購入していませんでした。
(ちなみに「ルスランとリュドミラ」序曲のLPはユージン・オーマンディさん指揮の演奏でした)

グリンカの歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲は、私がクラシックを好きになった当時からエフゲニー・ムラヴィンスキーさんの1965年にライブ録音された演奏が”超”有名で、次に買うのは”この伝説の名演”だと決めていたのです。

ところが、その後廃盤?になかったり値段が高かったりとなかなか買うタイミングが合わずここまで購入できませんでした。


でも先日ブルーノ・ワルターさんのEMI録音CDボックスの購入を検討しているとき、”ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル モスクワ公演(1965&1972)(7CD)”の格安CDボックスを見つけたのです。


ムラヴィンスキーさんはロシアの指揮者でしたので、あまりステレオ録音した演奏が残っていません。
旧レニングラードでは、欧米がステレオ録音が当たり前の時代でも、モノラル録音しか出来ない状況だったようです。

このムラヴィンスキーさんとレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団がモスクワで公演した演奏会(1965年と72年の2回のモスクワ音楽院大ホールでのライヴ)の模様をステレオ録音していたものが、CDボックスとしてまとめて販売されていたのです。


最初は「ルスランとリュドミラ」序曲を買いたかっただけなので、CD7枚組を買うのはもったいないかな?とも思いましたが、多くの方が”このCD全ての演奏がすばらしい”とコメントを寄せているのを読んで買うことに決めました。

値段も7枚組で2933円。
昔ならCD1枚分の値段です。

それで、ワルターさんのCDボックスと一緒に購入しました。


早速聴いてみました。
エフゲニー・ムラヴィンスキーさんの「ルスランとリュドミラ」序曲。やはりいいです。
ものすごく速い演奏ですが、オーケストラの演奏がそろっています。

いやー、日フィルのコンサートの感激を思い出しました。

それからこのCDボックスに収録されている曲のすべてが名演ぞろいで、本当にお買い得なCDボックスだと思いました。


グリンカ作曲の歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲はムラヴィンスキーさんのこの演奏が決定盤だと言えるのではないでしょうか。
その他、全ての演奏が素敵です。
このCDボックスはお奨めです!