私(おじさん)の音楽日記です。
今日はブルーノ・ワルターさんが指揮したマーラーの交響曲「大地の歌」を紹介します。
ワルターさんの「大地の歌」は私がワルターさんを好きになった頃、読んだ音楽本に”ワルターさんの「田園」が好きになったらマーラーの「巨人」や「大地の歌」をぜひ聴いてみてください”と書かれていたことから興味を持っていました。
「大地の歌」はマーラーの晩年に近い頃の作品で、交響曲では初めて全楽章(6楽章あります)に歌を取り入れています。
そしてこの歌が何と中国の詩人(孟浩然、王維など)のドイツ語訳の歌なのです。
西洋音楽に中国の詩の組み合わせはビックリですね。
第1楽章 「大地の哀愁をうたう酒の歌」 (李太白)
第2楽章 「秋の寂しさ」 (銭起)
第3楽章 「青春について」 (李太白)
第4楽章 「美について」 (李太白)
第5楽章 「春に酔った者」 (李太白)
第6楽章 「告別」 (孟浩然、王維)
そしてマーラーの愛弟子であるワルターさんが、この「大地の歌」の初演をしています。
ということから”「大地の歌」というとまずワルターさん”というほどワルターさんの演奏には定評がありました。
それで、私はいろいろあるワルターさんの演奏の中でも最も有名なDECCA盤を購入しました。(もちろん当時はLP、今ではCDです)
マーラー/交響曲「大地の歌」
独唱:カスリーン・フェリアー(コントラルト)
ユリウス・パツァーク(テノール)
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1952年5月(モノラル)
ところが、「巨人」はすぐに好きになったのですが、「大地の歌」はすぐには好きになれなかったのです。
ワルターさんのCDを1枚選ぶという特集では、いつも「大地の歌」を選ぶ人(音楽評論家など)が多いのですが。。
どうも歌に気を取られてしまうためか、曲自体が”もの悲し過ぎる”のか。。
最初はどうも馴染めませんでした。
でも何度も集中してウィーンフィルの演奏を聴いているうちに、好きになってきました。
今では出だしのテーマとか最後の部分などのメロディが時々頭の中に流れてきます。
とは言ってもワルターさんの演奏の中から好きな演奏を選べと言われても「大地の歌」はベスト3には入りませんが。。
そして、先日ワルターさんのSP時代の名演集を買いましたが、その中にも1936年の「大地の歌」が収録されていました。
マーラー/交響曲「大地の歌」
独唱:ケルスティン・トルボルイ(コントラルト)
チャールズ・クルマン(テノール)
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1936年5月(モノラル)
これもいいのですが、比較するとやはり1952年の演奏が優れていると思います。
ただ先ほども触れましたが、ワルターさんの「大地の歌」のCDはこの2枚の他にも販売されています。
1960年のニューヨーク・フィルハーモニックを振ったステレオ盤と、
1952年のDECCA盤を収録したのと同時期に行なわれた演奏会のライブ録音です。
これらも含めて全てが名演と言われているのですからすごいです!
ワルターさんの名盤「大地の歌」。素敵な演奏です。
これからもずっと聴いて、「大地の歌」の良さをもっともっと追究していきたいと思っています。
今日はブルーノ・ワルターさんが指揮したマーラーの交響曲「大地の歌」を紹介します。
ワルターさんの「大地の歌」は私がワルターさんを好きになった頃、読んだ音楽本に”ワルターさんの「田園」が好きになったらマーラーの「巨人」や「大地の歌」をぜひ聴いてみてください”と書かれていたことから興味を持っていました。
「大地の歌」はマーラーの晩年に近い頃の作品で、交響曲では初めて全楽章(6楽章あります)に歌を取り入れています。
そしてこの歌が何と中国の詩人(孟浩然、王維など)のドイツ語訳の歌なのです。
西洋音楽に中国の詩の組み合わせはビックリですね。
第1楽章 「大地の哀愁をうたう酒の歌」 (李太白)
第2楽章 「秋の寂しさ」 (銭起)
第3楽章 「青春について」 (李太白)
第4楽章 「美について」 (李太白)
第5楽章 「春に酔った者」 (李太白)
第6楽章 「告別」 (孟浩然、王維)
そしてマーラーの愛弟子であるワルターさんが、この「大地の歌」の初演をしています。
ということから”「大地の歌」というとまずワルターさん”というほどワルターさんの演奏には定評がありました。
それで、私はいろいろあるワルターさんの演奏の中でも最も有名なDECCA盤を購入しました。(もちろん当時はLP、今ではCDです)
マーラー/交響曲「大地の歌」
独唱:カスリーン・フェリアー(コントラルト)
ユリウス・パツァーク(テノール)
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1952年5月(モノラル)
ところが、「巨人」はすぐに好きになったのですが、「大地の歌」はすぐには好きになれなかったのです。
ワルターさんのCDを1枚選ぶという特集では、いつも「大地の歌」を選ぶ人(音楽評論家など)が多いのですが。。
どうも歌に気を取られてしまうためか、曲自体が”もの悲し過ぎる”のか。。
最初はどうも馴染めませんでした。
でも何度も集中してウィーンフィルの演奏を聴いているうちに、好きになってきました。
今では出だしのテーマとか最後の部分などのメロディが時々頭の中に流れてきます。
とは言ってもワルターさんの演奏の中から好きな演奏を選べと言われても「大地の歌」はベスト3には入りませんが。。
そして、先日ワルターさんのSP時代の名演集を買いましたが、その中にも1936年の「大地の歌」が収録されていました。
マーラー/交響曲「大地の歌」
独唱:ケルスティン・トルボルイ(コントラルト)
チャールズ・クルマン(テノール)
指揮:ブルーノ・ワルター
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1936年5月(モノラル)
これもいいのですが、比較するとやはり1952年の演奏が優れていると思います。
ただ先ほども触れましたが、ワルターさんの「大地の歌」のCDはこの2枚の他にも販売されています。
1960年のニューヨーク・フィルハーモニックを振ったステレオ盤と、
1952年のDECCA盤を収録したのと同時期に行なわれた演奏会のライブ録音です。
これらも含めて全てが名演と言われているのですからすごいです!
ワルターさんの名盤「大地の歌」。素敵な演奏です。
これからもずっと聴いて、「大地の歌」の良さをもっともっと追究していきたいと思っています。