加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

ようこそシネマハウスへ!映画を作るゲーム「The Movies」

2006年05月14日 17時28分46秒 | パソコン・デジモノ
まる二週間更新が空いてしまった。

久しぶりです。

最近(シリーズものの小説を書く以外に)何をやってるかというと、友人に頼まれたドラマの執筆と、ゲームをやってます。

久しぶりにPCゲームを買った。日本ではラッセルという会社から出ているアクティヴィジョンの「The Movies」というゲーム。

よくある「テーマパーク」や「~タイクーン」といった箱庭型の経営シムである。

あなたは映画スタジオ経営者となって、ハリウッドの大物を目指さなくてはならない。ところが、スターや映画監督は、やれギャラが安いのキャンピングカーが欲しいの取り巻きが欲しいのとワガママばかり。

THE MOVIES 日本語版

ラッセル

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このゲームの特徴は、単なる経営シムにとどまらず、「映画」そのものに口を出せることである。というより、シーンのパーツを繋ぎ合わせて、脚本から映画作りに参加できる。
といっても映画づくりの自由度そんなに高くないのだけど、雰囲気は十分に楽しめる。

一週間くらいプレイしての感想は、「まあまあ」。
それと、なぜかウチの環境では落ちまくる。興味のある人はパッチのリリース待った方がいいかもしれない。

このゲームをプレイして思い出したのは、往年の一本のゲームだった。
その名は「ようこそシネマハウスへ」。

日本のソフトハウスによる、PC9801向けのゲームだった。
それも18禁(といっても今あるようなエロゲーとはまったく違う)。
映画を作る人々を題材にしたゲームとしては前述のThe Moviesと実に対称的である。
プレーヤーは一介の映画監督なのだが、プロデューサー役にあたる人もいない(経理担当はいる)ので、自分で脚本家に話をつけ、俳優とスタッフを探して街をほっつきまわらなくてはならない。
前述のゲームと違い、スタジオもなければセットもない。
とにかく金がない。資金稼ぎのためにエロに走る(笑)。新人女優を雇い低予算で18禁映画を撮る。そこそこ当たる。いい女優とスタッフを雇い、大作(といってもたかが知れている)映画を撮る。

なんとしても映画を撮り続けたい。そういう熱い思いを抱きながら、プレイヤーは街を彷徨う。そして、ある日・・・。

このゲームは夢中になりましたね。
自由度の高さ、ユニークなゲーム性、ユーモア、哀愁。ほんと、おもしろかった。
会社はとっくに無くなってるみたいで続編なんか出ないでしょうが、どこかが権利買い取ってWindows版リメイクしてくれないだろうか?

The Moviesも悪くはないけど、映画愛が足りない。


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1 コメント

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面白かったです。 (mame-o)
2010-09-23 00:17:04
ようこそシネマハウスへ!
人の家でやり続けてましたが、windows版でできないかなぁと思います。
良い出来だったと未だに思います。
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