加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

【事件】テレパシーは実在する? 「電話テレパシー」

2006年09月06日 22時22分37秒 | 社会時評なんちって
Yahoo!ニュース - ロイター - 「今、君のこと考えてた」電話テレパシーは実在=研究者

なんだかロマンチックな話だが、リンク先の記事をよく読むと、「電話63回」「Eメール50通」と、あまりにもサンプルが少ない。
やってることは、4面のサイコロ振る実験なんだから数千回やらなきゃなんないような気がする。

「トリビアの泉」の「トリビアの種」でももっと多いぞ(と思ったが、今夜の種はたった10例だった)。

こんな「実験」はともかく、現実問題として、そもそも関わりのない人間には連絡は取らない。「きみのことを考えていた」ということは、それだけ関係が進展してる状態であって、相手が連絡を取ってくる可能性は、通常の人間関係よりも比較にならないほど高いだろう。

つまり、「電話テレパシー」というのは、状態によっては「偶然」と呼べないほど高い確率で前に起こる事象だと思う(だから統計的な手法は無意味ではないか)。

まあ、恋をするふたりが「テレパシー」だと思った方が楽しいのなら、そう呼べばいいのではないか、と思う。