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加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

雨の日と月曜日は

2006年02月06日 23時37分49秒 | パソコン・デジモノ
雪が雨に変わった月曜日。

相変わらず自作AT互換機の前にすわって、うんうん唸ってる。

アイデアを整理。書きかけの長編をすこし前に進める(三枚)。
「歌う錬金術師」のある箇所を読み返す。

書ける時間は限られてるから、優先順位に悩む。

あしたは火曜日(あたりまえだ)。


二月の火曜日って、なんか地味だ。そう言われても困るだろうが。

むしろまだ日本で生産していたのかというオドロキ。

2006年01月26日 00時22分02秒 | パソコン・デジモノ
続いてもうしわけないけど、こんなニュースが。

<ソニー>ウォークマンの国内生産撤退へ 200人を削減

CDとMDウォークマンということだから、iPodと競合するシリコン/HDプレーヤーのAシリーズはすでに国内生産をしていなかったのだろう。

製品そのものは続いていくわけだから、カメラやフィルムの記事のときのようなさびしさは感じない。むしろ、この分野のものを、まだ日本で生産していたということに驚いてしまった。

CDプレーヤーはさておき、MDはどこで作ってもだめだろうと思う。
PCを自由に使えない中高生くらいにしか市場はないのではないか?


なぜメーカー名を公表しないのか?センター試験のヒアリング

2006年01月23日 00時01分35秒 | パソコン・デジモノ
大学入試センター試験にヒアリングが必要かどうかは別に議論する必要があるだろう。だが、21日に起きたICプレーヤーの故障などによって試験が正常に受けられないという件に関しては、もっといろんな面で報道されるべきじゃないだろうかと思う。

とくに、なぜ、このICレコーダーのメーカー名を公表しないのだろうか?
下の記事にあるように301会場で453名、うち機器のトラブルが95パーセントというのは馬鹿にならない数字だと思うのだが。どうだろう?

リスニング不具合、構わず続行5件…センター試験

みずほ銀行や東証のコンピュータのトラブルの際にはシステムベンダの名を報道していた。銀行や証券取引所の社会的な重要度にくらべれば、センター試験の一科目の、ごく一部の不具合などたいしたことないものかもしれない。

だが、マスコミが犯罪被害者の実名報道を求めたときの熱意とくらべると、どうもいまひとつ煮え切らない感じがするのはわたしだけだろうか?

ミノルタカメラの思い出。

2006年01月19日 20時54分32秒 | パソコン・デジモノ
ニコンの記事を書いたところで、こんなニュースを目にした。

老舗カメラブランド姿消す コニカミノルタ撤退

ショックというほどではないが、これは、ちょっと寂しい。

ぼくが最初に買った一眼レフが、「ミノルタX700」だったからだ。82年か3年だったかしらん、ふいに写真を趣味にしたくなって、ずいぶん無理してボディやらレンズやら購入した。

数年ほど花弁やら廃墟やらモデルに提げて行った。

だが、生来のめんどくさがりやで、楽しさよりめんどくささの方が大きくなっていった。ある時、撮影旅行に行ったあと、DPEに出さなかったのを境に押し入れに放り込んでしまった。
挫折したのだ。

だから、ここで格好良く「思い出の愛機」なんてことを切々と語る資格はないのだ。だって今も仕事机の向かいにある納戸の中で埃まみれになっているのだから。


同社はデジカメにシフトするのが早かったような印象があるが、収益性の高いデジタル一眼レフに参入するのが遅れたのが響いたようだ。
いろんな意味で、日本の製造業は大変な時代を迎えていると思う。

ニコンカメラとコダクローム。

2006年01月15日 00時08分07秒 | パソコン・デジモノ
ふとこんな記事を見つけた。

ニコン、銀塩カメラを大幅縮小(Itmedia News)

そうじゃないかと思っていたが、銀塩カメラの市場は縮小しているんだなあ。
しかたのないことかもしれないが、なんとなく寂しいような気がした。

ニコンというと、ぼくは、ポール・サイモンの詩を思い出す。

こんな詩。

Paul Simon Lyrics "Kodachrome"

少しだけ引用してみよう。

Kodachrome
They give us those nice bright colors
They give us the greens of summers
Makes you think all the world's a sunny day, Oh yeah
I got a Nikon camera
I love to take a photograph
So mama don't take my Kodachrome away


どうですか?光景が浮かんできそうでしょう?
日本製の大きなカメラを首にかけた、ちょっとオタクっぽいアメリカ少年の姿が見えるようだ(歌の方では「~ナイコン・キャメラ」って聞えるけども)。

(コダクロームというのは世界で最初のカラーフィルム。
参考までに 
■山田祥平のRe:config.sys■コダクロームが残した色
写真家のキャパのカラー写真展にからんだエッセイ。)

レコードにしたって、銀塩フィルムにしたって、それらを淘汰させたデジタルの仕組みをわれわれは便利に使ってるわけで、感傷的になるのもへんだけど。

"MacBook" PROねえ・・・。

2006年01月14日 00時19分55秒 | パソコン・デジモノ
こんな記事を見つけた。

「MacBook Pro」という名前はダメなのか--アップル製ノートPCに対するブログ界の評価

そうだな。このCNETの引用してる記事に賛成。PowerBookがかっこいいとは言わないけど、この歴史のある名前を捨てるほど魅力的な名前とは思えない。
そら、まあ、わかりやすいというか、身も蓋も無いっていうか。

PROってのがねー。

ところで、Windowsとのデュアルブートのことはどのメディアも触れていないような気がするんだが、どうなんだろうか?
いや、MSオフィスや、iPaqとのシンクロぐらいならVirtualPCでじゅうぶんなんだけど、これだけ強力なGPUを積んでるんだから、豊富なWindows用のゲームしたいじゃないですか。それこそMacOS XでDirectXをサポートでもしないかぎりIntelMacネイティブのゲームがそれほど出るとは思えないし。

うーむ。

とはいえ、先立つものがない。きっぱり無い(笑)。


いかん、だらだら起きている癖が付いてしまった。週末ごとに目標を立てないと。
そんなわけで、あと少し執筆して寝ます。

じゃ。

みなさん、ありがとうございました。

2005年12月02日 23時59分49秒 | パソコン・デジモノ
とにかく、話は進んでいるそうです。今日、出版に関していろいろとお世話になっているひとからメールをいただきました。
あ、「福音の少年」シリーズのことです。もちろんまだまだ決まった話ではないですので発表できませんが。決まり次第、ここと公式サイトでお知らせします。

みなさんには暖かい励ましの言葉をかけていただき、ほんとうに感謝しています。
その厚意に報いるためにわたしができることは、ただ「面白い本を書く」ことだと思います。

それでは。

パソコンでテレビを観る。スキャンコンバータ。

2005年08月27日 13時09分27秒 | パソコン・デジモノ
I-O DATA 液晶ディスプレイ対応 コンパクトTVチューナーBOX TVBOXes

アイ・オー・データ

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先日、BenQのFP91V+という動画再生能力の高い液晶ディスプレイを買ったので、ついつい上にあるアイ・オー・データのTVチューナーを買ってしまった。
DVIではこの機種のウリのピクチャー・イン・ピクシャーが出来ないのでAT互換機をアナログRGBに繋ぎかえた。
やってみる。なかなかいい。
PCのCPUパワーを一切使わないので、単にテレビを観るだけならキャプチャーカードよりもいいと思う。それにフルスクリーンのSVGAに対応しているので、比較的映像がきれいだ。
PS2とS端子で接続してみる。けっこういい。ゲームも十分実用になる。

たったひとつ問題があるとすれば、わたしに自制心というものが無いため、4作目の執筆が進まないということだった。

【Macのこと】往生際の悪いアップルについて

2005年08月03日 20時47分52秒 | パソコン・デジモノ
アップル、初の4ボタンマウス「Mighty Mouse」

ようやく、アップルから純正の4ボタンマウスがでた。
いまさら、という感があるけれど、素直に歓迎したい。
いまだに「Macのマウスはワンボタンだからわかりやすい」などという、「いったい、いつの時代なんだよ」と思える文章を、プロのライターが書いているのを目にしたりするけれど、これでようやく素質のいいOS本来の機能を使いやすいかたちで純正品で利用できるようになったわけだ。

しかし、ブートできるOSがOSXのみになったときにでもこれを発売できなかったものか。本体に添付できなかったものか。
それと購入してたしかめてみないとわからんが、あのデザイン、使いごこちはいいのだろうか?

それはともかく、あとはノートだ。2ボタン化と馬鹿でかく使いにくいタッチバッドをなんとかしてほしい。

【液晶ディスプレイ】執筆の効率を上げたいな大作戦その1

2005年07月31日 12時40分10秒 | パソコン・デジモノ
FP91V+ 液晶モニター

ベンキュージャパン

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ここのところブログの更新が止まっているのは、忙しかったから・・・でもない。
ちょっといろいろあって、なんとなくおっくうになっていたのだ。

昨日の土曜日、注文していた液晶ディスプレイが届いた。いま非常に売れているベンキューのFP91V+という19インチ液晶ディスプレイである。
いまのところ、自作AT互換機にデジタル接続している。テレビチューナーや動画を観てみたが、確かに残像は感じられない。仕事用には向かない光沢液晶だが、気になる映り込みもそれほどではなかった。

アナログRGB側が空いているので、これにインテル製のデュアルコアCPUが載ったマックをつなぐのを楽しみに、四冊目の本と「福音の少年」シリーズ以外の小説の仕事をしよう。

25日に出た「歌う錬金術師」、さいわい、ある程度好評のようだ。シリーズも三作目、ここらあたりからファンタジー小説シリーズとして、もっとひろく認知されるようになったらいいな。
そのためにも、シリーズ4冊目、がんばろうと思う。

「あなたを作ります」とロボット会社は言った。

2005年06月28日 00時16分26秒 | パソコン・デジモノ
まず、下のリンクの先を読んで欲しい。ロボットの展示会だ。
その記事の下の方。
ITmedia ライフスタイル:本物そっくりのロボットに出会えるNextFest

「人間そっくりのロボットを作って展示しよう」というとき、なんと作家の故フィリップ・K・ディックをモデルにするなんて、泣かせるではないか。それこそ、「流れよわが涙」になりそうだった。

日本の企業じゃ、たとえばアジモフ(例の三原則のひと)なんかをモデルにしそうだ。いや、ひょっとしたらかなりの確率で「メイド服を着た美少女」かもしれない(というのは偏見かもしれないが)。しかし、このアメリカの会社のセンスに恐れ入る。

この調子でどこかの企業が、世界的なコンピュータシステムの名前に「ヴァリス」と名付けてくれないだろうか?

Intel Macの「98NX化」の懸念を表明する。

2005年06月07日 21時07分22秒 | パソコン・デジモノ
MacintoshへのIntel製CPU搭載をジョブズCEOが宣言

来るべきものがきた。
上のリンクにあるように、MacintoshにIntel製のチップが載るのだ。

正直に言って、あまり驚いてはいない。OS Xの発表直後からそんなウワサがあったのを記憶している。
一度、AMDのチップを採用するのでは?というウワサも、たしかあった。

Dothan搭載の、高性能で薄くてバッテリの持ちのいいPowerbook(名前は変えられるだろうが)やデュアルコアPowermac(これも名前は変わるだろう)など、いまから想像しただけでわくわくする。

だが。
ちょっとまて。アップルはハードウェア生産部門を護ろうとして、妙なMac、つまりわたしに言わせればPC/ATアーキテクチャから遠いマックを作ろうとするのではなかろうか(わたしは遠くて「あたりまえ」とは思わない)。つまり、PC/ATに近ければ、いやもっと大胆にほぼAT互換機ならば自社のハードウェア生産部門の立場が微妙になるから、「遠いマシン」つまりインテル製のチップは載るが独自性の強いハードウェアになりはしないか、と。

いぜん、NECが日本独自仕様のPC9801から方針を転換したとき、「98NX」なるなんとも中途半端な設計のマシンを出したことがあった。当時のラインナップでは98NXシリーズの中で純粋なAT互換機は業務用のタワー型サーバ機だけだったように記憶している(カタログにわざわざそう書いてあった)。

もちろん、アップルにPS/2ポートやシリアルやパラレルポートといったレガシーインターフェイスをもったマシンを作れと言っているのではない。いまのWindows PCが往年のIBM PC/ATと似ても似つかぬものであることも承知している。ここでいっているのは「Windows XPとMac OS Xがやろうと思えばデュアルブートできるマシン」という程度のものである。

チップセットを非常に独自な設計にしない限り、ゲーム専用機であるはずのXboxのようにハックされるだろう(そのXboxの次のマシンのCPUはIBM製だっていうのだから、この業界は面白い)。
そこらへんの自作マシンでOS Xが動いているというのは、いまのアップルにとって望ましくないのかもしれないが、わたしは歓迎である。

つまり、この際、ソフトウェアとiPodの会社になっちまえばいいのではないか。
AT互換機OSメーカとして転身するのである。ハードウェア生産部門はそれこそどこかに売却してしまうのだ。価格よりデザインのいいマシンを求めているひとは大勢いる。中身はAT互換機でもMacらしいデザインのPCでやってけるのではないか。それと、膨大にあるAT互換機用のパーツや周辺機器のデバイスドライバがそろってくるまで、確実に動く「純正マシン」として需要は大いにあると思うのだがどうだろう。

…AT互換機で動くTiger。
欲しい。いますぐ欲しい。
とりあえずThinkpad T43かHp Nx6230を買って、インストールして使いまくりたい…って、やっぱアップルのハードじゃないな。

虎よ!虎よ!物欲の炎が燃えるiMac

2005年05月04日 21時39分36秒 | パソコン・デジモノ
「虎よ、虎よ!」と言えばベスターのこの宇宙でもっともすばらしいSF小説のひとつだが、その本のことではなく、Mac OS X 10.4"Tiger" を搭載したアップルの新しいiMacに物欲の炎が燃え上がり、身を焦がしているという話である。

前回、AT互換機の部品のことを書いたくせに、今度はマックである。節操が無いにもほどがある。
いまiBookG4を使っているが、やっぱり20インチのiMacもいいな。欲しいな。新しいOSごと買うというのが、いいではないか。
メーカー自身のページに傑作ゲーム「HALO」のフレームレートのことが自慢げに載っているのもいい。アップルらしい。怪しげなフォトショップのフィルター適用時間なんかよりストレートだ。
いくつかの重要なソフトウェアが快適に動くんならMac OSXとKDEで環境を統一してしまいたいのだが、仕方なくWinXPも使わざるを得ないのがくやしい。

どうてもいいことなのだが、この「虎よ!虎よ!」の元になったウイリアム・ブレイクの有名な詩は、虎のことを Tyger と古語でつづっている。したがって、Tiger! Tiger! ではなくTyger! Tyger!である。


 虎よ! 林檎の森蔭で
 白々と光をはなつ虎よ!
 禿げ上がった尊大な者のいかなる眼が、手が、
 お前の先進的な機能を作り上げたのであるか!
 眼鏡野郎の「長い角(つの)」をかすませるほどに!


アップル - iMac G5

いやこんなことをやってる場合ではないのだが。マザーボードのこと。

2005年05月03日 22時42分02秒 | パソコン・デジモノ
ITmedia PCUPdate:Ma○ miniをちょっと意識&「MXM」対応ノートベアボーンも――AOpen、製品展示イベント開催 (2/2)

ちょっとだけ息抜き。
趣味はパソコンの自作だったが、AthronXPマシンを最後にやめてしまってまった。だけど、ITmediaやPC watchのマザーボードの記事は欠かさず読んでいる。

ちょっと惹かれるマザーボードがあった。このリンク先の記事の中程にある『デスクトップ用のIntel 915Gチップセットを採用するSocket 479マザー「i915Ga-HFS」』が気になる。
915GにDDR2対応、PCI-Xスロット、PCIスロットも3本というATXマザーだ。Pen4にはまったく触手が伸びないが、PenMのマザーでようやくふつうに組める感じのマザボが出た、という印象。
おまけに好きなAOpenである。

うう…!

いや、わかってる。時間も先立つものも無いのは。
行けない海外旅行のカタログや、着られない大胆なドレスを眺めてるみたいなものである。

【ソフトウェア】パソコンバスター? 更新ファイルで不具合 

2005年04月24日 08時30分42秒 | パソコン・デジモノ
Yahoo!ニュース - 時事通信 - ウイルスソフト更新でトラブル=報道各社、JR東日本など被害

このささやかなブログを読んでいる方は、さいわい被害にあわなかったのだろうが、上のリンクにあるようなことが起きている。

わが家に四台あるWindowsマシンの一台だけがこの会社のウイルスソフト(っていう言い方がなにか引っかかる。お金を出してウイルスを買っているみたいで)が入っていた。あとはMacOS Xが一台、Vine Linuxが二台。こんなこともあろうかとウイルスソフトやらOSやら分散していたので、完全にネットが使えなくなるということはない。
「インストールふぇち」も、たまには役に立つ時があるのだなあ、と(被害にあった方には気の毒だが)のんきなことを考えている。

動作テストをしないまま更新ファイルを配信したという、お粗末な「人災」である。
思わず十年前に流行った「マーフィーの法則」を思い出した。

起きる可能性のあることはかならず起こる。