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加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

【げーむ】歌を忘れたおじさんへ。「時雨殿」の午後。

2006年12月23日 15時01分11秒 | ゲームのこと
何年に一度って感じの大風邪をひいてしまい、2日半寝込んでいる。
おかげで忘年会をひとつすっぽかすことになってしまった。

土曜の朝もしんどくて寝ていると、長男がゲーム屋と本屋へつれていけという。
しかたないので、マスクをして出かける。
以前にも増してXBOX360に勢いが出てきたような気がする。隣のPS3の棚に比べると、だが。
アマゾンで予約をしていたのに発売日に届かなかった(実は今も届いていない)「ロストプラネット」を横目に、DSの棚を物色していると、おもしろそうなものがあったので、つい買ってしまった。

タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿

任天堂

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いや、楽しい。これはいい。
わたしはもともと「和歌」が大好きである。どれも文庫だけど、古今和歌集や新古今、万葉集を持っている。もちろん百人一首も「王朝秀歌選」と一首ごとの脚注本を持っている。
が、しかし。
歌を暗唱できないのだ。読み込みがたらないといえばそれまでだけど、ほんとうに歌を憶えていない。憶えられない。
この任天堂の百人一首を題材にしたゲーム(あえてゲームという)は、ゲームを楽しみながら百人一首をおぼえる(強くなる)ことができる。

風邪薬を呑んで横になりながら、気がつくと夢中になっていた。
簡単な京都案内もついているこのソフトは、文化振興のために任天堂の山内会長が京都に建てられた施設「時雨殿」の名をとっている。ちょっと行きたくなった。

【げーむ】「あおいりゅう」は「赤い竜」より前。「ブルードラゴン」

2006年12月09日 11時33分38秒 | ゲームのこと
買う予定はなかったのだけど、一部のネットの評判につられて、「ブルードラゴン」を買ってしまったのだ。

ブルードラゴン 特典 「オリジナルマウスパッド」&「フェイスプレート カスタマイズシール セット」付き

マイクロソフト

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ふだん、RPGというものはほとんどしない。これだけゲームをやっていても、クリアしたRPGは片手で数えられると思う。
買ったのは、特製マウスパッドの付いているやつ。
鳥山先生の描くドラゴンはすばらしい。
こんどのドラゴンはシェンロンと違って、怖いながらもちょっと愛嬌がある。
このドラゴンは主人公の影になって活躍するのだが、戦闘に勝利したとき主人公と一緒に親指をぐっと立てるのだ。その表情がすごくかわいい。
正直、主人公のキャラデザは地味(アラレちゃんの通行人クラス)だけど、このドラゴンの魅力が大きい。
まだまだディスク三枚組の一枚目。しかし、グラフィックは最高だ。
システムにはさして驚きは無い。FFやドラクエのナンバリングタイトルの一つであったとしても違和感はないほど。
クリアしていないので、ストーリーうんぬんには触れないけど、いまのところサクサク進んでいる。ちょっとしたことだが、アイテムが異様に多い。いわゆる宝箱もそこらじゅうに落ちているけど、Aボタンをおして「調べる」コマンドを実行すると、いろんなところにいろんなものが隠されている。けっこうおもしろい。
年末年始の息抜きのお供にしたい。

ところで、投稿の題名は、拙作の「福音の少年」の設定から。主人公がなぜか「赤い竜」を召喚する理由付けに、「初心者用の召喚生物図鑑」の最初に乗っている人を乗せて飛べるクリーチャー、という説明をしたのだ。
もうお気づきですね。ブルードラゴン、「青い竜」は五十音順だと先ですね(笑)。どうしましょう?
まあ、あの、その、「赤い竜」そのものはその設定の出てきたあとの巻で説明しているように、神話的な意味があるので、あえて図鑑の項目になっている、ということで。
(図鑑はふつう色毎には項目はもうけられないしね。「藍色の竜」が先なんちて)

【げーむ】「Wii肉痛」の日々。

2006年12月04日 23時07分24秒 | ゲームのこと
肩が痛い。
慣れない運動をしたからだ。土曜日に買った任天堂のWiiのおかげである。

Wiiスポーツというスポーツゲーム、これはマジ楽しい。
不満もあるけれど、バットやドライバーやラケットのインパクトの瞬間。これはたまらない。いままであったどんなゲーム機でもこの快感は得られない。

あまりに楽しくて土日リモコンをぶんぶん振り回した。
そのおかげで筋肉痛になっちまった。

2チャンネルのWiiのスレで「Wii肉痛」という言葉を知る。
こりゃ、いい。
使わせてもらおう。

その「Wii肉痛」をこらえながら、机に向かっている。
毎日やるとしんどいし、子どもたちの勉強に差し支えるので、今日はお休み。
週末にゴルフの打ちっ放しと、バッティングセンターと壁打ちに行ってきます。

じゃ。

【ゲーム】Wiiがウチにやってきた!

2006年12月02日 17時56分12秒 | ゲームのこと
任天堂の新ゲーム機、「Wii」を買った。
じつは予約に失敗して、発売日の朝から数件のゲーム屋や家電店をかけずりまわったのだけど、ゲーム好きの年下の友人が某大手玩具店で抽選をひきあててくれたおかげでようやくゲットできた。
(Gくん感謝!)

家に帰り、息子とふたりでセットアップする。
リモコンの認識にちょっととまどったものの、すぐに使えるようになった。
「似顔絵チャンネル」という、利用者の似顔絵(と「アバター」を思わせるキャラクタ)を登録する機能があるのだが、息子がおおよろこびでリモコンを使って家族分のキャラを作った。

ちょうど土日で親類が来ていたので、このWiiでとても楽しく遊ぶことができた。
いや、これほど多人数で盛り上がるゲーム機もないだろう。コレばかりは360でもPS3でも無理。
「任天堂は年末年始に強い」ということが言われるけれど、DSと合わせて、この年末年始はほぼ任天堂一色になるのではないだろうか?

はじめてのWiiパック(Wiiリモコン同梱)

任天堂

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最初に買ったのは、とりあえずリモコン一個の付いている「はじめてのWiiパック」とヌンチャク。
Wiiリモコンの操作になれるためのミニゲーム集といった感じのタイトルである。
ひととおり息子とふたりでやってみる。楽しい。
思ったよりリモコンのポインタの感度が敏感なので難しく感じたが徐々に楽しみながら操作に慣れていく。
どっちにしろリモコンは複数いるので、最初に買う物としてはおすすめ。
だが、この中のミニゲームのいくつかは本体に同梱してもよかったのではないかと思った。定価が上がったとしても。

Wii Sports

任天堂

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Wiiスポーツはリモコンの操作性を生かしたスポーツゲームの詰め合わせ。
個々のゲームの底は浅い。
たとえば野球は守備が省略されているし、ゴルフはクラブを細かく選べない。
しかし入門用のタイトルとしては十分だろう。

今後、従来のコントローラに特化したようなゲーム、たとえばウィニングイレブンとかマッデンとかパワプロといった定番スポーツゲームのWii版が出るとして、特色を出せるかどうかは、リモコンの使い方次第だろう。

ゲームメーカーによっては、DSにおけるFF3のように、あえてタッチペンというギミックを活用しないというゲームを出してくるかもしれない。
PS3がおそらくスタンダードにはならない将来において、PS2に代わる国民機はWiiになるだろうが、各社には、「あまりリモコンにはこだわるな」と言いたい。
というのは、Wiiリモコンを使った新しいゲームの楽しみという意味では、このロンチタイトルの2本がある程度網羅しているからだ。間違いなくこの2本はロングセラーになるだろうし、ミリオンを越えるだろうし、定番になるだろう。
「任天堂のゲーム機は任天堂のゲームしか売れない」というDSの現象を繰り返さないよう、考えていただきたい。
旧Xbox並の性能を持つのだから、リモコンにこだわらず、クラシックコントローラー前提の普通のゲームを出してもいいのではないか、と思った。

一方のPS3陣営だが、延期になるのではないかと噂されていたGTHDはなんと製品としては出さずに、クリスマスイブの夜にGTHDコンセプトとして無料ダウンロード用のタイトルとなるとのこと。
Wii発売の前日に発表しているところから、もしかして牽制のつもりならおめでたいかぎりだが(おそらく株価対策ではないかというウワサもある)、ちゃんとした製品としてのグランツーリスモシリーズが12月に発売されることを信じて高いPS3を購入したユーザーへのお詫びのひとことくらいあったっていいのではないか?なんて思った。わたしはいまPS3を購入する予定はまったくないけど、現ユーザーのひとは腹立たしくないのだろうか?

ともあれいわゆる次世代機の三台が出そろったところで、今後どんなゲームが出てくるだろうかと思うと楽しみでならない。

じゃ、今日はこのへんで。

PS3発売三日にして・・・。

2006年11月14日 00時50分35秒 | ゲームのこと
こんなニュースがあった。

ヤフオク早くも暴落! 「PS3」人気説に大疑問

当たり前のことなんだが、消費者は賢明であるということか。
前回の記事で一瞬魔が差したって書いたけど、万が一でも買わなくてよかった~。
もう、笑うほど後悔するところでした。

BDもほとんどないしロンチも寂しいしね~。おなじみすぎるリッジにガンダムにゴルフでしょう? これがほんとのところなんだろう。

ま、気を取り直して、Wiiの購入資金の工面でもしましょう。
(あ、もちろん、息子と二人で遊ぶためです)

プレイステーション3が売れた瞬間を見た!

2006年11月11日 21時09分22秒 | ゲームのこと
午後2時。人口10万足らずの地方都市のゲームショップ。
わたしの行きつけの店である。
わたしはそこで、見たのだ。

「プレイステーション3 20GB 在庫あります」

60GBは「売り切れ・予約受付中」の張り紙があった。ひょっとしてもともと60GB版は入荷していなかったかもしれない。というのは、その店の次に行ったゲームショップではもともとどちらも入荷の予定すら無いという張り紙があったから。

目の前にプレイステーション3がある。5万出して20円釣りをもらえば持って帰れるのだ。
そのときわたしの所持金は1万円余。しかし、VISAカードは持っていた。
正直に告白しよう。わたしはカードで目の前のプレイステーション3を買おうかと悩んだ。
ゲームをするためではない。そもそもロンチタイトルに欲しいのが無い。PS系で欲しいのはSEGA AGESの何本か。つまりPS2で事足りる。
では、5万もするゲーム機を買ってどうするのかといえば「ヤフオクに10万で出しちゃろーか」と思ったのだ。
いや、そのとき、ふと魔が差しただけだ。転売屋なんて考えたこともない。彼らは普通のゲームファンの敵だと思う。

だが、その巨大な黒箱(展示されていたWiiに比べると)は、わたしを誘惑するように怪しく光っている。
葛藤。黒尚武と白尚武が頭の中で取っ組み合っている。

そのとき、いっしょに来ていた子どもがわたしに声をかけた。
我に返った。
わたしはきびすを返し、店の外に出た。車に乗り、シートベルトをしていると、信じられないものを目にした。
大柄な若者が、大きな袋を下げて店から出てきたのだ。半透明の袋が透けて中が見える。
あのモノリスのような黒箱。

売れたのだ。目の前で。いやはや。びっくり。
あやうくスターフォースの暗黒面に落ちるところだった。

家に帰ってこうしてブログを書いていると、あの若者が下げていた袋にはゲームのパッケージがなかったような気がするが、そんなことはどうでもいい。きっとBDでも観るんだろう。この田舎でBDを売っているところなんか見たこともないけど。
いや、きっとプレイステーションLIVEだっけストアだっけ、美麗な数独をダウンロードして遊ぶのか。

まあいい。
まあ、いいや。くそ。

【げーむ】かべの中から戻れない。「ポケモン」のバグ。

2006年10月28日 15時51分51秒 | ゲームのこと
とつぜん、息子の小学校時代の友達が、数名の友達をつれてやってきた。
玄関の脇にある書斎でこどもたちの話を聞いていると、ポケモン(DS版)をやっていると壁の中にはいって戻れないとのこと。
「任天堂に電話すれば」などと息子が答えている。

小耳に挟んだことがあったので、子どもたちの話に割り込んで、下の情報を教えてやった。

『ポケットモンスター ダイヤモンド パール』における「かべの中から戻れなくなる」件について

歩いて数分のところにDSステーションを置いてあるゲームショップがあったので、子どもたちはわたしに礼を言って駆けだした。

いや、ポケモンのターゲットユーザーである子どもたちにとっては切実な問題なんだなあ、と思った。ポケモンはデータが命、苦労してゲットして育てた自分のポケモンこそがこのゲームの肝だから。
ゲームにバグはつきもんだ。
問題は、ゲーム会社がどうフォローするかだろうけど、任天堂はその点そつがない。こんな田舎にもあるDSステーションというインフラは、こんなふうにユーザーサポートに使えるのだ。

任天堂の時代はまだまだ続きそうである。

【げーむ】バカゲーの系譜。SEGAの「フルオート」

2006年10月23日 21時05分23秒 | ゲームのこと
ニンテンドーDSのFF3ばかりやっていたので、アクションゲームをやってみたくなった。それも深く考えなくてもいいバカなゲームがいい。

で、近所のゲーム屋の試遊台に下のゲームがかかっていたので、数分やって、気がつくとパッケージを持ってレジに並んでいた。

FULL AUTO

セガ

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バカゲーである。
以前、EAの「バーンアウト」シリーズのことを書いたと思うけど、このゲームはもっとバカである。なにせ、車のボンネットに機関砲やらロケット砲を積んで、ライバル車を破壊しながらレースをするのだ。

セガのバカゲー。「レンタヒーロー」とか「ダイナマイト刑事」とか、「クレイジータクシー」といった、楽しくもバカバカしいゲームがすぐに思い浮かぶ。

グラフィックの面では、個々のモデリングはたいしたことはないが、Xbox360の性能で、市街地が多いコースの目に付くものはほとんど破壊できるのが楽しい。
電話ボックスや街路樹はあたりまえにぶっ壊せるし、コースアウトしてビルの壁にぶち当たると、コンクリートやガラスがバラバラおちてくる。

頭の悪そうな巨大なアメ車にでっかいマシンガンを積んでブリブリぶっ放しながらアヒャヒャヒャヒャと笑いながら街を暴走すると脳みそからヘンな汁が出てくるような気がする。

ゲーム性そのものは単純なので飽きるのも早そうだが、中古屋に売らずにおいて、たまに一レースほど遊ぶのがいいと思う。
四国で買った人は100人もいねーんじゃないかと思うほど売れてなさそうだし、Live(ネット対戦)も人いないけれど、ストレスを解消したいひとはご一考を。

【げーむ】寝転がって3DのRPG FF3

2006年10月07日 21時24分53秒 | ゲームのこと
これだけゲームのことを書いているにも関わらず、ゲームのカテゴリが無いなんて、と思って作りました。
いま、執筆の合間にやってるのはスクエアエニックスの「ファイナルファンタジー3」。
楽しい。今の基準からすると、じつにシンプルでオーソドックスなRPGだと思う。
ニンテンドーDSにしては3Dグラフィックもいいし、スクエニとくいのムービーも素直に感激してしまう。
なるほど、往年のセガ・サターン並と言うはずである。

ファイナルファンタジーIII

スクウェア・エニックス

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どうも出荷が弱気だったようで、買えないひとが多かったようだ。きちんと出荷されてれば100万本は行けたのに。

それにしても、携帯機でここまでのゲームが出来るようになるなんて、ゲーム好きにはいい世の中になったと思う。それも、携帯するゲーム機として、単純な描画性能以外のすべての面でPSPよりも勝っているDSで出来るのだから。
このさい、ドラゴンクエスト本編(DQ9)もDSでいいのではないか、

【ゲーム】Xbox360を買っちゃった!

2006年05月21日 14時12分53秒 | ゲームのこと
そんなわけで、前回の記事の続きみたいになるけれど、ついにXbox360買ってしまった。

いわゆる大統領(メタルウルフカオス)やキングダム・アンダー・ファイアなど、お気に入りのゲームに限って初代Xboxのゲームが動かないので、困るんだけど。

べつに前回の記事のE3のPS3に失望したから買ったのではないつもりだけど、踏ん切りが付いたというか、ちょっと背中を押されたような気がする。

一緒に買ったのはコーエーの真・三國無双4Empires。これは単に安かったから(笑)。1,2,3とやって来て、4が出たときにPS2を売り飛ばしてしまったので、できなかったという事情もある。

で、今日、ついつい二本目のThe Elder Scrolls IV: Oblivionを買った。

ものすごく評判のいいシングルプレイRPG。欧米では200万本以上売れているらしい。でも日本語化されていないので、一生懸命英語を読まないといけない。

Xbox360自身の感想は、案の定死ぬほどDVDドライブがやかましい。だけど、フルタワーの自作AT互換機に慣れているわたしはあんまり気にならない。

ネットワーク(Xbox Live)は快適そのもの。
体験版を落としまくって遊んでいる。
とくにアタリのTEST DRIVE Unlimited と、バトルフィールド2・モダンコンバットが気に入った。
前者は美しいハワイを高級車でだらだら走るゲーム、後者はものすごく楽しい戦争ごっこ。どっちも製品版が欲しくなった。

いかん、執筆しなきゃ。
じゃ。

プレステ3にはがっかり。Wiiはなんだかワクワク。

2006年05月15日 22時55分55秒 | ゲームのこと
世界最大のゲームショーであるE3も終わって、いわゆる次世代機の情報がだいぶ明らかになってきた。

Electronic Entertainment Expo 2006 記事リンク集

思ったのは、Wiiが性能はやはり劣るものの非常に楽しそうであるということと、PS3にがっかりということ。
おそらく、年末にかけて提灯持ちメディアを総動員して盛り上げるだろうけど、正直、こんなもの(PS3)が売れるとは思わない。

ゲーマーとして、いちばん落胆したのは、コントローラーである。
なんじゃありゃ?

批判的なひとは「Wiiのコントローラーのパクリ」というが、そうとは思わない。
あれは、マイクロソフトがかつて出していた、「Sidewinder FreestylePRO」というゲームパッドのアイデアをそっくり真似たものだと思う。
※さすがにプロトタイプのブーメラン型は遠慮したのか?

かつてマクロソフトは非常にいいパソコン用のゲームデバイスの数々を販売していた(Xboxと前後して撤退してまったが)。
そして、わたしはこのフリースタイルプロという傾きセンサーのついたゲームパッドを愛用していたのである。

おもにやっていたのはコリンマクレーラリー2.0というラリーゲームと、メックウォーリア3というロボットアクション(というよりシミュレータに近い)である。
※案外フライトシムには合うようで合わなかった。

まあ、慣れれば結構楽しいし、(ラリーなどは)ハンドルコントローラー代わりに使えなくもない。

しかし、けっして、けっして、けっして、振動機能とトレードオフじゃない。

「傾きセンサーと干渉するから振動機能を外しました」?

たわけたことを言うな、SCE。
振動機能もないコントローラーで、現代のコンシューマーゲーム機を名乗るな。

これがもし噂に聞く振動機能の特許にからむ裁判のせいなら、ほんとうに馬鹿げた話である。まさにユーザー不在である。マイクロソフトだって任天堂だって払ってるのだ。PS1&2の使用料を含めて払ってでも、振動機構を搭載しなさい。

6万~7万もするハイエンドゲーム機、マニアが納得して買わずに誰が買うと言うのだ?このままだったら、それこそPCゲームにながれちまうぞ。


このコントローラーの件に比べれば、ゲームプレイに関係のない「廉価版にHDMIが無い」だの「コストを上昇させるBDなんていらない(※)」なんてのはたいした問題じゃないと思える。

※そらBDなんて、ゲームにゃ無用の長物だが、どうせしばらく性能を活かしきったゲームなんぞ出ないだろうから、アナログ出力専用のBDプレイヤーとして5年は使えるじゃないか。

【ゲーム】進化ってなんだろう?「ゼノサーガI・II DS]

2006年04月03日 23時19分58秒 | ゲームのこと
ゲームなんかやってる場合ではないのだが、下のDSのRPGを買った。

ゼノサーガ I・II 特典 差し替えカレンダー式マウスパッド付き

ナムコ

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4000年後の未来を舞台にしたスペースオペラ、緻密な世界設定、カバラ神秘学。ニーチェ。でもって主人公(?)は眼鏡っ娘でミニスカで「主任」である。「百式計測器」は幼女の姿形をしていて、「モモ」と名付けられる。

ある意味「その筋」の人には凶悪な魅力を持つゲームであるw
PS2版に挫折した苦い経験のあるわたしは、ネットで評判を確かめてからDS版を買った。

けっこういい。というか、PS2版よりはるかに快適に遊べるのだ。
ずいぶん前の話だから記憶があいまいだけど、ゲームのストーリーの印象もさほど変わらない。

つまり、DVDに押し込まれたプリレンダのムービーと2Dのキャラが織りなすイベントとの差をあまり感じない。

少なくとも、わたしの場合、どっちか選べ、と言われたらDS版を選ぶ。

次世代機をめぐる攻防が話題になってるけれど、少なくとも日本的なストーリー重視のRPGの場合、ハードのスペックなんて、さして重要な要素ではないのでは?

ファイナルファンタジーが出るゲーム機は次世代機戦争を制す、というのはPS1&2世代ではあてはまったが、次の世代でもそうだろうか?

【ひきつづきゲーム】縦シューがなければはじまらない。タイトーの「弾爵」

2006年02月04日 16時30分32秒 | ゲームのこと
引き続きゲームの話題である。
アマゾンのポイントがたまったので、タイトーのニンテンドウDS用ゲーム、「弾爵」を買った。

縦スクロールのシューティングゲーム、「縦シュー」である。

弾爵-ダンシャク-

タイトー

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このジャンルのゲームは、買う人は買うし、買わないひとは見向きもしない。
どうだろう? えいご漬けともっと脳を鍛えるゲームが売れまくってるDSの市場で、縦シューを買う人がどの程度いるだろう?・・・たぶん一万そこそこといった売れ行きなのではないだろうか。

さて、縦シューでタイトーというと、もちろん「レイフォース」や「レイストーム」を連想するが、この「弾爵」(なんて題名だ)は海外のゲームスタジオのゲーム「ナノストレイ」のローカライズ版である。ホーミングレーザーはあるけれど、多重ロックオン→発射というタイトーの爽快な「レイ」シリーズとはまったく別。オーソドックスなゲーム性を持った縦シューである。

なによりいいのはそのグラフィック。すごい。すくなくともセガサターンよりは上、PS並か、さらにちょっと上。それが300グラムもしない携帯機で遊べるんだから、長生きはするものだ(笑)。

ノーマルの難易度が低いのも、オヤジゲーマーとしてはうれしい。
クリアするだけなら簡単、最近の和製縦シューにくらべてだいぶ敷居が低い。
しかし、チャレンジモードで点数稼ぎをすると、けっこうやりこめる。

DSと脳トレで携帯ゲーム機に還ってきたインベーダー世代、ゼビウス世代の大人に勧めたい。ゴルフや麻雀ゲームもいいが、縦シューも楽しいぞ。

【ゲーム】爆走するクリスマス・プレゼント 「マリオカートDS」

2005年12月25日 20時48分23秒 | ゲームのこと
息子がサンタクロースに「マリオカートDS」をもらったという。

さっそく息子と通信対戦をしてみる。
ゲームとしては64版に近い感じである。目新しさはあんまりないが、携帯機でこんなゲームができるようになったのがすごい。

じつは、ファミレスで6レースやって、6レースとも一位だった。
なんとか中年ゲーマーの面目を保った。

マリオカートDS

任天堂

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息子がWiFi対戦をしているのを見てると、ほんとうにすごい時代になったなあと思った。小学生の子どもがこたつに入って世界中の人とレースゲームを楽しんでいるのだから。
今度出る「ブリーチ」の格闘対戦ゲームもWiFiに対応しているという。
レースに格闘とくれば次はRPGだろう。ソニックチームあたりが「ファンタシースターDS」とか、出してくんないだろうか?

【ゲーム】ぼくの森にご招待 「おいでよ どうぶつの森」

2005年11月24日 06時57分01秒 | ゲームのこと
勤労感謝の日に、任天堂の「おいでよ どうぶつの森」を三本買った。

なぜ三本かというと、ぼくと娘と息子のぶんである。三人でそれぞれの森に招待しあおうと思ったのだ。
息子は第1作目からのファンである。ぼくと娘は息子に借りてたまにプレイするぐらいだったのが、今度、ニンテンドウDSをそれぞれ買ったので、みんなでいっしょにすることにしたのだ。

どんなゲームなのかはこの公式サイトを見ていただくとして、ちょこっとプレイした感想。
DSという携帯機はこのゲームにとってベストのプラットフォームであること。
ひとりで遊ぶのも楽しいが、だれかを招待するとむちゃくちゃたのしいってこと。

ぼくは息子をぼくの森に招待し、いっしょに川に釣りに行った。夜の森のなかをきゃはははと笑いながら走って、そこらじゅうに釣り糸を垂れる。最高に楽しい。
いや、現実には釣りどころか、息子とろくに出かけないのだが。ゲームの中だけである。ああ、ヴァーチャルな親子関係かも(笑)。

おいでよ どうぶつの森

任天堂

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おまけに今度は無線LANを通して日本中のひとを招待できるという。
これはほんとーに、すごいことだと思う。ネットワークゲームが、ついにそこらへんの小学生でも出来るようになったのだ。
まだまだしょぼいぼくの森にご招待するのは恥ずかしいが。

昨日の晩、寝る前に、ぼくは真夜中の森を散歩した。空には、といってもDSの上のスクリーンには、現実の月齢に合わせた欠けた月がかかっていて、ぼくの作った星座が高く昇っている。


月並みな表現でもうしわけない。
とても癒された。