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fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、趣味のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

高倉健さんの映画は1本しか見ていないけれど

2014-11-19 09:44:32 | 日記
高倉健さんがお亡くなりになりました。

健さんの映画は『幸せの黄色いハンカチ』しか見ていないし、その時ファンになったわけでもないのに

TVでの皆さんのコメントや新聞の訃報の記事を読んでいるうちに何だか涙が出てきてしまった。

皆さんが一様におっしゃっているのは、仕事に対する真摯な姿勢と周りを気遣う繊細で細やかな所。

撮影の最中、スタッフの方々が座ることもなくずっと仕事をしているのに自分が座るわけにはいかないと、健さんも座らないし火にも当たらない、と言う話は有名ですが

本人はTVで「そんなことないです、タケちゃんがあんなこと言うから出来なくなっちゃった。」とか面白そうにおっしゃってるシーンが映っていました。

また、徹子の部屋では「お金のために仕事をしているようなもんです、ええ、20年間今でもそうですね。」と、淡々とした調子でおっしゃっていましたが

そんな世俗的なことを言っても全く穢れがないと言うか、カッコイイと言うか、不思議だけれどホントカッコイイ。

健さんは、あまりメディアにも出られなくて神秘的でどんな生活を送っていらっしゃるのかが分からない部分が、良いなぁと思います。

近頃は、前宣伝のために役者さんがいろんな番組に出演されますが、興ざめしてしまう時もある。

作家さんたちも、小説の宣伝で顔写真入りで新聞に出ておられますが、あの素敵な小説を書いた人がこんな風貌の人かぁ、、と残念思ったりするのでやめてほしいです。

夢の世界の人は、近所の人やお友達じゃなく、夢の世界の人のままでいて欲しい。

話がそれましたが、TVに映った最近の健さんはとても80代には見えませんでした。

ピシッとしてひたむきに人生を歩んでいる感があふれていました。

ずっと現役で目指すべき道を踏み外さないように歩いてこられたからでしょうね。

「行く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」健さんの座右の銘だそうです、すぐに楽しいことに気が行ってしまう私には無理そうですが頭の隅に置いておきましょう。


横尾忠則さんが追悼の文章を新聞に載せていらっしゃいました。
横尾さんはアーティストだけあって色彩が感じられるような文章です。
ポスターもやっぱり好きだ。



アメリカで習った作品。20数年の間に自然にアンティークな感じになってそこがいいと生徒さんが言います。


ご訪問ありがとうございますm(__)m、今日はお稽古の帰りに『天才スピヴェット』を観に行ってきます。どちらかクリックしていただけるとうれしいです
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