グッジョブ!「インドネシア単身生活」

アトランタ、メキシコに次ぐグッジョブシリーズ第3弾!!
還暦を迎え今回はインドネシアへ単身赴任。

スラバヤ東海岸探鳥記 173 (2018/08/01)

2018-08-01 02:42:22 | 日記
浅い養殖池にシギの群れ。
「ピピピピピ」という声があっちこっちで聞こえる。



大半がチュウシャクシギだが、中にアカアシシギやアジサシ類も混じっている。
それほど大きな群れではなく、300羽くらいだろうか。



チュウシャクシギは全長約42㎝で、長いくちばしが下に湾曲しているのが特徴。
夏はシベリアなどで繁殖し、冬は赤道付近やオーストラリアで越冬する。
日本には春と秋に渡りの途中で立ち寄る。



好物はカニ類で、湾曲したくちばしをねじるようにして干潟の中のカニを探し当てる。
群性が強く、群れで飛ぶときは編隊を組む。



近寄ると警戒して一斉に逃げる。
筆者が撮影していることを知らなかったバードウォッチャーが、自分の写真撮影が終わったので歩き出したところ、一斉に逃げられた。
逃げられた後でそのバードウォッチャーは筆者が撮影していたことに気付き、ばつが悪そうに素振りで謝っていた。

チュウシャクシギをはじめ、ジャワアカガシラサギ、アジサシ、コアジサシ、アカアシシギなどを撮影した動画はこちら


やや離れた木の上にいたジャワアカガシラサギ(左)とムラサキサギ(右)。



お互い背を向けるように止まっていた。



そのジャワアカガシラサギ。
逆光で鮮明ではない。


こちらは別のムラサキサギ。



名前の紫の色はないが、茶色や銀色、金色、灰色、茶色など微妙な色が混じっている。



30mほど離れたところにいたムラサキサギ。
首を伸ばしてまるでヨシゴイのカモフラージュをまねしているように、正面を向けてこちらを見ている。
正面からの写真は面白みがないので筆者が移動すると、その方向に正面を向けていつまでたっても同じポーズしか撮られない。


養殖池の枯れ木に止まったオオヨシキリ。



いつもはマングローブの葉の茂った木に止まるので、ほとんど撮影する機会がない。
「ギョギョシ」「ギョギョシ」と鳴くので、「仰々しい」と聞こえる。
日本にも夏鳥として渡来し繁殖する。


ジャワクロエリシロチドリ。



鈴女くらいの大きさなので動かなければ見過ごしてしまうが、結構足早に動くので見つけやすい。
この日はあちらこちらで10羽ほど見たので、Wonorejoに戻って来たという感じ。



この個体、左足を傷めているのか、右足だけでピョコン、ピョコンと跳ねながら歩いていた。
左足を全く地面につけないので骨折して入りのだろう。

野鳥たちにとって渡りはまさに命がけである。

(つづく)

ランキングに参加しています。
よかったらポチッと押してください。
にほんブログ村

コメントを投稿