グッジョブ!「インドネシア単身生活」

アトランタ、メキシコに次ぐグッジョブシリーズ第3弾!!
還暦を迎え今回はインドネシアへ単身赴任。

スラバヤ東海岸探鳥記 39 (2017/03/01)

2017-03-01 05:05:31 | 日記
養殖池のそばに一軒のWarung(ワルン=茶店)がある。
さらにそのワルンの裏に小さな壁のない家があり、よく団体客が集まったり、中学校の生徒たちが授業か何かで見学をしたりしている光景を何度か見たことがある。
一度日本から来たバードウォッチングツアーで訪れた人たちが休憩していたところを見たことがあった。

この日初めて中を覗いてみた。(冒頭の写真)
野鳥の羽を広げた写真などがあって、バードウォッチャーの筆者にとっては結構参考になるものであった。



Junis-Junis Burung(鳥の種類)と題された大きな貼り紙があった。
その文字の下にDi Wonorejo Pantai Timur Surabaya(スラバヤ東海岸のウォノレジョ)とあり、ここで見られる野鳥の説明である。



写真とともにインドネシア名と学名も併記されていて、これは大変参考になった。
中には筆者自身Wonorejoではまだ見たことがない鳥もある。



マングローブを植えているCSR活動の垂れ幕などもあった。
自然環境保護活動を啓蒙するためだろうが、一歩市内に足を入れると、ごみの散乱、車やオートバイの氾濫、野鳥の捕獲や飼育などしていて、あまりも縁遠いことばかりである。

インドネシアで107番目の記録となったコアオアシシギ。



全長23㎝、チドリ目シギ科。
冬は東南アジアの赤道近くで越冬し、夏にシベリア方面で繁殖する。
日本には渡りの途中の春と秋に立ち寄る。



主に淡水の水辺にいて、海の干潟や海岸には出ないようである。
最初はタカブシギかと思って何の気なしにシャッターを切っていたが、タカブシギを見て何か変と気が付いた。

こちらがタカブシギ。



タカブシギは目の上に白っぽい線が入る。
タカブシギの方が頭がやや大きく感じ、体長はタカブシギの方が僅かに小さい。
足はどちらもややくすんだ黄色をしている。

こちらはタカブシギのそばにいたジャワクロエリシロチドリ。



体長17㎝。
シギではなくチドリなので、どちらかというとずんぐりむっくりの体形をしている。


シマキンパラ。



数羽の群れでいた。
周辺に巣があるようで、時折巣材を咥えて葉が密集した木の中に入って行った。



風で揺れる細い木の上で気持ちよさそうにゆーらゆら。
♂は全体的に明瞭な色をしているので、写真の個体は恐らく♂であろう。
鉛色のくちばしが特徴の一つ。

気温が上がって来て、じりじりと焼け付くように太陽が照る。
水を片手に養殖池のさらに奥の方へ行ってみた。

(つづく)

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