グッジョブ!「インドネシア単身生活」

アトランタ、メキシコに次ぐグッジョブシリーズ第3弾!!
還暦を迎え今回はインドネシアへ単身赴任。

火山噴火(2014/02/15)

2014-02-15 07:46:25 | 日記
インドネシアは環太平洋火山帯の一角をなし、火山活動が活発である。
冒頭の写真は2月13日の夜に噴火したクルド山(別名ケルート山)。
場所はスラバヤから南に直線距離で約100km。



東にあるバリ島からも約200kmの距離。
現在は降灰が半径10kmに及び住民20万人が避難を余儀なくされている。
またスラバヤやジョクジャカルタなどの空港も一時閉鎖された。

クルド山は最近でも1990年と2007年に噴火している。
1990年の噴火では住民30名が死亡している。



2007年には約3万人が緊急避難し、降灰は15km四方に広がったという。

ジャワ島中部ではムラピ山が2010年に噴火し、死者25名を出している。
ムラピ山はジョクジャカルタやソロ、世界遺産のボロブドール寺院やプランバナンの遺跡のすぐそばにある。
そう言えばこれらの遺産もムラピ火山の噴火で埋まっていて、長年灰の下にあったものを偶然見つけたものである。

西ジャワ州では1883年に最初の噴火を起こしたクラカタウ火山が有名である。
ジャワ島西部の海底火山が噴火し、二つの新しい島を作ったが、一つは今も残りもくもくと噴煙を上げている。

最近噴火し続けているのがスマトラ島のシナブン山。



2月2日にも噴火し、住民17名が死亡している。
住民はコーヒーなどで生計を立てており、亡くなった人たちは背に腹は代えられず、噴煙の下でコーヒーを摘み取っていたという。



シナブン山の災害は政府も最優先で復旧をしているものの、大量に降る灰にお手上げ状態。
TVなどでも既に募金活動を開始している。

ジャワ島はこのところの雨で野菜が高騰。
追い打ちをかける様に火山の噴火。
インドネシアに試練の時が流れる。


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