久し振りの工場の話題。
避雷針の取り付け工事がほぼ終わった。
冒頭の写真は工場の裏側にある避雷針。
避雷針は地面と空中の電位差を緩和し落雷の頻度を下げるため、あるいは落雷を呼び寄せ避雷針に落ち訳して、電位を地面に逃がす役割がある。
この地面の桝の中に銅の棒を深く差し込んでいて、雷を地面に逃がす。
銅は電気を通しやすく抵抗が少ない。
地中の水分が多いと電気を逃がしやすいが、乾季になるとやや抵抗値が上がる。
全部で5本ある。
雷がどこに落ちても近くの避雷針に落ちるように稲妻を呼び込む。
これは工場の表側に設置した避雷針。
高さは26m。
先端は尖らせた棒状の導体が取り付けられている。
手前で組み立てているのは外灯。
熱帯ではスコールとともにやって来る雷が非常に多い。
35年くらい前のインドネシでの出来事。
スコールの雨宿りを民家の軒下でしていたところ、突然白く光り「ジャリッ」という大きな音がした。
びっくりするというのを通り越してすくんでしまう。
その後何もないので、「今のは何だった?」と思って、辺りを見回すが特に変わったことはない。
10秒くらい経っただろうか、筆者から10mと離れていないバナナの木がふにゃりと倒れた。
雷がバナナの木に落ちたのだった。
この雷が筆者に当たっていたら即死だっただろう。
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避雷針の取り付け工事がほぼ終わった。
冒頭の写真は工場の裏側にある避雷針。
避雷針は地面と空中の電位差を緩和し落雷の頻度を下げるため、あるいは落雷を呼び寄せ避雷針に落ち訳して、電位を地面に逃がす役割がある。
この地面の桝の中に銅の棒を深く差し込んでいて、雷を地面に逃がす。
銅は電気を通しやすく抵抗が少ない。
地中の水分が多いと電気を逃がしやすいが、乾季になるとやや抵抗値が上がる。
全部で5本ある。
雷がどこに落ちても近くの避雷針に落ちるように稲妻を呼び込む。
これは工場の表側に設置した避雷針。
高さは26m。
先端は尖らせた棒状の導体が取り付けられている。
手前で組み立てているのは外灯。
熱帯ではスコールとともにやって来る雷が非常に多い。
35年くらい前のインドネシでの出来事。
スコールの雨宿りを民家の軒下でしていたところ、突然白く光り「ジャリッ」という大きな音がした。
びっくりするというのを通り越してすくんでしまう。
その後何もないので、「今のは何だった?」と思って、辺りを見回すが特に変わったことはない。
10秒くらい経っただろうか、筆者から10mと離れていないバナナの木がふにゃりと倒れた。
雷がバナナの木に落ちたのだった。
この雷が筆者に当たっていたら即死だっただろう。
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