グッジョブ!「インドネシア単身生活」

アトランタ、メキシコに次ぐグッジョブシリーズ第3弾!!
還暦を迎え今回はインドネシアへ単身赴任。

スラバヤ東海岸探鳥記 171 (2018/07/30)

2018-07-30 05:04:05 | 日記
昨日の朝、ロンボク島でM6.4の地震があった。
ロンボク島にはリンジャに山という火山があり、その近くが震源地で、約10秒間揺れたという。
犠牲者は時間が経つに連れて増え、昨日の夕方時点で死者10名、負傷者50名とも言われている。
スラバヤでは地震の揺れは感じなかったが、隣のバリ島では感じたという。
現在リンジャに山は入山禁止となっている。

さて、スラバヤは連日晴天で、すでに2か月あまり雨が降っていない。
日中の気温は33~34℃あるので、直射日光は強烈である。
先週の土曜日のWonorejoでの探鳥。



その日差しを避けながら養殖池で魚釣りをしている人たち。
釣りをしてよい場所と禁止されている場所があるようで、釣れる魚はあまり大きくはないようだった。



いつもは人目を遠ざけるように奥の方の養殖池にいることが多いミナミヒメクロウだが、この日は養殖池入り口のWarung(ワルン=屋台)の近くにいた。
それでもこの距離は7~80mある。


干上がった養殖池にいた鳥の群れ。



アジサシ類とシギ類がいることが遠くからでも分かる。
シギはアカアシシギのよう。



体長約28㎝。
渡りの距離は他のシギ類と比較してそれほど遠くない。
日本やユーラシア大陸の南部で繁殖し、冬は東南アジア、インド、中近東、アフリカ北部などで越冬する。



足が赤いのはもちろんだが、くちばしの基部も赤い。
夏羽と冬羽でやや違うが、大雑把には冬羽は白っぽく、夏羽は黒っぽい。


このアカアシシギの群れに混じっていたのはアジサシ。



全長約35㎝。
夏にユーラシア大陸の温帯から亜寒帯に移動し繁殖。
冬は赤道付近で越冬する。



群れになることが多いが、1羽で杭に止まることも多い。
全体に白っぽいイメージが強い。


こちらはコアジサシの群れ。



全長約28㎝。
夏は日本でも繁殖する。
冬は赤道付近で越冬する。



嘴が黄色く、足の黄色っぽい。
「クリィ、クリィ」といようような声で鳴く。


もう1種類いたアジサシの仲間。



ハシブトアジサシで、全長約37㎝と3種類の中で一番大きい。
ほぼインドネシアとオーストラリアを行ったり来たりしていると考えていいだろう。
日本ではほとんど観察されない。


まるで雪の中で撮ったようなシマキンパラ。
日陰で撮影し、バックが養殖池の水面が光っていたため、画面が白っぽいというか、光量が足りない。



やはりいつも通り10羽くらいの小さな群れ。
雑草から雑草に移動しながら穂をついばんでいた。

(つづく)

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