一昨日の土曜日。
いつものようにWonorejoへ探鳥に出掛けた。
朝から強い日差しが容赦なく照り付ける。
水が少なくなった養殖池に渡り鳥が来ていた。
この黒い塊のほとんどがオグロシギ。
オグロシギは群性が強い。
全長約38㎝。
北で繁殖を終えインドネシなど東南アジやオーストラリアに戻って来た。
Wonorejoでは越冬はしてないようなので、大半がオーストラリアに渡るものと思われる。
日本には春と秋の渡りのときに全国的に見られるが、春よりも秋の方が圧倒的に多い。
恐らく春と秋では通過するルートが違うのだろう。
オグロシギはくちばしが真っすぐで基部から中央までが茶褐色で先端は黒い。
夏羽では体が赤褐色になるが、写真の群れはすでに冬羽に換羽している。
因みに手前にいるのはハシブトアジサシ。
オグロシギなどを撮影したビデオはこちら。
撮影時に足場が悪くてバランスを崩したため、途中でカメラがぶれているのでご容赦ください。
こちらはアカアシシギ。
アカアシシギも群性が強いが、この日はあまり大きな群れはなく、せいぜい数十羽の群れだった。
文字通り足が赤い。
全長28㎝でそれほど大きくない。
夏羽は上面の茶色が濃くなり、下面の白にも斑模様が入るが、冬羽は写真のように全体的に白っぽい。
別の養殖池にチュウシャクシギの群れがいた。
体長42㎝でこの種も群性が強い。
「ホイ ピピピピピピ」という鳴き声が絶え間なく聞こえてくる。
くちばしが下に湾曲しているのが特徴。
飛ぶときは直線的で速度も速い。
夏羽や冬羽がなく換羽しない。
じっと佇むアオアシシギ。
夏羽と冬羽であまり大差ないが、やはり夏羽は全体に濃くなり、顔がやや黒くなる。
この写真もすでに冬羽になっている。
全長35㎝。
あまり活発に動かず、じっとしていることが多い。
横にいるのはタカブシギ。
タカブシギは夏羽になると上面のタカの模様が大きくなるが、色はあまり変わらない。
今は夏羽と冬羽の両方が見られる。
珍しいシギがいた。
くちばしが真っすぐで長い。
シベリアオオハシシギで、昨年3月に記録したことがあった。
全長33㎝。
夏羽はやや褐色がかり、冬羽は白っぽくなる。
伊天羽換羽中といったところ。
日本でもなかなか見られない個体数が少ない種である。
(つづく)
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朝から強い日差しが容赦なく照り付ける。
水が少なくなった養殖池に渡り鳥が来ていた。
この黒い塊のほとんどがオグロシギ。
オグロシギは群性が強い。
全長約38㎝。
北で繁殖を終えインドネシなど東南アジやオーストラリアに戻って来た。
Wonorejoでは越冬はしてないようなので、大半がオーストラリアに渡るものと思われる。
日本には春と秋の渡りのときに全国的に見られるが、春よりも秋の方が圧倒的に多い。
恐らく春と秋では通過するルートが違うのだろう。
オグロシギはくちばしが真っすぐで基部から中央までが茶褐色で先端は黒い。
夏羽では体が赤褐色になるが、写真の群れはすでに冬羽に換羽している。
因みに手前にいるのはハシブトアジサシ。
オグロシギなどを撮影したビデオはこちら。
撮影時に足場が悪くてバランスを崩したため、途中でカメラがぶれているのでご容赦ください。
こちらはアカアシシギ。
アカアシシギも群性が強いが、この日はあまり大きな群れはなく、せいぜい数十羽の群れだった。
文字通り足が赤い。
全長28㎝でそれほど大きくない。
夏羽は上面の茶色が濃くなり、下面の白にも斑模様が入るが、冬羽は写真のように全体的に白っぽい。
別の養殖池にチュウシャクシギの群れがいた。
体長42㎝でこの種も群性が強い。
「ホイ ピピピピピピ」という鳴き声が絶え間なく聞こえてくる。
くちばしが下に湾曲しているのが特徴。
飛ぶときは直線的で速度も速い。
夏羽や冬羽がなく換羽しない。
じっと佇むアオアシシギ。
夏羽と冬羽であまり大差ないが、やはり夏羽は全体に濃くなり、顔がやや黒くなる。
この写真もすでに冬羽になっている。
全長35㎝。
あまり活発に動かず、じっとしていることが多い。
横にいるのはタカブシギ。
タカブシギは夏羽になると上面のタカの模様が大きくなるが、色はあまり変わらない。
今は夏羽と冬羽の両方が見られる。
珍しいシギがいた。
くちばしが真っすぐで長い。
シベリアオオハシシギで、昨年3月に記録したことがあった。
全長33㎝。
夏羽はやや褐色がかり、冬羽は白っぽくなる。
伊天羽換羽中といったところ。
日本でもなかなか見られない個体数が少ない種である。
(つづく)
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