10月26日(金)~28日(日)
朝9時50分発:伊丹空港から仙台に向けて飛び立ち11時5分に到着しました。
主人が傘寿・私が喜寿のお祝いにと子どもたちから主人のリクエスト先である南三陸方面の旅行に
やってきました。
娘と次女は新幹線でやってくるので仙台駅で待ち合わせして私たちは仙台空港からJR仙台
へ昔はなかった電車に乗って行きました。
そこでレンタカーを借り娘の運転で鳴子峡まで連れて行ってくれました。
見下ろすと怖いくらいの凄い渓谷でしたが紅葉も始まっており素晴らしい眺めでした。
夕方に娘の旦那さんと息子夫婦も宿泊先の松島センチュリーホテルにやってきました。
孫夫婦は夜の12時頃に仕事を終わりチェックインしたそうです。
翌朝みんなで顔を合わせて食事後、南三陸方面に2台のレンタカーで出発です。
朝からあいにくの雨でしたが向かっている先が南三陸なのでまるで涙雨のようでした。震災から7年目で復興なっているのですが前には人家があっただろう所は唯、広々と広陵とした寂しい光景でした。
途中、復興の工事中の港で降りて聞いたところによるとまだどれだけの避難している方たちが戻ってくるか分からないのでということでした。
テレビでよく放映されていた南三陸のお店が集まっている所で東北の土産を買った後、新鮮な魚介類のお寿司屋さんで食事した後、地元の写真家が昔と今の同じ場所を映した写真館があり見て回りました。
7年前のひどい状況を思い出す過酷な生々しい写真に思わず涙がこぼれました。
消防署で「逃げてください!」と最後まで任務を果たした女性がありましたがこちらの消防署の建物鉄骨部分はそのまま残してあり周りは高い堤防を造られている工事の途中でした。
海岸線はまだ走れない箇所もあり山側の道を走って石巻で昼食した後は雨も上がりお天気になりました。(20年ほど前、主人とリアス式海岸をドライブしたことがあったのですが・・.)
HOTELのある松島に戻ってきて近くの写真館で娘の提案で記念撮影をしました。
瑞巌寺で紅葉のライトアップをしているというので食事の間までに散策してきました。
この夕食でみんなが集まって愈々、私たちのお祝いの会になりました。
豪華な船盛から豪勢な料理に始まりホテルの側から私たち2人にプレゼントまで頂きました。
いつの間にか皆が1人ずつお祝いのメッセージを書いたカードと品物(それぞれの誕生日に
送ってくれていたのにまたまた用意してくれて感動!!)を渡されて読み上げていると主人は
「80歳になってこんなに嬉しいことはない!」と本気の涙々でお礼の言葉を述べました。
それを見ていた息子ももらい泣きして私もお礼の言葉が震え泣きそうでした。
その感動の後でまたまた、娘が企画してくれていたのは息子と孫の誕生日が続いてくるので
2人の名前を書いたバースディケーキも来てみんなでハッピーバースディの唄を歌い孫の旦那様からもプレゼントを渡されて私も用意してきたのを2人に渡して皆でお祝いをしました。
私たちからも返礼の品を渡して賑やかな豪勢な食事会でした。本当に子供たちに大感謝でした。
翌日は松島湾の周航で美しい湾巡りをしました。昔はカモメの餌やりがあったのですが今はなくなって景色をゆっくり楽しみました。
その後、お昼の瑞巌寺を観にもう1度参拝してきました。やはり、夜には見えなかった参道の高木の杉の木が片側は全部流されてダメになり新しく植樹されていました。
まだまだあちこちに災害の後が残っている感慨深い感動の旅、子供たちに大感謝の旅でした。
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