レフェルヴェソンス(フランス料理/西麻布)
【2017年12月に当時の日付で記事を編集しています】
初訪問店については、すでに閉店していようと、賞味期限切れのネタであろうと、全て新記事を作成します。
※再訪店でTwitterの写真付きツイートによる実況がなかった場合は、後日画像をスライドショーで貼り付けています。
*予約が取れない西麻布の隠れ家フレンチ
2013/09/24に、東日本大震災チャリティイベントの一環として開催された
はっぴーらんちぷろじぇくと の会場となったフレンチレストランにようやく再訪。迷うことなく半休取って、閑静な高級住宅街にひっそりと佇む超人気店で優雅に平日ランチと洒落込みました。
スタイリッシュな外観。
最寄り駅の表参道からもけっこう歩くし、途中に目印になるものもなく、立地的には恵まれているとは思えないけれど、閑静な住宅地ゆえの「隠れ家」感がなんともいえない雰囲気を感じさせます。
店内は大きな窓から中庭?の緑も見えて(トップ画像参照)開放的ながら、ランチタイムでも暗め。
テーブルセッティング
クロス、お皿、ナプキンの白が際立ちます。
ウエルカムドリンクは金の盃でいただく冷酒。
パンに添えられて登場したオリーブオイルには豆腐とサワークリームが。
スタートはシャンパーニュ
Champagne Le Brun Servenay Grand Cru Brut Selection
ル ブルン セルヴネイ ブリュット セレクション
「より道」というランチコースをいただきました。
※友人がチョイスした「海と大地が出会う場所へ~」とシェアしたお料理もあり。
アミューズ
鱧、南瓜、バジル、すだち(両コース共通)
左が南瓜と鱧、バジルのエスプーマで3層を成すミニグラス、右はすだちのシャーベット。暑い季節にピッタリの清涼感あふれるアミューズです。
前菜とペアリングワイン
すずかぜ~
翡翠茄子と蝦夷あわび、ディル、白味噌と茗荷
かなり和の趣の強い前菜です。
オーストリアの
Christian Tschida Himmel auf Erden クリスティアン チダ ヒンメル アウフ エーアデン と共に。
こちらは友人のオーダー。
萌出~
グリーンアスパラガスのソテー、桜海老、桜肉、サバイヨンソースと酸葉たち
ペアリングはフリウリのロゼ
PARASCHOS NOT 2012 パラスコス ノット。
生江シェフのスペシャリテとペアリングワイン
定点~
蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ(両コース共通)
トロトロに煮込まれたキントアハムの上には、4時間火を入れたという蕪が丸ごと乗っています。
アルザスの自然派
Gerard Schueller Pinot Gris La Cuvee de l'Oncle Leon ジェラール シュレール ピノ グリ ラ キュヴェ オンクル レオン と共に。
メインディッシュとペアリングワイン
アップルパイのように #19~
穴子、はまぐり、新ごぼう、手長海老とりんご、浜の香りのソース、時季の野菜
ドーム状のパイに旬の食材を使ったお料理を詰め込む此方の看板メニュー。番号が記されているので、これが19番目のヴァージョンなのかな?
一皿で様々なテイストが楽しめてフレッシュなお野菜もたっぷり食べられるヘルシーな一皿。
アンフォラで熟成させるスペインのビオ
Mendall Vi de Taula BB2 メンダール ピ デ タウラ BB2 と共に。
こちらは友人のオーダー。
灼熱の太陽~
阿蘇あか牛もも肉のロティとパースニップ、燻製ムール貝、イチジク、野生のウイキョウ
ペアリングはコート デュ ローヌのこだわりシラー
Domaine Les Bruyeres Crozes Hermitage Entre Ciel&Terre ドメーヌ レ ブルイエール クローズ エルミタージュ アントレ シエル エ テッル。
メインのお料理では柄が色違いのナイフから好みのものを選べます(私は細工が美しいシルバーを)。
デザート
緑の山~
空豆のクレームと桑の実のコンフィチュール、トンカ豆のアイスクリーム
モンブラン(白い山)のグリーンヴァージョン。栗の代わりに空豆で、ってなかなか思いつかないかも。すごくあっさりしていて、個人的にはモンブランより好き。
あの島へ旅するように~
タルトショコラとアカシアのアイスクリーム、レモンタイム、マカデミアナッツ
友人のオーダー。
デザート以外はすべてシェアしていただいたけれど、前菜もメインも友人が選んだコースの方が好みでした。
それにしても昼間からいただくにはゴージャスすぎるクオリティ・・・これが4,800円(税・サービス別)とは素晴らしく良心的なお値段ではないでしょうか!?
デザートのあとは可愛らしい盛り付けの小菓子に
World peace という名前のピーナッツミルクが登場。
イタリア人が好んで飲むアーモンドミルクのピーナッツ版というか、クセになりそうな不思議テイストの飲み物でした。
マネージャーの青島さんが目の前で丁寧にたててくれる「お薄」で〆てごちそうさま。
最近は本場フランスでも空前の日本ブームが起こっていると聞くけれど、日本のフレンチにも和の食文化を積極的に取り入れる傾向が強いように感じます。
それでも茶の湯パフォーマンスまでやっちゃうお店は此方くらいかなぁ。外人客は大喜びしそうですね。
ジンジャークッキーをお土産にいただきました。
支払いはワインのペアリングを含め約12,000円。ごちそうさまでした。
※いただいたワインの詳細データについては
こちら をご参照ください。
■レフェルヴェソンス
□12:00~16:00(L.O 13:30) 18:00~23:00(L.O 20:00)
□日・月曜を中心に月8日
□港区西麻布2-26-4
□03-5766-9500
16/08/03のツイログ