
カフェ・ローズマリー(フランス料理/湯島)
閉店しました
*2007年の食べ納めは毎年恒例の「Cafe Rosemaryでクリスマスディナー」!
この記事でようやく‘07年末ネタは全て終了です。
都内でクリスマスディナーをいただくために選んだお店は、お馴染み湯島の
Cafe Rosemary。
オーナーシェフの梶川さんが湯島にお店を構えてから8年、毎年必ず予約を入れています。きっちりとフルコースで美味しいフランス料理が食べられて、クリスマスの特別メニューにもかかわらず8,500円という奇跡のようなCP。しかも乾杯用のシャンパンカクテル(キール・ロワイヤル)1杯付きですよ!
このご時世に良心の塊のようなレストランです。

🟩お店の軒先?にぶら下がっていたサンタさん
昨年はお知らせが結構急だったこと、私がクリスマスドンピシャの12/25しか行けなかったことで同行者が見つからず苦労しました(1人でも絶対に伺うつもりでした)が、かおりんが「誰も見つからなければ忙しいけど付き合ってあげる」と言うので泣きつきました。2007年食べ歩きの締めくくりに相応しいディナーになったと思います。

🟩店舗前には可愛い天使のディスプレイ

🟥キールロワイヤルとアミューズ
食前酒のシャンパンカクテルで「乾杯」。ひと口サイズのオードブルは、岩手産‐真木沢ポークのリエット

🟥冷前菜(4種盛合せ)
手前右から時計回りに、
茸のエスプーマ、鴨肉のパテ(真空調理で)、姫サザエのエスカルゴバター焼き、北海ボタン海老の網焼きとトマトのコンフィ

🟥温前菜
フォアグラのフラン。 蕪蒸、ビーフコンソメと共にいただきます。
蕪をくり抜きフォアグラを詰めてあります。フォアグラは大根や蕪と相性がいいんですよね。
コンソメスープがこっくりと濃厚でまたウマ~(゜д゜)!!

🟥お魚料理
オマール海老とあんこうのマーブル仕立て プロヴァンスの香りを添えて
異色の組み合わせ。意外やあんこうはフランス料理でよく使われるようですね。
ややオマール海老の風味に押され気味だったのが残念だったけれど、あんこうの新たな魅力を発見。
私はブイヤベースみたいにスープ仕立てでいただくのが好みですが。

🟥お肉料理
蝦夷鹿ロース肉のポワレ カシス風味
蝦夷鹿はジビエの中でもくせがなく、お肉も柔らかくてとても繊細な味わい。増えすぎているせいか昨年暮れにはどこのレストランにもありましたねぇ。かわいそうなんですが、ホントに美味しいんです。
私は牛の肉より断然好き。野生動物だけに脂肪が少なく、ロースにもかかわらずとても食べやすい。フルーツのソースと相性が抜群なところもいいですね。赤ワインによく合います。

🟥聖夜のデザート
手前(木苺ソルベ隣り)のアイスクリーム、なんと白胡椒が使われています。
これがヴァニラと以外にも絶妙にマッチしていてくせになりそうな美味しさ。甘さの中にピリッと刺激がある感じ。タルトタタンもしっとりしていて◎。

🟥お口直しのグラニテとパン
どちらにもローズマリーが。練りこんで焼き上げたパンは爽やかな香りが食欲をUP、グラニテはお口の中がサッパリ。

🟥コーヒーとワイン
食後のコーヒーはおかわりもOK。
この夜、ディナーのお供に選んだワインは、ルイ・ラトゥールのブルゴーニュルージュ。あまりにも普通のチョイスだったかなぁ。でも重すぎず、コンソメやオマール海老とも良く合うんですよ。
蝦夷鹿のカシスソースにもドンピシャ!なんと4,600円。
昨年は伺う機会がなくご無沙汰してしまったので、今年はマメに通いたいと思います。
都内でこんなに居心地のいいお店、他には知らないので。
■Cafe Rosemary
□11:30~14:00(L.O) 17:30~21:00(L.O)
□水曜定休
□文京区湯島3-1-4 会田ビル1F
□03-3837-1455
※前回のカフェ・ローズマリーは
こちら