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十三の冥府を読む

2004-05-09 22:40:58 | 生活の中で
近頃 北東北の超古代史に纏わる本を読むことが多かった
明石散人 鳥玄坊の三部作 鐸木能光 鬼族 もう一冊読んだ気がするが忘れてしまった 別に二冊とも北東北を書いているのでは無いのだけれど その醸しだすおどろおどろしい雰囲気が自分的には北東北かなと
思えてしまったのです タイトルの本はご存知でしょうが内田康夫氏の著作です 私は彼の本が非常に好きでした 145冊目位までは出れば
必ず読んでいました 今でもほとんど総てのタイトルは揃っていると
思います ただここ4・5年はあまり作者も精力的に出さなかった事もあり 何か遠ざかっていました たまたまこの本を頂いたこともあり
読み始めたら一気に読んでしまいました
「都賀留三郡史」なる本物とも偽物とも付かない古代文書とそれに絡めて発生する数々の殺人事件と 其々の登場人物のもつ人生の柵
浅見光彦のパズルが完成するに連れて見えてくる何ともいえないジレンマ 最後は誰も傷つけない形で幕が引かれることは 従来と変らない
パターンなのですが「都賀留三郡史」を発見したとされ 更にそれを
宗教的な狂信にまで利用したとする神主に対する作者の悪し様な表現は
今までに無く強く 小説の筋より 何が有ったのだろうと別の興味が湧くほどでした 甲府の ほうとう まずい! 以来でしょうか 
内田康夫のここ2・3年の本が買ったり頂いたりして5冊くらいはあります リストをもう一度整理してやはり全部読みましょう・・・ 
 写真はピラカンの花です 今日は散り始めています

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